12.ストレスについて

 

ストレスって強い人と弱い人がいるのでないか?ストレスに強い人は、

おそらく、自分流の解決策をもっているのでは?

 

ストレスをつくりやすいのは、「タイプA」の人。この人の特徴は、時間に追われるように、

エネルギッシュに活動し、競争心も旺盛な人です。疲れ知らずの性格のため、ストレスをため込みやすいのです。虚血性心臓病の割合はタイプBの4倍となるらしい。タイプ「A」で、ヘビースモーカーの人は、やばいでしょう。タイプ「B」は、おっとり型の人ですね。

 

それでは、A型行動パターンをみてみましょう。

 1.歩いたり、食べたり、話したりするのが非常に速い

 2.待たされたり、非難されるといらいらする。

 3.一度にいくつかのことをやる

 4.休みことに罪悪をかんじる

 5.やる以上は徹底的にやらないと気が済まない

 6.自分なら速くできる仕事を他人がノロノロやってるといらだつ

 7.いつも競争しようとする気持ちをもちやすい

 

どうでしょう。これは、ビジネスの中では、優秀な人たちのことを指していると考えてしまいませんか?タイプBが反対だとすれば、マイペースでのんびり屋で、適当に仕事をして、他人のことは気にしない人になるでしょう。俗に言う「おめでたいヤツ」がB型となります。

 

がんばった人に明日はないですねぇ。

それでは、ストレスためて、落ち込んでるとき

どうしてる?

まず、@自分に自信がなくなります。「俺って、つまんない奴だから…」

A身近な人たちとの人間関係がぎくしゃくします。「実は、俺、嫌われてるんじゃないの」

B明日への希望を失ってしまう「もう立ち直れない、何もうまくいかない」→「自分なんかいなくなったほうかいいんだ」こんな風に、なってしまうのですよね。

さて、どうしたらいいでしょうか。

@「そう考える根拠はどこにあるのか」。まず、「誰かの期待を裏切った」としたら、根拠を探るのです。誰の期待をどう裏切ったか。そう自分が判断している材料はどれほどあるのか。問題点を客観化する作業ですね。

A「だからどーだっつーの」。「もしそのとおりで、裏切ったから、どうなるというのか」

それは、自分の人生にとって大きな意味のあることか。「やつに嫌われたからといって、今の生活が変わるか。一家離散になるだろうか。命まで取られるのか」

B「他の考え方はないのか」。合理的な考えをみつけます。

「やつにふられたのは、俺が悪いわけでなく、単にやつの好みの問題でないか」

「考えてみれば、他にも大切なことは俺にはあるのでないか」と思考し、具体的な行動につなげれば、オッケーなんですね。

 これらは、精神科医の大野裕氏の鬱病の考え方と対処法のアレンジです。ストレスをさける有効手段です。

結局のところ、まとめると、少々いい加減で、マイペースで自分のストレス解消の趣味を持ち、仕事以外にも生きがいがあるひとが自分をコントロールしている人になるわけですよ。これは、ばりばり仕事をし、頭の回転が速く、ミスの少ない人、要するに出来る奴、または、がんばり屋さんは、自分で自分をコントロールしているようで、実はコントロールできない困ったちゃんということか。

 困ったちゃんでないわたし…・困ったちゃんのわたしは、ここへカキコしよう。

 


13.在宅介護支援センターの役割

 在宅介護支援センターの役割って、何なのだろう。最近は、単なる居宅介護支援事業者の1つなのか。

設立当時は、地域の総合的なケースマネジメント機関だと思っていたし、現在でも、そのような活動をし

ているセンターも多いだろう。しかし、ケアマネージャーと同じように、職員の質が問われるのでないだろ

うか。

実際、居宅介護支援事業者が、介護保険で言うケアマネジメントをおこなう場合、自分の法人のサービス

で固めるのもいたしかたないとは、思う。しかし、在宅介護支援センターが居宅介護支援事業者である場合

、こういう安易な選択だけは、して欲しくないと願うのである。

こうなってくると援助者としての倫理観が重要になってくる。公的な役割を持つ在宅介護支援センターは、

本来的な意味でのソーシャルワークが最も可能であるし、また、要綱でも、珍しいほどソーシャルワークの

道筋が示されている機関とも言える。利用者の望む援助をくみ取り、エンパワメントしていく支援を望みた

いのである。たくさんのサービス事業者がひしめく地域においても、利用者のニーズを把握し、公正に割り振

る能力があるのは在宅介護支援センターだけである。

 

私が、現在、このような話題を持ち出す理由は、平成12年度より、在宅介護支援センターの人員基準が

改悪されたことによるからです。(2人→1人で兼任可)。もしかしたら、職員の1人は、看護婦かもしれない。

別に看護婦が悪いのではなくて、コミュニティケアも含めた福祉援助のできる職員が望ましいと思われる

からです。もちろん、その技術を持っているのであれば、看護婦でも、保健婦でも、社会福祉主事でも、まっ

たく構いません。ただ、介護保険導入の今だからこそ、冷静に地域の福祉を見つめ、的確な支援ができる

機関は在宅介護支援センターしかないと期待しているのです。私は、在宅介護支援センターには、介護保険

の具体的な問題も含め、分析することや、老人虐待ケース等の先陣を切って、突き進むことが出来る唯一

の福祉保健機関としての働きを期待しているのです。

がんばってほしいな。。。。。在宅介護の良心として・・・・・・

 


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