木像大権現修理菩薩倚像
※中国浙江省の招宝山に祀られた航海守護神。同地の阿育王山広利寺の伽藍神でもある。道元が入宋の帰路にあらわれたので、我が国に招いたと伝え、曹洞宗寺院では伽藍神として安置する。 |
木像阿弥陀如来坐像 |
本尊 木像釈迦牟尼仏坐像
※釈迦牟尼仏とは、釈迦族の聖者という意味。慈悲と知恵の二徳を備え、悟りを開いて、ひろく衆生を済度して仏教の祖である釈尊をいう。 |
木像釈迦牟尼仏 |
木像達磨大師倚像
※禅宗の始祖。南インドに生まれ、中国に渡り梁の武帝の尊崇を受け、嵩山の少林寺で九年間面壁座禅を行い、左臂を切って誠を示した慧可(えか)に禅の奥義を授けたという。
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普賢菩薩
普賢菩薩と読み、究極の慈悲を司る法華経の守護者とされる。釈迦三尊では文殊菩薩とともに脇侍とされる。普賢菩薩は6本の牙を持つ白像の上に乗っている。
左手に蓮華、右手に経典を持っています。
合掌しているものや、如意を持っているもの様々です。
高い神通力と威徳によって数えきれないほどの菩薩を連れて、当方からやってきたとされる。
※普賢菩薩の十大誓願
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文殊菩薩
文殊師利般涅槃経によると、舎衛国の多羅聚落の梵徳という、バラモンの家に生まれたとされる。
文殊菩薩の徳性は悟りへ至る重要な要素、般若である。尚、本来悟りへ至るための知恵という側面の延長線上として、一般的な知恵(頭の良さや知識が優れること)の象徴ともなり、これが後に「三人よれば文殊の知恵」ということわざを生むことになった。 我々の曹洞宗寺院では、座禅堂に置かれることが多い。
獅子の背の蓮華座に結跏趺坐し、右手に知恵を象徴する宝剣、左手に経典を乗せた青蓮華を持つ。
真行寺は本尊の左手に安置。 |
十一面観音像(逗子入)
※観音像には、沢山の顔(面)とたくさんの腕(臂)がついている異形の仏様が少なくありません。こういった様相を多面多多臂といいます。この中で特に広く信仰されているのが頭に十一の顔をもつ十一面観音です。11の面は、救済者としての種々の能力を十一の顔で表現しています。 |
《方丈ノ間》安置
木造大黒天立像
大正弐年十月下旬大仏師
宮崎友輔 鑑定
運慶作に相違ありません
※永年当山の歴住職は自仏として方丈に安置し、朝夕礼拝山門の安全隆昌を祈念しております。 |
木像 阿難尊者立像
※堤婆達者の弟、釈迦の徒弟にあたり、釈迦10大弟子の一人で、迦葉についで教団の統率者となる。
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開山堂安置
木像謙室呑益大和尚倚像
大乗寺十五世を開山に請じた。
「大乗寺開山 徹通義介大和尚/二世 瑩山紹瑾大和尚/三世 明峯素哲大和尚 各禅師位牌が並ぶ。
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木像茶吉尼天像
※人の心の垢の垢(あか)を食い尽す神。大黒天の眷属夜叉とも云われる。狐の背中に跨る(またがる)。 |