皇紀 2680年のホタル情報
土清水にある寺津用水脇のホタル水路の整備作業を手伝ってきた。
管理者の金沢市と近くのお寺の管理者と、金沢ホタルの会のメンバーが10人程寄って、水路に生育していた草と、
水路の上に覆い被さっていた用水側からの枝木を切り取って、水路に日射しが当るようにした。
2時間ほどで、明るくすっきりとした水路に復元した。
実は12年前にも私も加わって、こんな形にしたのであるが、その後、
管理する方が居なくなったこともあって、ホタルがほとんどでない状態が続いていたのである。
きれいになった水路を確認したが、カワニナが見られなかったので、近くの道路側溝に棲息していたカワニナを採取して放流した。
来年は見られますかとお寺の方から質問があった。
今年はホタルが居なかったので、幼虫が居ないはずですので、再来年以後になりますと。
来年は様子を見て、飼育した幼虫ではなく、成虫を近くの用水から確保して放してみようと言うことになった。
無論、この状態でホタルが少なくても飛翔が確認出来きれば、そのままにすることになる。
寺津用水も辰巳用水も犀川の分水であり、上流部に棲息していれば、幼虫が流れてくる可能性がある。ここのホタルは以前から犀川水系のホタルを放流した場所なので、遺伝子の拡散も問題はないと思う。
作業前の状態 整理作業後 ホタル水路が見える。
カワニナの放流 小さいものが多かったので、大きいものも近く追加放流予定。