今回も世間様にとっては、どう〜でもいい話です。
昨年の事になるが、四月ごろになり、もう10年以上も乗っている車が、あちこちにガタがきております。
まず後部座席の両窓は開かない。
ボンネットその他、塗装が禿げており、雨が降るとトランクの中に水がしみ出てくる。
カーステレオはというと、後ろのスピーカー二本とも、コーン紙が破れているのか鳴らすとボスッボスッ・ボゴッとしか鳴らない。
また、そんなに古くないはずの後輪タイヤの一本が一か所、プクンと飛び出している。
整備士曰く「高速は乗らない方がいい」という事だった。
ドアミラーはかなり以前から閉じられなくなったし、細かい擦りキズなど多数となっていた。
そして極めつけ、ある日ある駐車場に止め、出ようとバックしたのはいいが、たまたま右のフェンダーの辺りにあった鉄のポールに思いっ切り「ガシャン」という音。
見ると無残なキズ、凹みとなっていた。
かくして目出度く、車を買い替える羽目になったのであった。
それからしばらくすると、何やらキッチンのガスコンロの火が危なくなってきた。
炎が安定しないのである。
青いはずの炎が赤い。
それもどんどんひどくなっていった。
色々触ってみたが変わらない。(たいして触るところもないが)
ガスの事、危ない。
思えばいつから使っているのか忘れたぐらいではある。
結局買い替えることになった。
それと世の中、どんどん進化しているようである。
コンロのグリルは受け皿に水を入れる必要が無くなっていた。
そのせいかカラッと、かつ早く焼けるようである。
ちょいと感動であった。
それからほどなくして、今度はガスでもカセットコンロであるが、使用中にもかかわらず、ガシャンと勝手にガスボンベが外れるようになった。
やがてボンベを差し込む事すら出来なくなった・・・買い替えるしかない。
省エネタイプ、というのを買ってきた。
あんなもので省エネとは「ひょっとしたら火力が弱いだけではないのか?」と思ったのであるが、意外にも強い。
強いので弱火でも十分、その分省エネ、ということらしい。
なるほど、これまたちょっと感動であった。(が、その実感はないが・・・)
またしばらく経った。
テレビの録画システムであるが、それまでブルーレイではない、ハードディスクだけの物を使っていた。
それがある日、一切スイッチが入らなくなった。
もともと半永久的ではない、とは聞いていたが、五年の寿命であった。
次に買うしかない。
近くの量販店へ行くと「まだ長く持った方です」と言われた。
信じるしかない。
もともとそんなに高いものではなかった。
「同じものでいい」というと店員曰く、ブルーレイ・デッキがどんどん安くなっており、ハードディスクだけの機種はもう今は作っていない、という事だった。
しょうがない。
言われるように買うしかなかった。
比較的安いものを選んだが、なるほど便利である。
ハードディスクでA放送同時に録画でき、同時にブルーレイも録画できるので、同時にB放送を録画できる、という事になる。
が、そこまで必要か?・・・と思ってしまうのは僕だけではないだろう。
そして12月に入ると、プリンターが活躍しだす。
僕も普段から何かと重宝している。
名刺も自作だし、店に貼りだすポスター等、まだ賀状も自分でプリントアウトしている。
さて少なくなってきた名刺だが、これはすでに創ったものを印刷するだけである。
名刺用シートを20枚(200枚分)を買ってきた。
セットして「印刷しますか」の表示「はい」をクリック。
ブルブルブルー「紙が詰まりました」との表示。
OKを押し紙を引きもどし再度印刷。
ブルブルーガガガガー・ガクン「紙が詰まりました」。
何回か繰り返し、たまにヒョイとハマるのかウイーン・ウイーン・シャーと印刷してくれる。
ほっとしているとまた、ガガガガー・ガシャンとなる。
たまに印刷出来てもズレたり、半分ほどで止まったりする。
結局10枚分(100枚分)ほどは無駄にしてしまった。
これから賀状だけでも500枚は印刷しなければいけない。
賀状を無駄にはできないので、買いにいかざるを得ない。
ただ、今まで使っていたものより、安く明らかに性能のよさそうなものが沢山並んでいた。
おまけに今まで、お陰様でいろいろ買ったせいかポイントが溜まっており、ほぼタダで手に入った。
使い勝手もよく、もちろん紙送りも順調、無事印刷出来たので、結果、酔い良い(よいよい)であった。
それと紙送りの不都合があるのか、従来のプリンターはヘッドクリーニングは内蔵されていた。
が、今回手にしたのはプリント・ローラーの清掃機能もついていた。
なるほど、紙送りのトラブルは少し解消されるようである。
これもちょっと感動、という事にしておこう。
さて目出度く年は明けた。
日本全国例年になく暖かい正月となり、今年はいい年となりそうである。
今書いている今日は「1月18日」であるが、先週の事になる。
店ではたまにFM放送を流したりしているが、そのFM・AMチューナーが突然、ブイ〜ン・ウオ〜ンと本放送よりでかい音で鳴りだした。
当然聞けるものではない。
僕は「フー」と深くうなずきながら、さあ〜今年は何が壊れるか、と楽しみとするしかなさそうである。