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Somekawa & vafirs

『「トモダチになる」オペレーション』

西川正一郎

甚大な被害を出した東日本大震災。一刻も早い復興を心から願っています。
アメリカから、特に米軍からの援助は日本人にとって心強いものでした。
その際に使われたのが「オペレーション・トモダチ」という名称です。

この「友達」というキーワードに別の機会でもよく接するようになり、気になって広辞苑を調べると「親しく交わっている人。とも。友人。朋友。」と出ています。
また、インターネットで調べると「互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人」ともあります。
私が最近「友達」というキーワードに接する機会というのは、実は、インターネット上のソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下SNS)である「Facebook(フェイスブック)」なのです。
ビジネスツールとして使えるといいなと思い、つい先日始めました。

SNSとはなんぞや?という方のために簡単に説明しますと、いわゆる胴元の所に自分のプロフィールを登録して、 インターネット上でそのプロフィールを元に、自分を含む他人同士が胴元を介して情報を閲覧したり共有したり、発信したり出来る仕組みで、 数々ある胴元によって方法や条件が違いますが、他人と「つながる・意見交換する」という目的はほぼ同じです。
結婚相談所とハローワークとバンドメンバー募集の広告と、昔あった駅の伝言板みたいな何でもかんでもが合わさったような、 インターネット上の架空の社会とでも思っていただければいいかと思います。
Facebookとはなんぞや?と言う方にも少しだけ説明を加えます。
最近、映画にも取り上げられていたので、Facebookという言葉自体に聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、SNSの中の有名な胴元の一つで、 世界レベルで見ると巨大なグループと言うか最大級の一大コミュニティであるといった感じでしょうか。
CMでよく目にする、モバゲーやGREEも日本有数のSNSです。

さて、SNSであるFacebookですが、自分のプロフィールを登録するときは実名が大原則で、匿名性はほぼ皆無です。
私が今までやっていた「mixi(ミクシィ)」とは、対極にある感じです。
mixiもSNSのひとつで、ニックネームで登録できて、娯楽の要素が非常に高い作りになっています。
一方、Facebookの方は道具的な要素が強く、レイアウトや色使いも比較的シンプルで信頼感や安心感と言ったものを重視しているように思います。
そのFacebookのトップページに「友達を探そう」や「友達を検索」というボタンが配置されていて、実際にいとも簡単に知り合いを見つけることが出来ます。
逆に見つけられることもあり、「友達リクエスト」というものが来ます。
遠方の知り合いや、最近連絡を取っていない同級生や幼なじみからリクエストが来ると、嬉しかったり驚いたりするのですが、ごくまれに知らない人からもリクエストが来ちゃったりします。
リクエストが来ると、「承認」か「無視」のボタンを押さなければならない仕組みになっているのですが、面識がない人への返事は、私にとって難しい選択です。
前述したとおり、私の考える「友達」とは広辞苑や辞書のとおりで、「親しく交わっている人」であり、「互いに心を許し合って、対等に交わっている人。一緒に遊んだりしゃべったりする親しい人」なのです。
はたしてこの人は友達なのだろうかと悩みつつも、ネット上の話でもあり、これも何かのご縁、これから友達になればいいのではと言う考え方から、たいていの場合「承認」を選択しています。

友達承認が終了してFacebook上で友達になると、その人がFacebook上で発言したり返答したりしたこと、誰それと友達になったとか、どこそこにいたとか、 何かについて感想を述べているとか、自分のプロフィールの趣味の項目に何かを書き込んだだとかが、自分のFecebookのページに全部表示されます。
何から何まで自動的に全部表示されます。
便利と言えば便利なのですが、いろんな友達がいるわけですから、この友達はコレが好きであの友達はアレが好きでこっちの友達はこんなのが好きでこんなのが嫌いなどを知っていても、 お構いなしに自分や友達が発信したこと全てが原則として開示されてしまいます。

そこで、ふと思ったのは、米軍の作戦名はともかく、英語の「friend」と日本語の「友達」の間には若干のニュアンスの違いがあるのでないかということです。
いや、違うに違いありません。違わないことが違うのではないでしょうか。(詳しいことは言語や文化の専門家の方、フォローお願いします!)
Facebookはアメリカ人が始めたというのもあると思いますが、英語版のページをそのまま日本語にしただけでは、理にかなわない事があるのかもしれません。
知らない人と画面の上だけの情報でいわゆる「友達」になるという事に、少し違和感があるのは私だけでしょうかね。
考えすぎでしょうか。私は思いつきませんが、実情にあったもっと適切な表現があるのではと思っています。
何百人、何千人の「友達」を持っているFacebookユーザーも少なくありません。
全く持って否定する事もありません。が、著名人ならともかく、こと私に至っては無理かもという感じがしています。
実際にmixi上の友達である「マイミクさん」は私の場合50人ほどで、30人を超えたあたりからだんだん訳がわからなくなってきて、 一人一人に対して細かいケアが出来なくなってしまいました。
私のマイミクさんたちは、お会いしたことがあって本名も知っていて、住所や少なくとも住んでいるエリアを知っている人たちばかりで、私にとって今のFacebookの実名登録という意味からすれば大きな違いはない状態でした。
ただ、本腰を入れて探さないとmixi上で何の繋がりもないところから見つけたり見つけられたりするのは難しかったかもしれません。
そして、マイミクさんのほとんどが同じ趣味を持っていて、その話題や情報についての交流の場と言った感じでした。

Facebookの場合、実名登録と言うこともあって、私のFacebookの友達の数は少ないですが、同級生の友達の割合が多くなっています。
名前で検索できるという事が大きいと思います。
名前以外の検索方法も充実していて、学校名でも検索できますし、出身地や勤務先や住んでいる地域などでも検索が可能です。
その点からも、ビジネスのツールとして活用できると思ったのですが、今のところ私には方向性すら見えていません。
Facebookで何が出来るのか、何を発信したらいいのか、始めたばったりで自分の中での試行錯誤がまだまだ続くと思いますが、何かしらの新しい事が出来ればと思っています。
そして、Facebookの機能である、いろんな人たちと友達になるという事柄にも慣れて行ければと思っています。
反面、ネットのツールなんかに自分の考え方を合わせてどうするという思いもあるのも事実だったりします(笑)

それはともかくとして、手始めにと言うわけでもないですがFacebook上に「ロブロイスト」という項目を「団体」として勝手に立ち上げてしまいました。
マスターの許可は得ておりません、すいません。
写真も勝手に使いました。重ねてスイマセン。
既にFacebookユーザー向けの伝言としては、是非「いいね」やコメントをお願いしたいと思っています。

最後に、Facebookを始めたいけどやり方がわからないと言う方には
http://www.facebook-japan.com/use/part2/registration.html
に分かりやすい解説が載っています。

そして、新規に登録したら友達リクエストお待ちしております!
実名で登録してあるので、検索すればHITしますが、手間を省くために書いておきます。
私のページはhttp://www.facebook.com/show16です。
決してFacebookサイドの回し者ではありませんが、この「ロブロイストの日々」で友達募っていいのかな(笑)

<ロブロイストの日々>  毎・月始め更新いたします。