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Notes:
臨床経過を示します。急性腎不全は高カルシウム血症、脱水に伴った一過性のものと考えられ、生理的食塩水の点滴によるナトリウム負荷、利尿をはかりました。しかし、嘔気嘔吐などの症状が進行したため、第4病日、第6病日と2回にわたり血液透析を行っています。血清カルシウムの正常化以後も高窒素血症が持続するため、糸球体障害も疑われ、第7病日に腎生検を行っています。急速進行性糸球体腎炎も考えられたため、腎生検直後よりメチルプレドニゾロンのパルス療法を行いました。