症例
1994/9/19橋出血発症。左上下肢の麻痺のため臥床がちになる。
1996/1月 腰椎圧迫骨折のためビタミンD製剤を内服。
1996/3/15より骨粗鬆症の診断でグルコン酸カルシウムを内服開始。
1996年4月に入り全身倦怠感、食欲低下を認めた。血液検査上、高窒素血症を認め(BUN 62,Cr.7.8mg/dl)、当院入院となる。
転医時の内服薬:プレドニゾロン 7.5mg、アロプリノール 100mg、1a(OH)D3 1mg、 テオフィリン 400mg、ニカルジピン 40mg、 アミトリプチリン 20mg、ハロペリドール 15.75mg、 グルコン酸カルシウム 3.0g、酸化マグネシウム 2.0g
Notes:
症例は55歳男性。主訴は全身倦怠感、食欲低下です。既往に気管支喘息がありステロイドの内服中でした。1994年9月に橋出血をきたし、左麻痺のため臥床がちになりました。1996年1月腰椎圧迫骨折を起こし、ビタミンD製剤(アルファロールを1日1μグラム)の内服を開始。1996年3月15日よりさらにグルコン酸カルシウムを1日3g内服していました。4月に入り全身倦怠感、食欲低下を認め、血液検査上、高窒素血症を認め、入院となりました。転医時の内服薬にはプレドニゾロンが7.5mg、酸化マグネシウムが2g含まれていました。