☆癖その1☆
ヒールサイドターンで、後ろの手が挙がってしまう人、後ろの手に力が入っている人
荷重の方法と、ストロークの方法が間違っています。
板に荷重するときに、前足の上や後ろ足の上といったイメージで重心移動している人に出る癖です。
また、
上下動をしようと思ったときに、椅子に腰かけるようにお尻を最初に下げてしまう人に多い癖です。
内倒と言われる状態で、体軸と一緒に重心が背中側に多くなってしまった分、後ろの手を挙げてバランスを取らないと倒れてしまうから、どうしても手を挙げないと滑られないのです。
それを直すためには、「棒立ちカービングターン(上級者向け)」「屈伸とストロークの違いとその注意点です」「ノーズドロップするよ ヒールサイド編」「知らない人、出来ていない人が多いノーズドロップ(中上級者向け)」のページを読んで練習してください。
書いてあることが実践できるようになるころには、後ろの手は挙がっていないでしょう。それどころか、両腕を脱力して体幹を使ったターンができるようになっているはずです。
☆癖その2☆
ターン中に前の肩が閉じてしまう人、前の肩や手が胸の前にでる人
逆ローテーション(逆ひねり)になっています。
初級者のときの、後ろ足を振り出すようにしてスピードをコントロールしていた癖が残っています。
角づけをしていくらカービングのような滑りになっていても、本当のカービングターンではありません。
正しい荷重移動によって、ターンの谷回りで板と体が同調してターンする順ローテーションの滑りに直す必要があります。
それを直すためには、「ノーズドロップするよ ヒールサイド編」「知らない人、出来ていない人が多いノーズドロップ(中上級者向け)」のページを読んで練習してください。
書いてあることが実践できるようになるころには、もう前方の手が胸の前にでるような窮屈な滑り方にはなっていないはずです。