Winter Fleur

6日の石川県内は気圧の谷の影響で曇り空が広がり、一部で雨が降った。正午までの最高気温は金沢15.8度と平年並みか、平年を2度ほど下回った。

金沢市長坂町の曹洞(そうとう)宗大乘寺では、木々が色づき始め、参詣者が秋の古刹(こさつ)の眺めを楽しんでいる。同寺によると、山手の仏殿側から紅葉が始まり、全体で1割ほどが色づいている。見頃は今月下旬まで続く見通し。

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8日の石川県内は気圧の谷の影響で、次第に曇り空となった。朝方は放射冷却のため冷え込み、午前中の最低気温は輪島市三井1.6度、小松3.9度など7観測地点で今季最低を記録、各地で11月中旬〜12月上旬並みの寒さとなった。

兼六園では、樹木が赤や黄に色づき、雪づりの設置が進む中、秋の名園散策を楽しむ観光客でにぎわった。県金沢城・兼六園管理事務所によると、現在は4割ほどが紅葉しており、20日すぎにピークを迎える。見頃は月末まで続く見通し。

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12日の石川県内は曇りや晴れとなり、午前中の最低気温は輪島8.1度、金沢10.8度など各地で平年を1〜2.5度ほど上回った。

金沢市広坂の「アメリカ楓(ふう)通り」では、路上に赤やオレンジの落ち葉が散らばり、市民らが秋色に染まった通りの散策を楽しんだ。

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14日の石川県内は冬型の気圧配置となり、各地で冷たい雨が降った。正午までの最高気温は金沢9.7度と各地で平年を5度ほど下回り、11月下旬〜12月中旬並みとなった。兼六園ではサザンカが鮮やかなピンクの花を咲かせ、冬の気配を漂わせた。

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19日の石川県内は冬型の気圧配置が緩み、次第に晴れ間が広がった。正午までの最高気温は金沢11.6度となり、平年を1〜3度下回った。

金沢市の大乗寺丘陵公園では、秋に咲く「ジュウガツザクラ」が花開いている。市によると、今月上旬に咲き始め、中旬に満開となった。見頃は月末まで続く見込み。

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24日の石川県内は曇りで雨がぱらついた。最高気温は金沢16.4度と10月下旬から11月中旬並みとなった。

兼六園では紅葉がピークを迎えている。山崎山周辺ではカエデが真っ赤に色づき、来園者が晩秋の趣を感じ取った。

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兼六園の霞ケ池(かすみがいけ)では、雪づりを施された樹木が水面にくっきりと映り込み、来園者は幾何学模様を描く「逆さ雪づり」の美に見入った。

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29日の石川県内は気圧の谷が通過したため大気の状態が不安定となり、一時、雨が降った。南から暖かい空気が流れ込んだ影響で気温は上がり、正午までの最高気温は金沢19.9度と平年を5〜8度上回った。

兼六園の梅林周辺では、ナンテンが実り、紅葉が終盤を迎える中、来園者に冬の足音を感じさせた。

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12日の石川県内は曇り空が広がり、正午までの最高気温は金沢8.1度と平年を2〜4度ほど下回った。兼六園では、「竜石(りゅうせき)のツバキ」が見頃を迎え、紅白入り交じった花が来園者を楽しませている。

県金沢城・兼六園管理事務所によると、11月14日に開花し、昨年より1カ月ほど早かった。見頃は来年2月末ごろまで続くという。

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2日の石川県内は、気圧の谷が通過した影響で午前中は雨となったが、午後には晴れ間が広がった。最低気温は金沢5.9度と、平年並みだった。

金沢市天神町2丁目の天神町緑地では、サザンカのピンク色の花が見ごろを迎え、散策する人が冬の気配を感じ取った。

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3日の石川県内は気圧の谷の影響で雲に覆われ、小雨がぱらついた。正午までの最高気温は金沢10.6度と、各地でほぼ平年並みとなった。

兼六園では「難を転ずる」との意味を持つ新年の縁起物、ナンテンがたわわに実り、真っ赤に熟した実が来園者に一足早い新年の風情を伝えた。

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9日の石川県内は放射冷却の影響で冷え込み、金沢地方気象台は金沢市で初霜と初氷を観測したと発表した。

同気象台によると、金沢市の最低気温は1.3度だった。初霜は平年より8日、昨年より14日それぞれ遅く、初氷は平年並み、昨年より14日遅かった。

兼六園では、通路に設置された木製のベンチがうっすらと凍り、名園に厳冬の訪れを告げた。

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16日の石川県内は、冬型の気圧配置の影響で厚い雲に覆われ、一部で雨が降った。日中は気温が上がらず、最高気温は金沢7.9度、輪島6.1度など平年より2〜4度低く、1月中旬から上旬並みの寒さとなった。

兼六園では、冬桜が白いかれんな花を咲かせ、来園者が見入った。県金沢城・兼六園管理事務所によると、来年3月下旬まで花を付ける。

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7日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、澄んだ冬の青空が広がった。明け方は放射冷却で冷え込み、輪島市三井の氷点下5.2度をはじめ、全11観測地点中9地点で今季一番の寒さを記録した。日中は各地で7〜8度まで気温が上がった。

兼六園では、雪づりを施した唐崎松(からさきのまつ)が、霞ケ池(かすみがいけ)の穏やかな水面に映り込む「逆さ雪づり」が見られた。来園者は冬の晴れ間にしか目にすることができない美しい情景を堪能した。

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金沢市公設花き地方卸売市場の鉢物初市は9日、同市場で開かれ、北陸三県の小売業者や仲買人約50人がコチョウランやシクラメンなど約1万1千点を競り落とした。

市場内には、石川県産のポリアンサス、愛知県産のシンビジウム、山口県産のデンドロビュウムなどが並び、競り人の威勢のいい声が響く中、次々と競り落とされた。

卸売りの金沢総合花き(金沢市)によると、取扱量、価格とも平年並み。畑下勲社長は「景気回復と共に花を購入する人が増えてくれれば」と話した。

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28日の石川県内は前線を伴った低気圧の影響で曇りや雨となった。未明から明け方にかけて厳しい冷え込みとなり、全11観測地点で零度を下回った。日中は気温が上昇し、正午までの最高気温は金沢10.2度など各地で3月中旬並みとなった。

兼六園ではマンサクが見ごろを迎え、黄色い花が園内を華やかに彩っている。マンサクは春になると「まず咲く」ことから名付けられたとされる。細長く、リボンのような花が来園者に春の訪れを告げた。

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31日の石川県内は高気圧に覆われて青空が広がった。冬型の気圧配置が緩み、正午までの最高気温は金沢10.8度、輪島7.3度など各地で平年を上回った。

金沢城公園では、白い毛に覆われたネコヤナギの花穂(かすい)が膨らみ始め、市民や観光客が近づく春の気配を感じ取っていた。

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