その37.トンネルのショート2連発

トンネル1

この話は今から4年ぐらい前のことです。

8月のある日、昔近くで、バス転落事故のあったトンネルを

通ったのですが、出口付近で後ろから呼ぶ声が、

しかも、振り返っても誰もいないのです。

トンネル2

これは2年ほど前、冬に平湯トンネルを通った時のことです。

出口の少し前から犬を連れたた人影を見たのです。

しかし、人影は一瞬で消えたのです。あの人影は何だったのでしょうか。

                             

 

なるほど。。。トンネルというのは、異世界に通じる場所のような気がします。

非日常空間なのかもしれません。そんな場所は、他にもありますよね。

海、山、森、神社、寺院、仏壇の部屋、学校、そして、便所。。。。。。。。

 


その38.Uダムの便所の怪

私は、その日、Uダムにドライブに行きました。UダムはK市から、車で一時間

ほどの場所にあります。深い山の中です。

ダムを見て、駐車場に車を停車させました。夜の、9時半ごろでした。

駐車場の端に便所があります。だだっ広い駐車場にぽつんとある。

暗闇の中に便所の灯りがぼうっと浮かんでいるそんな情景でした。

私は、何をするでもなく車の中で、ぼーっとしておりました。

ふと何気に便所の方を見ると誰かが中に入って行くようでした。

その人の足がなんとなく見えました。

 

突然あたりが、真っ暗になりました。便所の灯りが夜になって消灯したものだと

思います。あたりの暗さで、消灯するシステムなのでしょう。

ふう、ぼちぼち帰ろうかなぁ。。。。そう思って私は、何となく違和感を感じていました。

その違和感は、少しずつ現実味を帯びてきました。

そうです。時計の針は、10時20分を指しています。あたりは、真っ暗闇なのです。

山の中ですから。人っ子1人もいません。

そう、私が感じた違和感とは、その便所から誰も出てこないということです。

断言できるのは、その人が、入ってから出てこずに、消灯したということです。

その時点で、私は気づかなかったのですが、私の他に駐車場に車は一台もなかった

ということです。仮に誰かが、山の中の遠くに車を止めて、徒歩で便所まで来たとしても

(絶対ありえません。駐車場にトイレがあり、その駐車場は広く、車を止めずに歩くと

いうことは物理的に考えられない)、そう山の静寂の中で、私は車の発進音を窓を

開けていたのに聞いていないのです。深い山の中、民家もない場所です。

だとすれば、真っ暗闇の中の便所に50分も人がいるということになります。

 

幽霊。。。。なんだ。そう、気づくのに数分かかりました。私は、この場所に、

二度と行くことはないでしょう。

 

 

その39.青木ヶ原樹海

 

これは1996年の話です。

11月紅葉を見ようと青木ヶ原樹海に行ったのです。


その日は、快晴で暖かい日でした。とても清々しく気持ちが良かったのです。

しかし樹海へ近づくと背筋がゾーとするような寒気が。


私は、取り敢えず、写真を撮ることにしました。

 

写真を撮ってみると、、、。

奇妙な光が。。。。そして、人の顔が。写りました。


さらに私を驚かせたのは、
七色の光線が写真を横切っているのです。


やはり自殺者の怨念なのでしょうか。

 


樹海の中には、入らない方がいいでしょううね。


特におもしろ半分では。


それに写真は撮らない事ですね。


余談ですが樹海に入るとなぜか奥へ行きたいと思うことがあるのです。


これは亡霊が呼んでいるのでしょう。