麹の準備
いよいよ味の決め手になる麹の準備です。毎年不安と楽しみが交錯するのです(笑)
麹のわかし方はそれぞれの家庭で違います。
下記の方法は、お友達から初心者向きで失敗が少ない方法として教えてもらいました。
【 基本の手順 】
  1.麹は袋から出して、手でほぐしておく。
  2.やわらかめのご飯を炊く
  3.炊き上がったご飯に麹を混ぜ、お湯を入れる。(ご飯だけと言う人もいますが・・・)
  4.一晩発酵させる。

我が家では発酵に、炊飯器の「おやすみ保温」機能や、量が多い場合は保温ジャーも使っています。

今回もご飯4合+麹2枚は炊飯器に入りきらないので、半分に分けることにしました。
それぞれに、ご飯2合とお湯を2〜3カップ程度を入れ、その中に麹1枚をよく混ぜ合わせ、60度ほどにします。
しゃもじが軽く動くまでお湯の量は加減します。
ご飯の硬さで調節。(これはたぶん慣れですね(笑))

ふたを閉めて、通電2〜2時間半。その後必ず電源を抜いて、朝まで(5、6時間)そのままにします。
電源を抜いてから2時間程度でもOK♪
※この時点で、麹の色が黄色っぽくなっていても大丈夫!
よく混ぜ合わせて冷ませば何故か白くなります^^;

麹とご飯がすっかり混ざって、甘くなっていれば大成功!!


・・覚書・・
【2006年・・・麹1枚 + ご飯2.5合 + お湯2カップ強を混ぜ、お休み保温2時間の後、電源無しで4時間】

【2008年・・・麹1枚 + ご飯3合 +お湯3カップ・・・お休み保温2時間 電源なし2時間】
    ご飯は軟らかめに炊く お休み保温終了後には麹軟らかくなっていて甘くなっていた。
【2010年・・・麹1枚+ご飯2合+お湯2カップ・・・お休み保温2時間 電源なし2時間】
    ご飯は軟らかめに炊く 


これは、鶴来の麹屋さんから買ってきたものです。
一袋に一枚入っています。

ジャーの中に、手でほぐした麹を一枚分入れてあります。
この中に、炊き立てのご飯2合とお湯を入れて、よくかき混ぜます。

麹とご飯、お湯を混ぜた後です。
このまま蓋を閉めて、朝まで・・・・じっと我慢です。
どうか甘くなっててね!!

朝ドキドキしながら蓋を開けました。
こちらが出来上がり。
漬け込み
さて最後の仕上げ漬け込みです。
麹が出来た朝は大忙しなのです(笑)
一週間くらいから食べ始められます。麹の甘みが出るのは10日以降でしょうか・・
  【 基本の手順 】
  1.塩漬けした蕪を取り出し、ざるにあげておきます。
  2.鰤の塩をさっと水洗いし、厚さ5ミリくらいで斜めにスライスします。(皮はもちろんつけません)
  3.スライスした鰤を、酒にくぐらせ蕪の間に挟みます。
  4.容器の底に昆布を半分敷き、まず麹を一面に敷きその上に蕪を並べます。
    蕪の上には麹・人参・ゆず・赤唐辛子を置きます。
    それを繰り返し最後にすべての麹と残りの昆布を乗せて完了です。
  5.押し蓋をして軽い重石を置きます。
    翌日重石を蕪の半分くらいの重さに替え、水が出てきたらまた軽い重石に替え、
    余分な水は捨てます。

材料の準備が整いました。
塩鰤はなんだか色が悪いですが、出来上がると綺麗なピンク色になるんですよ!

塩漬けした蕪です。
ざるにあげて水分を取ります。

鰤の薄切りを酒にくぐらせ、蕪の切り目に挟みます。

材料を順番に並べて完了です。


残った麹を上に乗せて、周りの隙間に一緒に塩漬けした葉を入れて、昆布で蓋をし重石を載せます。

さてさて美味しくなるでしょうか・・・・((o(^∇^)o))わくわく
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