西川 正一郎
日本全国、秋真っ只中。
紅葉、ぶどう狩り、森林浴、ハイキング、グルメ、温泉等々。
遊びに行く先はつきず、気持ちの良いドライブシーズン でもあります。
ご多分に漏れず、私もクルマでそういったところに行くことが多いのですが、幸か不幸か仕事でと言うのがほとんどです。
そして、行き帰りの運転中、特に帰りに睡魔に襲われることがかなりの確率であります。
私の仕事は複数人数、だいたい4〜5人で動くことが多く、契約上他の人が運転すると言うのが難しい状況だったりします。
どの業種もそうでしょうが、時間に追われ、ゆっくり休憩するとか仮眠するとかもままなりません。
そういうときに私は、単純明快な言葉遊び「しりとり」をやろうと提案します。
車内に男しかいないときは、オプションとして「エロ」をつけます。
そう、「エロしりとり」。
要するにエロい言葉でしりとりします。
女性がいても、ノリのいい人なら問題はないと思いますが、経験上男だけの方が盛り上がります。
もちろん、女性だけでも盛り上がるでしょう。
一口に「エロい」と言ってもかなり奥が深い。
直接的な言葉はもちろんOKなのですが、「エロしりとり」を進めるに従って、ゴージャスで文学的でかつ刺激的な言葉を選ぶようになってきます。
とはいえ所詮エロなんですけどね。
「エロのロ!」
「ろうそく!」
「ろうそくってエロいか?」
「そりゃエロいだろう。ろうそくだぞ」
「まぁ、ヨシとしとくか」
「ク(自主規制)!」
「(自主規制)!!!」
はっはっは! (自主規制)!」
「(自主規制)、(自主規制)」
「(全面的に自主規制)!」
「松方弘樹!」
「おお、エロいなー」
「うん、十分エロい!」
「キス」
「エロいかもしれんけど、おもろないよなー」
「もうちょっとなんか考えれよー」
「今回は許してくれよ!」
「しゃーねーなー、じゃ次は「す」ね」
「スクール水着!」
「おいおい、危ない方向に行ったぞー、おい」
「ギリシャの女」
「エロい感じがするけどさー、ほんなんやったらギブスしてる女とか議事録速記官の女とか銀ちゃんの女とかでもイーやんかー。だめやわそれはー」
「でもエロいやろいやー!」
「ちょっとエロいと思う、、、、」
「ほやろいやー、エロいがいやー!」
「じゃイーよ、ギリシャの女で、、、、」
「なすび」
「野菜やろ!」
「でも、エロいぞ。こうやったりこうやったりすると」
「・・・・・・・・」
「ビロード」
「何か知らんけど、響きがエロいな」
「うんうん、何かエロい」
(そろそろ何が何だかわからなくなってきている様子)
「度肝!」
「エロいって言うより、やばいなー、それって」
「ぬかされてー!」
(想像力はふくらむばかり(笑))
「モスクワの女」
「エロっぽいけどさー、そのシリーズやめれってー」
「また「な」かよ!」
「(自主規制)」
「そりゃ(自主規制)、(自主規制)」
「(自主規制)!」
「(自主規制)」
「(自主規制)」
「(自主規制)(自主規制)、(自主規制)」
「(自主規制)!」
「ポインセチア!」
「どーなんだ、それって?」
「ポ・イ・ン・セチアやぞ、どーや」
「ま、ポ・イ・ンやしな」
(もう、ほぼ麻痺状態)
「汗」
「うあー、これはエロいぞー」
「もう、倒れそうやな!」
(想像力のみ大暴走中!)
「(自主規制)屋ケンちゃん!!!」
(ちっともゴージャスでも文学的でも何でも無い、、、、)
とやってる間に、ちょうど到着です。今日もお疲れ様でしたー!