北都民謡会60年間のあゆみ

一 歴代会長

S37年 初代 故米川 昌宏     S38年   2代  故北川 勝二   S39年  3代  故吉倉 正三
S40年  4代 故川口 邦郎     S41年  4代   故松嶋 庄次   S48年  6代  故小村 久信
S53年  7代 故内島 三ニ      H9年   8代    伊崎 八郎

 二 歴代最高指導者

S37 初代 故吉倉正三師  S53 故吉倉正三総括指導役 H7年~H12年  故吉倉正三総師
H 7  2代  故松嶋庄次総括指導役
H21 3代  平山俊春総括指導役

三  組 織

S37  吉倉正三師の教室(瓢箪町公民館・三馬公民館・あやめ会・七尾市の教室)の門下生により北都民謡研究会を設立。
S49 石川県民謡協会の設立に参画し、同時加盟。
S52 北都民謡研究会を「北都民謡会」に改称。
S63
金沢市民謡協会の設立に参画し、同時加盟。
H 3  財団法人日本民謡協会に加盟。
H13 中学生から30歳前後の若手会員の親交と発表会などの意見反映のため、青年部を設置。
H14 北都民謡会創立40周年記念祝賀会を金沢エクセルホテルで挙行。
H17 青年部をF−wave(フレッシュウエーブ)と命名。
H24  「おかげさまで50周年・第50回記念北都民謡会大発表会「祝賀の宴を金沢ニューグランドホテルで開催

四 主な公演

1 発表会

S37 北都民謡研究会結成記念発表会を北國講堂で開催。
以降毎年S51年開催の第14回まで北國講堂で開催。
S52 第15回記念北都民謡発表大会を石川厚生年金会館の会館こけら落としで開催。以降、H20年10月の第46回北都民謡会大発表会まで毎年連続して石川厚生年金会館で開催。
.第15回発表会以降、毎年北國がん基金・北陸交通遺児等を励ます会の募金で各75,000円程度をを預託
H 21 第47回北都民謡会大発表会を「本多の森ホール」(旧石川厚生年金会館の名称変更)でこけら落し公演として開催。以降連続して毎年開催し、R元年「第57回記念北都民謡会大発表会」を本多の森ホールで特別企画「祝 令和の譜」など公演。毎年北國がん基金・北陸交通災害等を励ます会の募金で各60,000円相当を預託
R 2  第58回北都民謡会大発表会は(本多の森ホール)10/18開催計画だっ新型コロナウイルス拡大のため、中止。
R 3  第59回北都民謡会大発表会は(本多の森ホール)10/17計画だったが、新型コロナウイルス拡大のため、中途取りやめし、次年に持ち越し。
R4  第59回北都民謡会大発表(本多の森ホール)10/16(日)挙行。
R5   第60回記念北都民謡会大発表会(本多の森北電ホール)挙行

2 石川県芸術祭

S46 石川県芸術祭(金沢市観光会館)に鶴来祭唄で参加。
S53 石川県芸術祭(小松市公会堂)に「能登黒島天領のひびき」(地元民謡4曲)で参加。

3 百万石まつり・金沢市・金沢市民謡協会

S48 百万石まつり「郷土芸能選」(金沢市観光会館)の創設・開催からS57年6月開催まで毎年参加・出演。
S58 百万石まつり「民謡の祭典」(金沢市観光会館)の開催・創設からS63年6月開催まで毎年参加・出演。
H 元 金沢市と金沢市民謡協会共催の金沢市制百周年記念「民謡華絵巻」(金沢市観光会館)に参画・出演。
H 2 金沢市民謡協会主管の百万石まつり特別協賛「第2回民謡華絵巻」(金沢市観光会館)から令和元年6月に開催の第31回「民謡華絵巻」(金沢歌劇座)まで毎年参画・出演。
 R2  第32回民謡華絵巻」はコロナ禍のため、中止。

4 石川県民謡協会

S52・3 石川県民謡協会創立記念「石川県民謡祭」(金沢市観光会館)に参画・出演。以降令和5年3月開催の「第48回石川県大民謡祭」まで毎年参画・出演令和2年令和3年はコロナ禍、令和6年は能登半島地震のため,中止。

5 会館オープン記念

S52 石川厚生年金会館オープン記念「民謡の宴」に出演。
S57 金沢市文化ホール開館記念「民謡の祭典」に出演。
H13 石川県音楽堂開館記念「石川の民謡と太鼓」(石川県立音楽堂邦楽ホール)に出演。
H21 本多の森ホールこけら落とし公演第47回北都民謡会大発表会を挙行。

6 リサイタルの挙行

S59 リサイタル「民謡平山兄弟夢の競演」(金沢市観光会館)
S61 「民謡一筋半世紀吉倉正三リサイタル」(石川厚生年金会館)
H 5 「平山清司リサイタル」(金沢市観光会館)

7 大民謡まつり

S50・12 北國新聞社主催「75'日本海文化祭・大民謡まつり」(金沢市観光会館)の創設・開催から第2回から「大民謡まつり」の名称変更、H30年12月開催の第44回記念大民謡まつり(金沢歌劇座)に毎年参加・出演。

8 遠征出演

S51 石川県民謡協会結成記念訪ソ親善公演(イルクーツク・ブラーツク市等)に5名が参加。
S63 「88ギフ未来博」(岐阜市)の石川県の日に30分間地元石川の民謡で遠征出演。
H 2 「国際花と緑博覧会」(大阪)の石川県の日に30分間地元石川の民謡で遠征出演。
H 5 「ジャパンエキスポ信州博覧会」(松本市)の石川県の日に30分間地元石川の民謡で遠征出演。
H14 「加賀百万石博」(金沢城公園)で2日間、おのおの30分間地元石川の民謡で出演。
H14 金沢市姉妹都市韓国「全州世界ソリ祭り」石川県芸能団に6名が参加。
H23 ふるさと日本の祭り(東京ドーム)に金沢百万石まつり宣伝隊として「金沢ホーヤネ」「ふれあい音頭いいね金沢」「百万石音頭」「新百万石音頭」を金沢市民謡協会メンバーとともに披露、8名参加。

9 厚生年金民謡まつり「石川厚生年金会館」

S53 「77厚生年金会館民謡まつり」NHK金沢FM放送出演
S54 「78厚生年金会館民謡まつり」NHK金沢FM放送出演
S57 「82厚生年金会館民謡まつり」山本謙司・川崎マサ子と共演
S58 「83厚生年金会館民謡まつり」原田直之・斉藤京子と共演
S59 「84厚生年金会館民謡まつり」伊藤多喜雄と共演
S60 「85厚生年金会館民謡まつり」大塚文雄と共演

10 国民文化祭

H 4 「第7回国民文化祭」(加賀市文化会館)に地元石川の民謡で出演。
H13 「第15回国民文化祭」(広島県総合体育館)に「鶴来祭り唄」で遠征出演。

1 その他特別公演

H17・7 JTB主催第100回杜の賑わいいしかわイン百万石夢絵巻」(石川厚生年金会館)2回公演に参画。この際、加賀長持ち唄を題材に編曲し金沢の花嫁道中が実現、出演4団体とともに百万石音頭の編曲で舞台踊りの創作成る。
H18・6 金沢百万石まつり「百万石行列出発式」(JR金沢駅東もてなしドーム前)で金沢市民謡協会5団体とともに「新百万石音頭」を150名の演舞が実現。以降毎年参加。

五 褒 賞

S53 第16回北都民謡発表大会の創作組曲「能登黒島天領のひびき」に金沢市民文化祭実行委員長(金沢市長)から奨励賞を受賞。
S58 門前町制50周年記念「門前町民謡集・ふる里のにおいを」16曲収録のカセットテープ制作を受託し、制作・納入で感謝状を受賞。
S56 平山清司が日本民謡大賞で民謡日本一の快挙により地元民謡を全国に広めた功績で北國芸能賞を受賞。
S61 吉倉正三が県内に民謡を広めた功績で北國芸能賞を受賞。
H 2 吉倉正三が県内に民謡を広めた功績で石川県文化功労賞を受賞。
H 9 小村久信が石川県民謡協会等の長年の要職により民謡普及の功績で石川県文化功労賞を受賞。
H16
第42回北都民謡会大発表会の開催の際、観客および会員から北陸交通等災害遺児を励ます会の募金の毎年75,000円程度を事業主体の北陸放送株註ホ惠一社長に贈呈するとともに、これに相当する金額を28回の長き寄贈したことに感謝状を受領。この様子がMROテレビニュースに放映。

六 タイトルの獲得

 テレビ放送

S54 平山清司が日本テレビ主催第3回日本民謡大賞石川大会で能登麦屋節を唄って優勝し、全国大会(東京武道館)に出場。
S55 平山清司がフジテレビ素人民謡名人戦で能登麦屋節を唄って優勝し、37代名人位。
S56 平山清司が日本テレビ主催第4回日本民謡大賞石川大会で能登麦屋節を唄って優勝により全国大会(東京武道館)に出場し、「民謡大賞」の受賞と内閣総理大臣賞を受賞。
H元 平山俊春が日本テレビ主催第12回日本民謡大賞石川大会で「二俣いやさか踊り」を唄って優勝し、全国大会(東京武道館)に出場。
H 2 上田牛幸がフジテレビ主催素人民謡名人戦で「能登ちょんがり節」を唄って優勝し、56代名人位

2 三国節

H 8 本田美和子が第6回三国節名人戦(福井県三国町)で優勝し、第6代名人。
H13 新木悦子が第9回三国節名人戦(福井県三国町)で優勝し、第9代名人。
H16 麻田員代が第11回三国節名人戦(福井県三国町)で優勝し、第11代名人。

3 日本民謡協会

H12 日本民謡協会全国大会(両国国技館)で松嶋庄次が発掘した「御手古衆節」を発表。
H17 日本民謡協会全国大会(両国国技館)で壮年部紅旗戦で吉倉三喜男が正調能登舟漕ぎ唄をうたって出場、伴奏・応援団に11人参加。
H22 日本民謡協会全国大会(両国国技館)で壮年部紅旗戦で新登士子が「ちょいとさ」をうたって出場、
伴奏・応援団に12人参加。
H28  日本民謡協会全国大会(両国国技館)で高年2部紅旗戦で的場一雄が「正調能登舟漕ぎ唄」をうたって出場、伴奏・応援団に15人参加。
H30  日本民謡協会全国大会(きゅりあん)で辻 美佐緒が「山中節」」をうたって出場、伴奏・応援団に11人参加。

4 石川県民謡協会

S54 平山清司が第3回石川県民謡のど自慢大会に「能登麦屋節」で優勝し、石川県知事賞を受賞。
S55 平山俊春が第4回石川県民謡のど自慢大会に「能登麦屋節」で優勝し、石川県知事賞を受賞。
H 8 第1回石川県民舞コンクールに「一木じょんから」で優勝し、石川県知事から「石川県民舞大賞」を受賞。
H 9 第2回石川県民舞コンクールに「鶴来祭唄」で優勝し、石川県知事から「石川県民舞大賞」を受賞。
H10 第3回石川県民舞コンクールに「阿波踊り」で優勝し、石川県知事から「石川県民舞大賞」を受賞。
H13 第6回石川県民舞コンクールに「俵積み唄」で優勝し、石川県知事から「石川県民舞大賞」を受賞。
H15 吉倉正治が第27回石川県民謡コンクールで「正部馬子唄」を唄って優勝し、「石川県民謡大賞」の知事賞を受賞。
H19 吉倉三喜男が第31回石川県民謡コンクールに「正調能登舟漕ぎ唄」を唄って優勝し、「石川県民謡大賞」の知事賞を受賞。
H20 第12回石川県民舞コンクールに「八木節」で優勝し、「石川県民舞大賞」の知事賞を受賞。
H24 第16回石川県民舞コンクールに「加賀百万石松づくし」で優勝し、「石川県民舞大賞」の知事賞を受賞。
 H29
 第21回石川県民舞コンクールに「鹿児島ハンヤ節」で優勝し、「石川県民舞大賞」の知事賞を賞。
 R3 第5回石川県公募コンクールに松井由実がリンゴ節で優勝

4 金沢市民謡協会

H 4 平山俊春が第2回かなざわ郷土民謡のど自慢大会で二俣いやさか踊りを歌って優勝し、金沢市長賞を受賞。
H 5 山下 隆が第3回かなざわ郷土民謡のど自慢大会で正部馬子唄を歌って優勝し、金沢市長賞を受賞。
H 8 本田美和子が第6回かなざわ郷土民謡のど自慢大会で戸室山唄を歌って優勝し、金沢市長賞を受賞。
H8 第6回かなざわ郷土民謡のど自慢大会山下真知子が少年の部で優勝。
H12 吉倉正治が第10回かなざわ郷土民謡のど自慢大会で正部馬子唄を歌って優勝し、金沢市長賞を受賞。
H19 石川香織が第17回かなざわ郷土民謡のど自慢大会で二俣いやさか踊りを歌って優勝し、金沢市長賞を受賞
H20 吉倉三喜男が第18回かなざわ郷土民謡のど自慢大会で正部馬子唄を歌って優勝し、金沢市長賞を受賞

七 制作物

S57 地元発掘・創作民謡21曲を収録した「みんよう加賀能登」のカセットテープを500個制作。
S58 門前町合併30周年記念の門前町の民謡16曲を収録した民謡集「ふる里のにおいを」カセットテープ4,000個を受託し、制作・納入。
S62 松嶋庄次の発掘・創作民謡26曲の「石川県の民謡・三味線楽譜集」を500冊発刊。
H 元 高山久参(9曲)の「森本地方の民謡」カセットテープ制作を受託し、制作納入。
H 4 小松郷土民謡会の「小松市ふる里の民謡」(第1集)カセットテープ制作を受託し、制作納入。
H 6 小松郷土民謡会の「小松市ふる里の民謡」(第2集)カセットテープ制作を受託し、制作納入。
H 9 北陸三県92曲の民謡の歌詞・解説「北陸三県郷土の民謡」を200冊発刊。
H14 伊崎八郎会長が<北都民謡会創立40周年>「八ちゃんの民謡活動記・民謡はおもしろい」を出版・市販。
H15 i伊崎八郎会長が北都民謡会ホームページを開設・情報を常時発信。。
H18 伊崎八郎会長金沢市民が謡協会ホームページを開設・情報を常時発信。「石川県歌詞解説集」102曲を(現124曲)を掲載・発信。

八 地元発掘・創作民謡

S40
鶴来祭り唄(ほうらい祭り唄)からH30年の「田島じょんから」まで、発掘・編曲・三味線譜・作詞・作曲による51曲の発掘創作民謡を発表会等で舞台発表の普及活動や博覧会・国民文化祭の出演等で全国に発信。

九 地域交流事業
H2
鳳至郡門前町阿岸地区(現輪島市)の「第2回阿岸の郷まつり」(阿岸本誓寺境内特設舞台)に地元門前町民謡を中心に民謡ショーを実現し、H23年の第22回のまつりまで毎年連続公演。阿岸地区は、北都民謡会の発表会では、毎年バス仕立てての観覧に合わせ、共演の交流舞台を構築。
 H19  平成19年3月25日輪島市沖に発生した能登半島地震(震度6強)は、輪島市門前町阿岸地区にも甚大な被害に遭う、本会は、お見舞いを行うとともに9月16日“がんばろう阿岸”「門前町震災復興支援民謡コンサート」(阿岸ふれあい工房)を開催・支援。

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