ぶらんのぷよぷよ談話4.0
「ごみでも足場固め」

ぶろん:やあ、ぶらん君。この前はありがとう。
ぶらん:あ、ぶろんさん。この前って、折り返しの話のことですね?
ぶろん:そう。大連鎖を組んで、それがうまく消えていく時の感覚は何とも言えないね。最近はひとりでぷよぷよでも5連鎖じゃ気が済まないよ。それと、全日本ぷよ協会9級になることができたよ。
ぶらん:それはそれは、おめでとうございます。ということは、これからは、対戦仲間を増やし、対戦の機会を増やし、さらに強くなって、初段を目指す、ってのはどうでしょう?
ぶろん:う〜ん。まあ、君ほど若くないから、そんなに激しくはできないけど、それなりに頑張るよ。
ぶらん:…そうですね。私も協力はおしみません。で、今でも対戦は結構やっておられるんですか?
ぶろん:まぁ、たまに大会とかゲームセンターの定例会とかに参加してるので、私なりには十分かな。でも伸び悩みかもしれない。後手発火がうまくならないんだよ。相手の連鎖が終わるまでに発火できなかったり、暴発・巻き込みってやつをよくやったり。何かうまいコツとかはないのかなぁ。
ぶらん:暴発とかでしたら、色制限の話あたりがいいかもしれませんね。
ぶろん:あ、それ、この前言ってたやつだろ? 確か「離す」とか「つなげる」だったっけ?
ぶらん:はい。それです。で、離すのがうまくいかなかったら暴発とかになりますね。
ぶろん:なるほど。そう言われてみればそうだな。でも離さなきゃいけないと分かっていても、くっついてしまったり、結局くっつけるしかなくなったりする経験もあるしなぁ。
ぶらん:くっつけたくない時は意図的にそうする方法がありますよ。くっつかないように前もって別の色を置いてしまうんです。
ぶろん:ああ、そうか、そういえば、それらしいことを聞いたことがあるぞ。確か、ブロッキング…。
ぶらん:あ、ブロッキングを知っておられるのでしたら、それの応用だと思ってもらったらいいです。ごみでもいいから足場を固めてしまって、その上でまた続けて連鎖を組むんです。
ぶろん:じゃあ、今回のお題は「ごみでも足場固め」として、ビデオを見ようか。
ぶらん:



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うっ、話の流れが…。まぁそうしましょうか。…、あ、これですね。4列目の少しへこんだ所、緑を置いたらつながって消えてしまうので、青でブロック。
ぶろん:ブロッキング、というか足場固めは、隣より低い列でしかしなくてもいいのかなぁ?
ぶらん:う〜ん。最要注意が左、下、右と同じ色を置いてはいけない状態ですから…。
ぶろん:そうか。隣にぷよがなければそう注意する必要はなさそうだな。
ぶらん:暴発回避の意味でも、発火色が来るまでのごみは高い所に捨てられるようにしておきたいですね。
ぶろん:なるほど。その方が速く次の組ぷよをツモれるしなぁ。
ぶらん:


























ま、私はそれを実践できないでいますが…(汗)。例によって、もう1つ。今回は5列目の少しへこんだ所が緑、紫とも消えるので、青を放り込んだようですね。
ぶろん:また緑を青で離してる?(笑)
ぶらん:うぅ、それはただの偶然です(苦笑)。この6列目の緑→紫と連鎖させるつもりが4列目の緑を巻き込んだ、という感じのパターンもよくあるんですよね…。
ぶろん:確かに、折り返し部分は暴発・巻き込みが多いかも。
ぶらん:そうでしょうね。ほんと、折り返し部分の色制限には苦労しますよ。
ぶろん:…なるほどなぁ。「へこんでる所をつなげないブロッキング」か。
ぶらん:それ、言葉上では全然違いますね(笑)。「ごみでも足場固め」と。
ぶろん:まぁ連想するイメージは同じだけどな。やっぱり短い方がいいか。スピード勝負の世界だし。
ぶらんのぷよぷよ談話4.0
1999年3月2日発行
50「ずらして、横から。」