レッスンですること

では実際に一日レッスンの流れを書きます。

☆集合点呼、リフトチケット確認、服装用具のチェック☆

スクール受講生は多くても10名までです安全のため、

平日ならプライベートレッスンのようにマンツーマンで教えてもらえると思います。

どちらにして集合時間に準備やトイレを済ませて遅刻しないようにしましょう。

リフト券は、初心者なので回数券がいいと思います。

もしあまったとしても次回来た時にその残りを使えるからです。

使用バーンにもよりますがリフトに乗る回数は、午前2回、午後4回くらいが平均的です。

リフト券ケースを腕のところにつけたり、首から下げたり、腰にぶらぶらさせると、

間違いなくその日のうちに転倒した時に紛失します。

ニット帽、ゴーグル、リーシュコード(流れ止めのひも)をしていない人が時々いますが、

必ず、かぶったり、つけたりして下さい。

またブーツのひもが緩いと上達に影響がでます子供や女性は気を付けてください。

捻挫などの怪我につながります。

以前の投稿で「セッティング」を書きましたが、

人からのもらい物やレンタルの場合、あなたにあったセッティングになっていないことが、

これもまた多いです。

実際レッスンが始ってからでは他の人を待たせたりすることになるので、

よくわからない場合は事前にスクールスタッフに相談してください。

どこのスクールでも喜んで合わせてくれるはずです。

服装や用具、リフト券、集合解散場所の確認が済んだら、

使用する斜面へ移動します。

☆準備体操☆

普段スポーツしている人でも一日スノーボードをすると、

全身むらなく筋肉痛になります。

普段使わない筋肉を使うからっていうのもあるけど、

転んだときに体をかばおうとして力むからっていうのが一番の原因です。

じゃぁどこをストレッチするのがいいかと言うと、

全身して下さい。

首や手首、足首はもちろん、

腕や足の表も裏の筋肉も伸ばして下さい。

関節鳴らす人は鳴らしたほうがほぐれます。

ウェア着たり、ブーツ履いたり、慣れないボード運んだりで、

それだけでも体ってあったまったりするけど、

それでも準備体操はして下さい。

☆スケーティング→転び方→基本姿勢→サイドスリップ☆

初心者レッスンでは、レッスン内容が教える人によって前後するけど、大事なのは怪我なく、

安全にスノーボードに慣れていけるかどうかってこと。

スケーティングっていうのは、スノーボードに片足だけ付けて移動する方法です。

片足付けるときに装着方法を学べるし、ボードの重さ、エッジの使い方、滑る程度を知ることができる、

っていう目的があります。

当然スケーティングができるようになるってことが目的だけど、ちゃんとできなくていいんですまだ。

そのうち出来るようになるんで慣れるってことが大切です。

転び方っていうのは、怪我の多い上半身を守るために覚えま。す

実際滑走しているときは転んだときに何かする余裕がないほど一瞬で転びます。

けどその一瞬で考えるよりも先に体が反応するほど練習しておけば、

怪我の程度に大きな差が出るんで、転び方なんてと軽く思わないで真剣にやりましょ。

手首や後頭部、膝など体の端を雪面に最初に着かないように体全体で衝撃を分散させます。

基本姿勢っていうのは、今は、スタンス&ポジションっていいますが、つまりは一番安定できる姿勢のことです。

セッティングの影響を受けますが、力みがなく、膝や腰、肩がつま先の向くほうへ向けて下さい。

簡単に言うと中腰になってほしいのですが、上下前後左右に偏らずに、どこにでも動ける余白を残した状態です。

基本姿勢は重要なのでくどくなるけど、厳密には腰をおることを最優先にその結果膝が曲がる程度に、

中腰になってください。

こんな書き方ではわかんないと思うけど、寄り道なしに上達したいときはこのあたりから、分岐していきます。

サイドスリップっていうのは、ボードを斜面下に向けて横にして、滑って行く方法です。

エッジの強弱でスピードコントロールするけど、足元みてたら上達しません。

足裏で感じて進む先に目線を向けてください。

エッジの強弱は、足首で調節しては決していけません。もう一度言います。足首をやたらと動かしてはいけません。

どっちかというと固定して動かさないようにします、ブーツも硬し、それに逆らわないようにします。

コツを一つだけ言うと、ほんの少し、前に体全体を倒すように思うことです。倒すと倒れるから思うだけ。

思う程度のわずかな動きでバランスが前に移動するから、ボードが斜面を下ろうとします。

それに置いて行かれないように、これまた動く前に心つもりをすること。

このつづきは、「リフトに乗るよ、そして降りるよ」で。