ぶらんのぷよぷよ談話2.0
「ごみははるかかなたへ!」

ぶろん:ちょっと、ぶらん君?
ぶらん:何ですか?
ぶろん:何となく、ぷよぷよって運のゲームかなって思っちゃうんだよな…。5連鎖にしてもできる時とできない時があって。欲しくない色が来てフィールドがだんだん狭くなる。君のを見て「何かコツがあるはずだ」とは思うんだが…。
ぶらん:えーっと…、ぶろんさん組ぷよが10個来るうち何個くらいが欲しくない色ですか?
ぶろん:時と場合によるが、4個くらいかな。でも組ぷよって2個1組だろ。だから最悪4組がごみになるかな。君の場合は見た所2個くらいか?
ぶらん:そうですね…、まあ、この数は少ない方がいいです。それより聞きたいのは…、その欲しくない色はどうしてます?
ぶろん:どうって…、特に意識してないなぁ。とりあえず空いてる所に置いて、後で「こいつらジャマだ」って思ってくる…。
ぶらん:そこですね。欲しくない色を連鎖のジャマにならないようにするのがコツなんですよ。
ぶろん:なるほど、そう言われればそうだな。
ぶらん:…と口で言うのは簡単ですけどね。
ぶろん:今君の積みを見せてくれないか? 欲しくない色をどうしてるか見たいから。
ぶらん:そうですね。…ではこのビデオを見ましょう。
ぶろん:ビデオ? ビデオに自分の積みが録ってあるのか?
ぶらん:まぁ、私が強い人相手に負け続ける様子とかですが。
ぶろん:じゃあ、負けそうな方を見ていればいいんだな?
ぶらん:それはちょっと…。何と言いますか、結果だけ見ていても前進はないと思うんです。過程を見直せるのがビデオの強みですし…。
ぶろん:…ほう。おもしろいこと言うなぁ。私も上司に言いたいよ。「取った契約の数だけ見てしかった所で何も前進はねえよ」ってな…。
ぶらん:大変なんですね…。
ぶろん:変な話出して悪かった。じゃあビデオを見よう。
 
 
ぶろん:連鎖にもいろんな形があるんだなぁ…。
 
 
ぶらん:






















あ、これちょっと巻き戻します。…で、ここから欲しくない色が…。
ぶろん:…で、6連鎖大量消し、かぁ…。
ぶらん:さっきの「欲しくない色」、連鎖のジャマにならなかったですね。こんな感じで、連鎖の後ろに捨てると言いますか…、
ぶろん:…つまり、ごみははるかかなたへ!
ぶらん:えっ?
ぶろん:連鎖を伸ばしてる所しか見ないんだから、ごみは見えない所へやっちゃえばいいってことだな?
ぶらん:まぁ、そんな感じにしておきますか。一度にいろいろ覚えるのは難しいでしょうし。今回はもう1つだけにしますね。
ぶろん:何か言いたそうだな?
ぶらん:話のついでに言えなくもないですが、今はやめておきます。
ぶろん:そうか。じゃあその「もう1つ」とは?
ぶらん:文字通り、ごみをはるかかなたへ消し去っちゃうのです。
ぶろん:それって、4つくっつけちゃうってことか?
ぶらん:






















そうです。自分のぷよでフィールドがぐちゃぐちゃになるよりはましでしょう? 例えば…、これですね。
ぶろん:なるほど…。これから、ごみが来たら「はるかかなた」を意識するよ。ありがとう。
ぶらんのぷよぷよ談話2.0
1999年1月31日発行
2.5「頭尾 色振り分け」