今回はハンドルネーム「ヤミヨのカラス」氏であるが、<ロブロイストの日々>の常連でもあり、これからも楽しい話を書いてくれると思う。
すでに本HPにおいてのファンも多い事と思う。
氏は今年一月よりタイのチェンマイに駐在員となった。
が、過去にも長期出張(駐在)しており、勝手知ったるチェンマイ、休日など十分楽しんでいるようである。
その彼が先日チェンマイより「掲示板」へ写真付きで投稿してくれたのだが、タイなど行った事がない僕が、何やら懐かしい思いがしたものだからちょっと書いてみようと思う。
掲示板「2月13日付<タイトル(なんでもあり)>ヤミヨのカラス」とあるので参照してこれを読んで頂けると有難いし、分かりやすい。
※写真一枚目、街角の風景であるが、明らかに十代と思われる少女が乗っているスクーターバイクの写真である。
これだけなら「だからどした!」と言われそうだが、問題は3人乗り、かつノーヘルときている。
ヘルメットは一応前輪の買物籠へ一個だけ入れてある。
バイクの持ち主の物であろう。
ノーヘルで3人乗り。やんちゃな娘ごかと思いきや、そうにも見えない。
またそのバイクの奥にもう一代のスクーター。
これまた明らかに若い少女達が、やっぱり3人で乗っている。
それもそのはず、若いはずである。
少女達はすぐ近くの中学校から出てきたそうである。
ということは学校公認ということであり、免許もあるという事になるが、ひょっとして免許制度が無いのか?!。
日本でいうところの原付(50cc)はないらしく、125cc以上であるらしい。氏曰く、5人乗りまでは見た事があるとのこと。
日本でもたまに原付に二人乗りを見かけるが、まあタイの中学生からみるとほんのご愛嬌ということになるが、違法であるし危ないので、良い子は真似しないように致しましょう。
※さて二枚目の写真もこれまた面白いというか、すごい。
こちらはトラックであるが、日本でいうところの「軽トラ」よりは少し大きいようであるが、荷台に7人乗っているだけならまだしも、運転席の屋根の部分にも6人乗っている。
写真は後ろからのアングルなので運転席に何人乗っているのか分からないが、最低3人以上と見るべきだろう。
とするとけして大きくはないトラックに16人以上乗っている事になる。
ここはひとつ「ヤミヨ」氏に、タイの交通法規なるもの、どうなっているのかを調べ、是非教えてほしいものである。
ところで僕はちょっと懐かしい、と書いたが先のタイの中学生ではないが、僕の中学生時代というと昭和40年前後となる。
その頃はトラックの荷台によく人は乗っていたものである。
合法だったのか、また違法だとしても暗黙の了解だったのか定かではない。
いずれにしろ僕などもよく乗せてもらっていた。
鹿児島は郡部の田舎道の事、舗装などしていない。
デコボコ道、当然横へ縦ヘと揺れる。
そのスリルを結構楽しんでいたものである。
またバイクであるが、その頃は原付かそれ以上のバイクしかなかった。
もっと昔は大型バイクも車の免許に付録として付いていたものである。
もちろんヘルメット着用義務などはない。
実に大らかだったのである。
その中学の頃であるが、担任のI先生がバイクに乗っていた。
ある日曜日先生の家へ同級生2〜3人でそ〜と忍び込み、バイクを持ち出す。
田舎のことゆえカギなど付けっぱなしである。
そして学校の運動場で散々乗り回し、またそ〜と返しておく。
さすがに何回目かに見つかり、こっぴどく怒られた。
それでもめげず、ほとぼり冷めた頃また行くと今度はちゃんとカギが掛っていた。
今なら先生のバイクを盗み、学校の運動場で乗り回すなど、おそらく学校中の大ごとになるだろうが、その時代は担任のI先生に怒られた程度で済んでいた。
タイの中学生の3人乗りバイクの写真を見て、我が田舎と中学時代を懐かしく思い起こされた。
いい〜時代だった。というべきか・・・