報恩講    どうぞお誘いあわせお参りください
   
                     「正信偈」のおつとめ
ご法話
   
ピアノ演奏   

私は今でも耳に残っているんですけど、「秋になるとあちこちのお寺で報恩講が勤まるやろ。お参りの後に皆で恩徳讃を歌うわね。その時、ウラの背中からいつも冷や汗と油汗が流れるがや」と言われました。なぜ冷や汗と油汗が流れたのでしょうか。皆さんはどうですか。「恩徳讃」を歌っている時、冷や汗と油汗が流れますか。なぜ冷や汗と油汗が流れたかというと、これだけ長い間親鸞聖人にご苦労をかけて仏法を聞かせてもらいながら、その教えに背いてばかりいる自分というものが「恩徳讃」を歌うたびに見えてくるのでしょうね。その恥ずかしさ、傷みというものが感じられて、背中から冷や汗と油汗が流れたのでしょう。そういう形で親鸞聖人に申し訳ないなと、逆に聖人に出遇っておられるのではないかと思います。      

          (松本梶丸師法話集『知恩報徳』順教寺発行より
■順教寺 報恩講 プログラム

◎あいさつ
◎「真宗宗歌」をみなさんで斉唱。 
◎勤行
 ■正信偈 真四句目下
       念仏讃 淘五
       和讃 五十六億七千萬 次第六首
 ■回向 願以此功徳

 ■御俗姓拝読

◎ご法話

◎あいさつ

◎おとき(お食事)
   

お彼岸法要

■ごあいさつ
 報恩講は、宗祖親鸞聖人(1173〜1262)が出遇われた念仏の教えに、現代を生きる私たちもまた遇い得たことを慶び、如来、師主知識(それぞれの時代・国にあってお念仏を相続されていかれた方がた)の恩徳をいただきなおし、その歴史に目覚めていく、真宗門徒にとって大切な御仏事です。
 親鸞聖人の御苦労をしのび、皆さまと共に、仏法を聴聞したいと存じます。

「こども報恩講」はこちらからどうぞ

【日時】 2017年10月1日(日) 午後2時

【場所】 金沢市北寺町 順教寺

【法話】 相馬 豊 師 (白山市 道因寺住職)
 


報恩講「のぼり」

順教寺
宗祖親鸞聖人に遇う