スノーボードの用具選びのポイント

スノーボードを始めようと思ったけど、

値段もいろいろ機能もいろいろで、

買って後悔しないか迷っている人向けに書きます。

☆ウェア☆

防水は(強)30000ミリ~(弱)5000ミリまでありますが、

長い間雪の上に座れば冷たいし、雨が降ればどれも同じです。

10000ミリもあれば十分です。

リフトに乗っていてもお尻が冷たくないように、

また、安全面においても尻パットは必ず履いてください。

サイズは、普段着で考えている基準で選ばずに次の点に注意して下さい。

①パンツは腰履きが基本ですが尻パットをしてもキツクナイウエスト周りのもの

②ブーツとビンディングをしていても、床に裾がつくくらいの裾周りのゆとりがあるもの

 裾の長さは裸足で履いたら10㎝くらい引きずるくらいでないと短く見えます。

③ジャケットは首周りの肌触り、ウェアの生地の質感で不快でないもの

④ジャケットの袖は手のひらの半分くらいまであるくらいがベスト

あとは色柄など好みで選んでください。

☆ゴーグル☆

まずゲレンデでゴーグルは必ずしてください。

雪目といって眼球が紫外線でやられます。

ニット帽とゴーグルで、髪や目を紫外線から守ってください。

女の子で髪をなびかせている子がいますが、幾ら可愛くても残念な感じです。

レンズは必ずダブルレンズのものを選び、価格は10000円以上のものにしてください。

レンズの内側が雪が入ったわけでもないのに曇るゴーグルは駄目です。

よいゴーグルを買ったらレンズの取り扱いには特に注意して下さい。

拭くなら買ったときに入っていた柔らかい布の袋で拭いて、

レンズの曇り止めは決して使わないでください。

レンズのカラーにはいろいろありますが、

軽くミラーになっているものが曇りや降雪、晴天でも凹凸が見やすく、

クリアー、ピンクなど淡い色がベースを選びましょう。

☆グローブ☆

これも防水性が高いに越したことはないですが、濡れるときは同じです。

手首のところは、グローブの上にウェアの袖をかぶせるので、

グローブの手首のところが長すぎないもので十分です。

最近のウェアにはジャケットのほうに雪の侵入を防ぐものがついています。

防寒性においては、女性は暖かいものを選んでください。

初級者は転倒したときなど手が雪に触れる回数が多いので、

GORE-TEXのものがよいと思います。

上級者になれば濡れることがあまりないので、

ハイシーズンでもパイプグローブなどでも大丈夫です。

☆ブーツ☆

ボードをするときのソックスを履いたうえで、履き心地のよいものを選んでください。

お店でブーツは硬いと感じると思いますが、

その中でも、硬いものはハイスピードで滑る人向けです。

柔らかいものには安いものもありますが、

ただ安いだけでは足首の捻挫に繋がるので注意して下さい。

ブーツを履くとき、紐の代わりにダイヤル式、コード式がありますが、

子供や女性でない限り昔ながらの紐が一番よいと思います。

ブチっと切れることはないし、安いし、万が一でも代用しやすいです。

他のものは便利さの代わりに、長期的に使うと破損して、ゲレンデで困ることがあります。

☆ビンディング☆

選んだブーツに合うものを選んでください。

特にヒールカップといってブーツのかかととビンディングのかかとのアーチが、

無理なくぴったりな物を選び、ハイバックはブーツの自然な前傾に添うものがいいです。

ビンディングにもフレックスといって硬い柔らかいがありますが、

とくに気にしなくてもいいです

☆ボード☆

最初始めるときは、柔らかいものをおススメします。

上級者になりハイスピードで滑る機会が増えるようならそれにあわせて硬めのものに、

買い換えてください。

サイズですが、長さよりも幅を優先してください。

選んだブーツを板のビンディング取り付け位置に置いてみて、

つま先かかとが板からあわせて3cmまでしかはみ出ないものを選びます。

まったくはみ出ないってことはないので、はみ出すぎないものをと考えてください。

その上で長さを選ぶなら、身長マイナス15~20cmのものを選びます。

全体として言えることは、スノーボード雑誌をみて、DVDをみて、

かっこいいと思える着こなしを諦めずに追求することです。

そうしていくと、だいたい上記のようなポイントを抑えておくことが重要になります。