佐津川和人
その神社には、女性が恋の恨みを晴らすため、社木に鉄釘を打ち付けて呪いをかける慣習があったという。〔今も続いている・・・・・〕
言い伝えでは樹齢数百年の欅の大木があったらしいが枯死してしまったらしい。
鉄分の吸い過ぎ?ということはないと思うが、今では二本の社木を残すのみとなっている。
昼間も暗いその一角を通る時には、目をそらし、背筋に若干の寒気を感じながらアクセルを踏み込んでしまう。
ある老婦人は大恋愛の末の破局から、なんと数十年に渡って釘を打ち続けたという。
一体どれだけの女性が呪いをかけ、成就したのだろうか?
呪いと一言にいっても実際どのような呪いをかけるのだろう?
呪い・・・・・恨みのある人などに悪い事がおこる様に神仏に祈ること
どういう呪いをかけるのか調べようがないが、独断と過去の反省?から勝手にランク付けしてみた。
ちなみに老婦人は相手の死を祈っていたそうだ。
三位、相手の失職、破産など経済的なもの。
二位、相手の恋愛の破局など精神的なもの。
一位はやはり総合的に見て相手の死。
藁人形の丑の刻参りは知っていたが、釘のみというのは知らなかった。
釘の長さや数によってその効果も違うのだろうか?
実際、呪いの代行業というのがあって結構忙しいらしい。
ただ規約があって・決して呪いをかけた事を相手に言ってはいけません!言うと脅迫罪が適用されます!・って?ぎーさじゃないの?これ。
老婦人が相手の訃報を聞いたのは八十歳になろうかという時だった。
死因は心不全。ほんとにもう、呪いってやつは、、、、の・ろ・い・
ランク付け番外編(健康)
・歯を弱らせる。 ・目を悪くさせる。 ・ちーた出来なくさせる。 ・太らせる。 ・がりがりに痩せさせる。 ・はげさせる。 ・アル中にさせる。 他。
うーん、知らず知らずに恨みをかうって事ありますよね?ひょっとして俺って呪われた???