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Somekawa & vafirs

『今、改メテ 韓流ノススメ』

端野優子

NHK−BSで放送された「冬のソナタ」が大ブームとなり、2004年春にペ・ヨンジュンさんが羽田空港に降り立ってから12年が経ちました。

あれから「韓流」は一つのジャンルとなり、今も素晴らしいドラマや映画、音楽、演劇、ミュージカルが生み出されています。

個人的に面白かったドラマを紹介させて頂きます。
どなたかの参考になれば、とても嬉しいです。

「私の名前はキム・サムスン」

(サムスン=トメ子といった感じの)古い名前がコンプレックスの菓子職人と御曹司の大ヒットドラマ。
主人公を演じるキム・ソナとヒョンビンが輝いてます。
劇中歌「She is・・・」が甘く切い、名作ラブコメディです。

「パスタ」

イタリア帰りの俺様シェフと新米女性料理人が主人公のイタリアンレストランを舞台にした痛快ラブコメディ。
脇役も豪華で、ヒロインを演じるコン・ヒジョンが時々発する「シェ〜フ!」という台詞にハマりました。

「ありがとうございます」

ミカンが名産の離島が舞台の心洗われるドラマ。
背景は明るくはないのですが淡々とナイーヴに、シングルマザーと島にやってきた医師を辞めた男を描いていきます。
子役が素晴らしいです。

「バリの出来事」

ヒロインを演じるハ・ジウォンと、どうしようもないボンボンを演じるチョ・インソンと貧乏からのし上がったソ・ジソプが、 たまたまバリ島で出会い、ソウルで再会するのですがボンボンが懸命に生きるヒロインに惹かれていき、衝撃のラストシーンへと進んでいきます。
このドラマで韓流にハマった人も多いです。

「ごめん、愛してる」

中島美嘉「冬の華」のカヴァーがテーマ曲の美しく哀しい恋愛ドラマです。
ソ・ジソプが演じるオーストラリアで養子として育った主人公が愛おしく胸がチクチクします。
最終話は賛否両論あったようですが私はラストシーンもふくめて素晴らしいと思いました。

「天使の誘惑」

どうしようもなく憎たらしい美貌のヒロインが話が進むにつれ、かわいそうになっていく哀しい復讐劇です。
韓流のドロドロ系ドラマは長いものが多いのですがこれは21話で終わります。
本国で高視聴率をマークしたサスペンスの名作です。

「〜抱きしめたい〜ロマンスが必要」1.2.3

大都市ソウルで働くヒロインと親友たちのキラキラ☆ラブストーリー三部作です。
特にキム・ソヨン(アイリス・検事プリンセス主役)がヒロインのパート3が素敵です。
各々のヒロインが、一人暮らすセットでない実在の街角にある家が良い感じです。

「未生(ミセン)」

最近、フジテレビでもリメイクされ、2014年にミセン・シンドロームを巻き起こした大ヒットドラマ。
囲碁棋士を挫折した高卒の派遣社員とその勤め先の大手総合商社の社員たちの群像劇。
社内の描写がリアルで胸がヒリヒリする場面も多いのですが、丁寧な描き方にどの世代の人も共感するドラマです。
舞台になっているビルがあるソウル駅周辺の風景もとても、心が和みます。
今、一番オススメのドラマです。

マクチャンドラマ(エピソードと登場人物が多く、長いホームドラマ)なら「棚ぼたのあなた」「糟糠の妻クラブ」 「がんばれ!クムスン」「私はチャン・ボリ!」「いとしのソヨン」「おバカちゃん注意報」がオススメです。 

時代劇なら「朱蒙(チュモン)」「宮廷女官チャングムの誓い(大長今)」「ファン・ジニ」「チャン・ヒビン」(キム・ヘス主演版)は一人で観るよりも、 どなたかと一緒に観て頂きたい力作です。

ピンときたタイトルがあれば、是非、ご覧になってみてください。
面白い!と思っていただけたら幸いです。
拙い紹介文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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