皇紀 2680年のホタル情報
今年もまた、ホタルの飛び回る季節が始まります。
しかし、今年は新コロナウイルスの予防のため、今年のホタル観賞会は全て中止になりそうです。
私たちの金沢ホタルの会の総会も、中止とになりました。
残念な年になりそうですが、その分、個人的にはホタル鑑賞に出かけることが可能であり、
管理人は今年も各地へ出かけるつもりですので、例年通り日々可能な限り更新していきます。
5月23日 金沢ホタルの会 会員
皇紀2680年11月 1日
今日は午前中ホタルの会のメンバーとして、湯涌ぴかりん隊のホタル・カワニナ放流会に参加してきた。
玉泉湖に流れ込む沢筋で、幼虫と、カワニナを放流した。
親子で参加してくれた子供たちも居て、にぎやかだった。
来年以降、ヘイケボタルの他に、ゲンジボタルも飛び交うホタルの里になるはず。
午後からは私園に行き、ヒガンバナの分球を続けた。150球程。
明日から雨。暫く休息しよう
7月に入り、犀川縁の各用水路沿いのゲンジボタルも、役目を終えて逝きました。
また、来年、6月に入れば、彼らの子供達が光ってくれるでしょう。 ありがどうございました。
でも、まだヘイケボタルは、各地で光ってくれています。
8月のお盆の頃にも光るのんびり屋もいますし、10月に入っても光ることもあります。
身近な周囲の田圃や用水路に、結構居るものです。
源氏ボタルの歌
ほたるのやどは かわばたやなぎ、 やなぎおぼろに ゆうやみよせて、
かわのめだかが ゆめみるころは、 ほ、ほ、ほたるが ひをともす。
かわかぜそよぐ、やなぎもそよぐ、 そよぐやなぎに ほたるがゆれて、
やまのみかづき かくれるころは、 ほ、ほ、ほたるが とんででる。
かわらのおもは さつきのやみよ、 かなたこなたに ともよびつどい、
むれてほたるの おおまりこまり、 ほ、ほ、ほたるが とんでいく。
ほたるのやどは たんぼのいねよ 、 いねのはかげに ゆうやみせまり、
たんぼのかえるが なきだすころに、 ほ、ほ、ほたるが ひをともす。
ゆうかぜそよぎて、いねのはゆれる、 ゆらぐはかげで ほたるもゆれる、
たにまにまんげつ のぼるころに、 ほ、ほ、ほたるも とんででる。
たんぼのあぜみち ほたるのすみか、 かなたこなたで ともよびつどい、
むれてほたるの ひかりのじゅうたん、 ほ、ほ、ほたるが むれひかる
ホタル達、今年もありがとうございました。 再見
皇紀2680年令和2年7月16日 昨日は久しぶりに私園に寄り、夜は姫ボタルの再調査のため、大杉谷の生息地に出かけた。 夜の11時過ぎまで観察したが、姫ボタルは見られなかった。 12日にヒメと思われる光が見られた場所で、虫取りネットまで用意して捜したが、確認できなかった。 ゲンジボタルは10頭程確認したが、お姫様には会えなかった。 真夜中の12時近くに生家に帰り、ビオトープを観察。ヘイケボタルがまだ、5頭確認できた。 星空が見え、桜の真下から見上げると、星かホタルか解らないが、光のツリーが見上げられた。 やっと生家に入り、みんなに挨拶して眠りについた。
皇紀2680年令和2年7月12日 雨続きですが、10日は午後から私園の草刈りをして帰りました。 11日は朝から大杉で、苔庭の草むしりしていました。 夕方から、ヒメボタルの居る大杉谷の林道の最奥部まで行ってみました。 この林道終点は、小松市と勝山市の境界にある大日山1368m への登山口の一つでもあるのです。 大日山へは5時間程かかるそうなので、登山は難しいようであるが、大杉谷はとてもきれいな渓流であるので、 ヒメボタルが他の地点にも居るのではと思っており、車で行ける状態の確認に行ってきた。 林道は終点まで良く整備されており、特に危険な所はなかった。しかし、林道にはいると携帯は圏外となった。
長い林道の中間地点まで戻り、暗くなるのを待つことにした。 8時を過ぎるとかなり暗い谷底であるが、ヒメボタルは9時から10時過ぎまでが光る時間なので、8時半まで待機した。 降りてみたら、谷側にゲンジボタルが1頭飛んでいる。これは嬉しい歓迎である。 ヒメボタルは林道より山側の杉の植林地の下草や低木の間に居て、オスは低く飛翔するが、あまり高く飛ぶことはないとも言われている。 メスはほとんど飛翔しないので、地表面にやや青白く光ると言われている。 林道口まで、少し走って停車して、ライトを完全に消して、しばらく待つ。 これを繰り返して、以前尋ねた生息地までおりながら調査した。 やはり、ゲンジは川が近くなる場所では、数頭匹点々と確認されるが、数は多くはない。 一方、山側の斜面の光はなかなか見つけられない。 生息地で10時まで待機していた。 やっと2頭、ゲンジと光るパターンが違うものが見つけられた。 掴まえて確認しようと思い、ライトを当ててみたら、道路の崖の上で上れない。 また、一度ライトを当てるとなかなか光ってくれない。 結局ヒメボタルかどうかは解らないままに帰宅することになった。 大杉町の川辺でゲンジを捜したが、あまり棲息していないようである。
今回の調査では、昼間、原町のど真ん中で、堂々と道を歩いている離れザルと出逢った。 地元の人たちは、あまり悪さをしないので、追い払うことはしていないらしく、サルも普通に人と暮らしているようだった。 赤瀬ダム付近では、昼間と夜の帰り道で、キツネさんと出逢い、突然飛び出したタヌキさんとぶつかりそうにもなった。 故郷では、クマが多く目撃されており、夜行性のイノシシも怖いが、今年はまだ遭ったことはなかった。 無論、林道沿いの山林は、彼らの住処なのである。 迷惑はかけないよう、気を付けて行きたい。 |
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今夜は、市内のホタルの観察最後のつもりで出かけてきた。
犀川緑地上流側水路では、数は減ったものの、ヘイケが50頭程光ってくれて、ここの見納めしてきた。
大桑貝殻橋では、右岸側の水路には10頭足らずとめっきり減ってしまった。
一方、左岸上流の大桑用水路沿いやその前後の果樹園内にはホタルがまだかなり飛んでいる。
ほとんどがヘイケであるが、ゲンジも数頭混じっている。
ヘイケの数は広く捜せばまだまだ居るようであるが、農道付近では200頭位と思う。
果樹園の中から人の声が聞こえる。観賞者が居ると思い声かけたが、反応がない。良く聞いていたら、ラジオの声である。
農家の方が作業する際に、クマ除けにラジオを鳴らしていることが多いが、帰り際に鳴らしたまま忘れて行かれたのかも知れない。
でも、最初は、少し怖かった。 そう言えば、今年はイノシシとまだ出会って居ない。
最後に市内の用水路沿いに回った。 今夜も長い水路沿いに、ヘイケボタルが数百に近いと思われる数居た。
ゲンジは殆ど見られない。ヘイケボタルが中心なので、これから梅雨明けの20日過ぎまで光り続けてくれそうである。
落ち水付近でゲンジか2頭飛翔してくれた。 今夜で金沢のホタルの調査終了としたい。
山手にはまだまだ居るはずであるが、年と共に車の運転が難しくなってきている。
明日は、久しぶりに故郷の生家に泊まり、夜の観察と、ヒメボタルの生息地を尋ねて来たい。
昼間もホタル関連であちこち回っているが、このまま大雨にならないで梅雨が明けてくれることを祈りたい。
皇紀2680年令和2年7月7日
大雨続きで九州は大変なことになっています。人もホタルも心配です。
しかし、ホタルが生息しているような場所の大半は、実はあまり被害を受けていないことが多いのです。
多くの人が川縁に住んでいるために被害を受けるのですが、自然な河川では、あまり被害にはならないのです。
そこに防災上の重要なヒントがあるのです。
人もホタルも、自然の中で暮らしていければ良いのですが、難しいのかな?
今夜もホタル達には、会えずに終わりそうです。
紀2680年令和2年7月5日
今日は私園の作業から早めに帰宅して、夜のホタル調査に備えた。
久しぶりに、犀川緑地公園の上流側からスタート。
ここはヘイケの生息地であるが、数は減ったし、下流側は特に少なかったが、上流側の分岐点付近は、まだ100頭程見られ、きれいであった。
次に、大桑貝殻橋に向かう。 右岸側の水路縁からはほとんど居なくなり、人も居ない。ヘイケが20頭位かな。
左岸側大桑用水路へ急いだ。 こちら側はまだ、沢山居る。ゲンジも数匹見られ、ヘイケは水路縁とその上に飛び交っていた。
奥の水田地帯はヘイケが稲に付いているものの、数は疎らである。
移動のために橋に戻ると、右岸側から帰ってくる4人家族連れに出会った。
子供達は、殆ど見られなかったようで、不満そう。 良かったら、沢山居るところへ案内しますよと声かけた。
再び、大桑用水路沿いに戻り、ホタルの生態も含めた解説をした。
一人で見た時よりもさらに多く光ってくれ、子供達の目の前を飛んでくれたので、とても喜んでいた。
さて、最後は市内の用水路沿いの観察である。 こちらではゲンジは減って100頭位かな。でもヘイケは数百は居ると思われる。
楽しんでいると、親子3人ずれにお会いしたので、また説明。車がなかったので近くの方と思われる。
金沢で一番良い所ですよと。
さあ、今夜が終いとも思って回ったが、また、出かけることになりそうである。ホタルの勝手友
今日は個人的には嬉しいことがあった。50数年振りに中学の後輩に会いに行ったが、会えなかったが、夕刻に、電話をくれた。
久しぶりの声を聞きながら、中学生だった彼の姿が目に浮び、近く再会することにして電話を切った。
私園で会うことにした。とても楽しみでもあり、故郷のことを彼に教えて貰うつもりである。
皇紀2680年令和2年7月4日
全国的に豪雨が続き、ホタルどころではなくなってきている。
それ故にしばらくは、夜のお出かけは難しい。でも、洪水が起きても、ホタル達は必ず生き残ります。
私たちもそうしたホタル達の、自然に備わっている知恵から学ばねばなりません。
皇紀2680年令和2年7月2日
昨夜は、中止になった兼六園の来年の観賞会に備えて、今年のホタル状態を確認するために、主催者と金沢ホタルの会の共同調査が行われた。
時々小雨が降る中であったが、園内の曲水と池周りのホタル調査をして回った。
この時期なので、ゲンジボタルは確認できず、ヘイケボタルは合わせて50頭以上居たと思う。
特に山崎山の曲水の始まる付近は、街明りなどがない空間のため、とてもきれいにしかも、飛翔する個体もあり、絶好の観賞スポットである。
沈砂池や氷室跡池にも結構居るのであるが、背後の園外の道路と国立病院の明りがまぶしく、見にくい。来年の課題が見つかった。
カキツバタのある曲水の中央部では、点々とヘイケの確認はされるが、カキツバタの衰退と共に数が減っているように思われる。
来年以降が心配な状態である。 霞ヶ池とひさご池では確認できなかった。
コイが沢山いるので、棲息が難しい。ホタルの天敵は、幼虫時はコイ、成虫時はクモなのである。
帰る頃には本降りに近くなったので、他の生息地は確認せず帰宅した。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 7月1日
6月30日は犀川の河口付近を中心に観察しましたが、昔ヘイケボタルが沢山居たと言われる場所でも、確認は出来ませんでした。
ヘイケのピークは過ぎているわけですが、棲息していれば、必ず数匹は光るはずであり、絶滅したのかも知れません。
今夜は、市内の用水路を見に行きました。ゲンジは10頭程確認できましたが、がっくり減ってしまいました。
その代りに、ヘイケボタルはまだまだ沢山光っていました。飛翔する個体は少なく、用水路の壁や草の影で光っていました。
ここのヘイケは、あとしばらくは見られると思う。
その後、大桑貝殻橋に寄った。右岸橋詰めは、ほとんど居なくなり、ヘイケ数匹が見られただけである。
左岸側の大桑用水路沿いとその奥の水田地帯では、バラバラであるが、ヘイケが見られた。
果樹園の下の草の中にゲンジと思われる光が見えたが、飛翔して居らず、最期の光を放っているものと思う。
いつもは帰り道で見送ってくれるホタルが居るのであるが、
今夜は、細かい雨の降る事もあり、見送りはなかった。 数日後に、もう一度訪れて見納めとしたい。
山間の地では、ゲンジは後1週間程は見られると思うし、ヘイケは7月半ばまで結構見られると思います。
ホタルの光の曲が、流れるような闇でした。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月29日
昨日は午前中、兼六園を二周りした後に、午後、刀利ダム経由であちこち見ながら、頼成の森に5時前に着きました。
園内を小回りして、施設とヒメが居そうな斜面を観察していました。
集合時間の午後8時前に参加予定者が集まり、車で再移動。 事前観察した場所とは異なる沢筋を観察した。
ゲンジボタルが50頭程飛び回り、ホタルの生息地であると確認できましたが、ヒメボタルはと言うと、見つからない。
9時過ぎるとゲンジは光らなくなるので、10時30分まで観察したが、ヒメボタル特有のフラッシュ発光は見られなかった。
途中で一昨夜の調査地である富山市八尾の三田地内へ移動することになった。
359号線を東へ走り、山手へ向かうが、私を案内してくれた軽四トラックの運転手が現地に不慣れなようで、道を何度も間違えた。
私にとっては、数年前まで仕事していた地域なので、道筋の大半は頭にあったが、
夜の行き先が解らない運転なので、前車に着いていくこととなったわけである。
三田での調査でも小さな渓流であるが、遅い時間ながら、ゲンジが良く光っている。
11時30分頃まで道路の奥地まで調査したが、ヒメ様には逢えなかった。
別れて家路に着いたが、疲れていたので、山越えではなく359線を西に走り、森本へ向かったはずであるが、
砺波市の郊外で道を間違え、小矢部の方向へ走ってしまった。地名で気が付き、小矢部インターへの道を辿り、
高速道路へ入らず、下道の内山峠を越えて森本へ入り、山環でやっと自宅へ無事着くことが出来た。午前1時頃。
久しぶりの長時間の運転と、てくてくと歩く距離が長かった一日なので、昨夜は市内のホタルはお休みさせて頂いた。
ヒメ逢い隊の一員
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月27日
午後から私園の水路沿いの草刈りをしてきた。
ナイロンコードのケースが古くなり、途中で外れてしまい、中にあるバネが何処かへ飛んで行った。
スペアのバネに変えて再挑戦。 しかし、本体がだめなようでスペアも飛んで行き、諦めて帰ることにした。
本当は私園で撮影に挑戦と思ったが、頭から顔まで草の破片が、引っ付きとても酷い。
家でシャワーを浴びてから、市内の用水路へと出かけた。
上の写真は初めて成功したホタルの光である。 15秒の露光であるが、背景と合成しないとこんなものである。
ここのホタルも少し減ってきた。 今年は暖かかったので、早くに終わるかも。
さて、その後、大桑に立ち寄った。貝殻橋もピークは過ぎて減ってきた。
対岸の水田や、大桑用水沿いもゲンジが減ってきた。 まだまだ光ってくれると思うけど、少なくなると寂しいものである。
大桑貝殻橋右岸 相変わらず河川敷に車まで乗り込む人が多い。
6台程居たので、大声を出して、ホタルの代わりのお願いですと叫びたかった。
車は野球場の駐車場に止めて下さい と。
しかし、勇気が出ず、帰ることにした。
明日は、ヒメボタル調査に富山に行って来ます。 居たらいいなあ。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月26日
今夜はホタルはお休み。
昨日は市内用水路で残り雨の中、撮影のやり直しをしようと試みたが、失敗。
でも、ホタル達は元気に飛び回っており、一人で楽しんだ。
朝からカメラの説明書を読み直して、漸く原因が判明した。
今夜、チャレンジしようと考えたが、少し体調が悪く、お休みとした。
明日は私園で作業して、帰り道の何処かで撮影を試みてみます。
日曜日は、富山県に出かけることにした。
地元のホタルの会のヒメボタル調査に参加して、ヒメボタルの棲む場所を確認させて貰うことにした。
ホタルは何種類もいるが、ゲンジとヘイケの他にヒメボタルが有名なので有る。
富山県では昨年再発見されて、今年はさらに詳細な現地調査が予定されている。
その調査に同行させて頂くことにした。
7月に入れば、石川県の私の故郷小松市で現地調査を予定しているので、その練習も兼ねて出かけてきます。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月22日
今日も、近くのホタル生息地を回ることとした。
まず、市内の用水路沿いの生息地で、カメラ撮影を試みた。
しかし、カメラと三脚を固定する台座が2種類あるのだが、間違えて固定できない。
三脚に押し当てて、手で固定してBモード撮影したが、今度はシャッターが下りない
困った。 親子連れが来たので、撮影は諦めて説明に当った。
狭い範囲だが、30頭程が乱舞する。 とても喜んでいる。
お父さんが携帯で話ししていたが、5分もすると、観賞者がどんどん集まってくる。
みんな近所で奥さんが声かけて先発隊のお父さんから聞いてきたのだろう。
下は一杯になり、上の水路沿いも増えてくる。
そこで次に移ることとし、山環に入り長坂用水路に向かった。
トンネルの先のホタル水路で、探し求めて1頭見つかった。
次は額ふれあい公園へ向かう。
前回と同じで下流側では20頭程見られたが、上流側には数頭見られるのみで、最奥の橋付近は確認できなかった。
最後に、犀川緑地の上流側の水路縁を見た。
今夜から街灯を川側の2灯消灯して頂いたので、一杯と期待したが、茂みには居るが、飛翔しているオスが見られない。
発生してから大分経つので、オスは亡くなり、メスが卵を産んでいる時期かも知れない。
ヘイケは7月半ばまで次々と羽化してくるので、様子を見ていきたい。
暗くなったので、あまり水路沿いには下りないでください。
今夜はここまで。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月21日
今日は、近くのホタル生息地を少しだけ回ることとした。
犀川緑地上流側をまず見に行った。日曜の夜なので、近くの家族連れが3組程観賞に来て居られた。
ヘイケは200頭位かな ? 水路沿いの植生がきれいに刈り取られている。
水路全区間ではないので、大きな被害はないと思うが、羽化が始まる前であれば、ホタルに影響は少ないが、
ヘイケは昼間は草むらに隠れているものなので、しばらくは回復に時間がかかるかも知れない。
公園としての管理上仕方ないことかも知れないが、管理者には配慮して頂きたいと思う。
次に市内の用水路の暗がりのある場所に移動した。
ここは、一昨日頃から、ゲンジが一気に増えており、今夜は乱舞状態の場所も見られた。
一人で数百のホタルの光を独占していた。
帰る頃に一家族がワゴン車から降りてホタルを見に行かれた。
明日以降は、観賞者が増えそうである。
最後に、大桑貝殻橋右岸を見に寄った。 河川敷や道路に何台も駐車して居られた。
野球場の駐車場に止めて、様子だけ見て、帰った。
ここはもう少し増えると思うが、もう昔のような乱舞は見られないと思う。
大桑貝殻橋に行かれる方は、車の場合には、
必ず簡易野球場の駐車場 に止めて頂きたい。
途中の道路で家族を下ろすことなく、駐車してから家族みんなで少し歩いて下さい。
そうすると目が暗闇になれてきますし、ホタルも見やすくなります。
今夜はいつもより早めに帰宅した。 ホタル狂いの管理人
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月20日
今日は、管理人にとっては特別な日である。亡き父の命日であり、管理人の69回目の誕生日でもある。
それ故に、午前中は、生家でのお参りと、墓掃除をして、過ごした。
35回忌となると、一人での静かなお参りとなった。亡くなった兄以外の4姉弟は、なかなか揃うことは出来なくなってきた。
午後は、父の植えて逝ったサツキの剪定に掛かった。花は、ほぼ咲き終わり、来年に備えて刈り込み剪定をした。
無論、6株程であり、まだ、数日は掛かる作業である。
暗くなるまで剪定ばさみで刈り続けた。7時50分を過ぎた頃に、ゲンジが入り口の暗闇で1頭光り始めた。
今夜がピークと思っていたが、2頭目がなかなか光り出さない。
しびれを切らして橋の上まで見に行くと、途中で、園内を飛び回っているオスの姿に気がついた。
3日前と異なり、生息地を離れてメスとの出合いを求めて、あちこち飛び回っているのである。
数は10頭居るか居ないかである。飛び回っているのがオスであるとするならば、
メスは水路付近に居るはずと考えて水路付近を捜していたら、メス1頭が見つかった。
メスはオスよりも数が少ないので、貴重なメスである。水路内側の苔に卵を産んでくれたら良いし、
出合いを求めて本流の方へ飛んでいったオスも、新しいメスと出会えてくれたらと願った。
生家に戻り、ビオトープのヘイケを見た。しかし、数が少ないし、飛翔していない。
今夜は、少し寒い事も、影響しているのかも知れない。
時間が来たので、帰宅の途に着いた。 途中で家人から電話があり、急いで帰宅する必要が出来た。
大日川沿いで、今ピークのホタルを見たかったけれど、橋の上から、ちらりと見て帰宅した。
家の事情でしばらくは、市内の観察だけで、遠くは難しくなった。
月曜日以後については、医師の判断を聞きながら、自宅待機していることになりそう。
昨夜は、気温が20度以下で、ホタルは一休みだったと思う、
今夜からは気温が上がるので、夜間ホタルが一杯飛翔すると思う。 義母にホタルきちがいと呼ばれている管理人
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月19日
今日も7時過ぎまで雨が降っており、ホタル達も休みだと思ったが、
明日は故郷小松の生家の方へ行くため、市内は見られないので、予定通りに山手に出かけた。
湯涌温泉の玉泉湖に7時半に着き、池の周りを一回りした。
まだ明るいので、ホタルは当然見られないが、明りが残る間に昨年と変わった所がないかの確認をして回った。
7時50分過ぎから池の端の土手でショウブの植生の間から光り出すのを待っていた。
3頭ヘイケが同時に光り始めた。 直ぐに一帯の草むらに広がり、8時には30頭程が光ってくれた。
堤防の方を見たら、人がやって来た。そこでは照明があって見られませんので、降りてきませんか と声かけた。
中年の男性で、泊まり客らしい。食事を済ませて一杯飲んで来られたという。
一番奥のホタルを案内して説明した。 木曽の田舎の出身でゲンジボタルばかり見ていたが、ヘイケもきれいですねと。
ゲンジが居ると目立ちにくいのですが、ここの場合、1m前後の距離で見られるのと、結構固まって居るので、きれいなのです。
その頃から池の上を飛び回るものも出てきた。 弱いひかりであるが、きれいな光景である。
氷室小屋の照明があるが、その明りの中を飛び回っているものもいるようである。
しばらくの楽しいホタル談義を終えて、次の地点に移動することにした。
湯涌温泉の入り口交番の前の浅野川の下流に向かうと、本流にゲンジが2頭光っていることに気が着いた。
さらに白見谷川の橋の上でも2頭ゲンジが確認できた。
これは、浅野川の源流部でも羽化しているのではと思い、急遽富山県境に近い横谷川に向かうことにした。
採石場を過ぎて、元集落の広場でUターンした。
帰りながら、ライトを消して観察したが、なかなか見られない。
諦めかけたら、川側ではなく山側からゲンジが現れた。今夜は1頭だけだったが、来月に向かって次第に増えていくと思う。
私にとっては、仕事の帰り道で、ここでホタルと出会ったことが、今に繋がる事となった場所である。
大部遅くなったので、帰宅と思いながらももう一箇所見ておこうと市内の用水路沿いの遊歩道へ寄り道した。
ここは水路沿いと水路からの落ち水、落水が緩く流れる水路がある。
緩い水路沿いにはヘイケボタルが居て先日からかなり居たが、今夜は殆ど見られなかった。
一方、落水の急流部ではゲンジが30頭程狭い空間に見られた。とても美しい。
水路沿いの遊歩道沿いでは、ゲンジが30頭程点々と見られた。
ここは来週から来月前半にかけて乱舞状態になるはずである。 今夜は下見に近いが楽しい夜遊びであった。
明日は、私園で作業して夜は生家の隣のビオトープのヘイケボタルと、私園内のゲンジボタルを楽しみたい。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月17日
市内の用水路沿いの観察から始めた。
昨年のピークよりは、はるかに少ないが、遊歩道沿いでゲンジとヘイケボタルが30頭程ずつ確認できた。
週末から来週にかけて、かなりの乱舞が観察できると思われる。
その帰りに大桑貝殻橋に寄った。 右岸側から見始めた。
カメラマンが数人居て、対岸から歩いてくる観賞者も見られた。
ここの水路沿いでは今日は100頭程と見た。明日以降どんどん増えて乱舞が始まると思う。
何で対岸に車を止めて歩いて橋を渡ってくるのかなと不思議に思い、左岸側上流部へと向かった。
橋詰めからゲンジ数頭がお迎えしてくれた。 大桑用水路沿いにはゲンジもヘイケも結構見られた。50頭ずつと見た。
長坂用水路沿いの山裾には近年になく多くのゲンジ30頭程が見られた。
農道の奥の方まで歩いて行ったが、そんなに多くは見られなかった。
一台農道の最奥まで入り込んでいた車が居たが、車から降りないでライトを付けてホタルを楽しもうと思うのが間違えである。
結局、ほとんどホタルを見ないで、運転手は狭い農道を必死で運転して帰って行かれた。
ここの農道は、一般車立ち入り禁止 であり、
ホタルの生息地へ車で乗り込むことも、完全なホタル観賞マナー違反である。
大桑貝殻橋のホタルは、週末から来週にかけてピークを迎え、多くの観賞者が来られるが、
絶対に、貝殻橋付近のスペースには、車を乗り入れ、駐車しないでください。
大桑簡易野球場側に広い駐車場がありますので、そこに止めて歩いて下さい。
左岸側の堤防道路に止める場合は、かなり手前の広い道路で停車してUターンして駐車して下さい。
今夜も家族連れが来て、お父さんがライトを頭上高くから照らして居られたが、歩行するのには、ライトは要りません。
目を暗闇に慣らすためにも、ライトは付けないで進んで下さい。
ライトはホタルが点けるもので、人が点けるものではありません。
ホタルは夜行性で、光ることで生存していくのです。私たちはその光を楽しませて頂いているのです。
最後に犀川緑地へも立ち寄った。今夜は上流側の防災広場の広い駐車場に止めた。
ここも十分な駐車スペースがあります。そして堤防沿いに雪見橋側に歩いて下さい。
途中から堤防下の水路付近に、ヘイケボタルが一杯居ますのでご観賞下さい。 ホタルの友人
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月16日
大雨の後の私園や故郷の様子を見るために、朝から私園に立っていた。
かなりの出水があり、岩井戸の滝付近では水位が高い位置まで、流水の痕跡が見られた。
しかし、大きな崩れや浸食は全く生じていなかった。 盛土した岩井戸側の斜面もほとんど流されていなかった。
道路の水も、排水路が回復しているので、轍の浸食も全くなかった。
朝一番の仕事として、各樹木や景観の記録写真を撮り回った。さて、何をしようかと思いながら、草むしりから始めた。
苔山の冬草が枯れており、取り除いたり、タブの落葉が続いているので、掃き始めて集めて堆肥山に積み上げた。
本当はサツキの挿し木をするつもりだったが、用水路の斜面に一度刈り取った草や蔓が蔓延っていたので、
これらの新芽や新蔓を、根元から切り取っていった。またカンアオイの群落の周りの草も取り除いた。
夕刻を迎えて、ホタルが光り出すのを、私園で待った。
7時45分過ぎから、私園入り口の慰霊碑の、周囲のモミジの大木の下枝の葉裏から、光り始めた。
橋まで行って入り口に戻ると、お客さんが来ていた。 村の親類の先輩と同行してくれた娘さんであった。
丁度その頃には、モミジの下の暗い空間を、ゲンジボタルが15頭程、まるでお客さんに挨拶するように、飛び回ってくれた。
先輩も久しぶりに、ホタルの光を見て喜んでおられた。ここへ来る前にビオトープに行かれたとのこと、全く見えなかったよと。
それはそうである。7時30分頃から見ていたらしいが、まだまだ明るいので、ヘイケは光らないわけである。
帰りに寄れば、一杯光って見えるよと。
本流の内、岩井戸付近には見られなかったが、発電所への橋の上からは、ゲンジが2頭光ってくれた。
生家の隣のビオトープに回った。 水田畦付近とその真上で乱舞している。 あまり奥まで見ていないが、50頭位と思う。
さて、金沢へ帰る途中、いつもの大日川別宮の、新橋では20頭、旧橋では50頭程と一家族が居られた。
明日からは人が一杯になるだろう。 週末は車で立ち寄ることは避けなければならない。
下流の堰付近では、本流と排水路で、併せて100頭程元気に光ってくれていた。しかし、ヘイケは僅か1頭であった。
後は自宅までひたすら運転である。 今夜も一杯逢えて良かった。 大雨の影響は見られない。 ホタル人
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月15日
大雨の後、よく晴れた一日、昼間は、午後から犀川沿いのホタル生息地の昼間の様子を観察してきた。
夜は、犀川緑地上流側の水路から観察を始めた。 ヘイケが水路の流れに沿った両岸の草地も含めて沢山光ってくれた。
約300頭程確認でき、園内にも飛び回っているものも居た。 上流側の水路縁には、居るものの数は少ない。
ヘイケが住みやすい環境に見えるが、上流端の池も含めて以前から増えてこない。
さあ次は、長坂用水ホタル水路へと移動した。 水路を往復して捜したが見られなかった。
次は、伏見川山科の甌穴付近に立ち寄る。しかし、全く見られなかった。 不思議。
そして、今夜の本命額谷の七瀬川 額谷ふれあい公園の南側の山環より東側の川縁を観察した。
山環の直ぐ脇から50頭程ゲンジが乱舞している。 過去最高の数である。
しかし、堰より上流側の例年見られる観察しやすい区間では見られない。最奥の橋付近までで僅か1頭しか確認できなかった。
実は今年の冬に、橋より上流側で河川工事が行われていたので、その影響で少ないのかも知れない。何回か観察して様子を見たい。
さて、そのまま帰ろうと思ったが、白鳥路が気になり、遠回りであるが、寄り道した。
白鳥路は人も少ないが、ホタルも少なくなっている。
今日は時間の関係もあり、半分しか見ないで帰ったが、20頭程しか確認できなかった。
蓮池門通りの水路、水路縁のヘイケも殆ど見られない。
代わって水路の上のサカキの薮の中に、ゲンジと思われる光が7頭程見られた。
次に市役所前の辰巳用水を見た。ここでも水路沿いに沢山居たヘイケは居なくなり、
ゲンジと思われる光が、4頭ほど分離帯の植裁の中に確認できた。
今週末には、各地でゲンジが主体のホタルが見られると思う。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月14日
市内南部を回るつもりでしたが、夕方まで雨で、警報が出ていたので、お休みしました。
ホタルの生息地では、ほとんど影響がないと思います。
今シーズンのホタルは、ほとんど上陸して蛹になっているか、成虫になっているからです。
明日の夜は、ホタル達も元気で飛んでくれるはずです。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月13日
今日は朝から故郷の私園の整理と草刈りをしていました。朝一は雨だったので、東屋で川辺を眺めて過ごした。
夜は、生家の隣のビオトープの観察から始めた。 7時50分頃からヘイケが光り始めた。
水田側にいるものと、我が家の庭側の樹木の影から光り出すものが居る。共にヘイケであり、併せて30頭程である。
途中で、私園に戻り滓上川本川と、私園内を見回る。原田橋の下流側にゲンジが1頭確認された。
戻って私園の入口付近のモミジの大木の暗がりを見ていたら、ゲンジが沢山居る。
ヘイケのつもりで下ばがり見ていたが、高い木陰を次々と飛び回っている。 10頭以上は居そうである。
ここ数年見られなくなったゲンジが漸く復活してきた。 嬉しい限りである。
まだまだ、増えそうなので、ここで生息しているものと思われる。発電所への橋の上から本川を見たら、ここでも2頭確認できた。
今度は、上麦口との境の茶屋橋から堰堤下流を見たら、ここでも2頭確認できた。 ただ、虫谷川沿いでは、ゲンジは見られない。
また、虫谷川沿いの水田のヘイケも、昨年よりはるかに少ないし、上麦口側の水田ではヘイケは確認できない。
ヘイケボタルは、水田の管理や農薬の使用状態の影響を強く受けて、数が大きく変化するようである。
峠を越えて、白山市旧鳥越村別宮の大日川本川を下った。
新橋では、橋の上下流で10頭、旧橋では、20頭程いずれもゲンジが確認された。
さらに下って取水堰付近では、本川側にも20頭程、右岸排水路沿いで50頭程、乱舞に近かった。
一方、水田側にいつもなら沢山見られるヘイケは、一頭も確認できなかった。
畦の除草剤は使われていないので、水田内に水口から流す除草剤の影響があるのかも。
大部遅くなったので、家まで一気に急いだ。 金沢ホタルの会員
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月12日
今夜は湯涌温泉玉泉湖から観察を始めました。 ヘイケが池全体で60頭程確認できました。ゲンジは未確認です。
東屋橋を回る園路を一回りと思いましたが、一人なので、ため池の堤防端の少し先まで見て、ヘイケが10頭程居ることを確認して、
戻って、池内の広場へ降りて、湖岸と背後の草斜面を観察しました。
花菖蒲の茂みや草の中にキラキラと輝く光が多数あり、とてもきれいでした。湯涌のホタルはこれから増えていきます。
温泉に入りながら、帰り道に少し脚を伸ばして、ホタル達に逢ってあげて下さい。この湖岸だけで50頭は居ると思われました。
次は犀川縁に戻るために、白見川橋のホタル生息地を見ましたが、居ませんでした。
下谷町の水田地帯で停車して観察したら、水田にヘイケボタルが数匹飛んでいました。
山越えして辰巳ダムを渡り、ホタル橋の上から犀川を覗きましたが、昔居たゲンジはまだ確認できませんでした。
辰巳町の地元の方がビオトープを残して居られるホタル保護地区で観察しました。
もう、ヘイケボタルは100頭以上確認できました。また、辰巳用水の通る山裾付近にゲンジの光を10頭程確認できました。
次に末町の犀川縁へと行こうとしたら、滝亭の下流側農道に車が2台停車しており、子供達が沢山居ました。
直ぐに道路に車を止めて、ホタル見られましたかと尋ねたら、保護者が昔居たのに全然居ませんねと。
では、辰巳のホタル橋の付近へ行かれたら良いですよ。結構居ますよと。
説明しても天池の方に行く感じがしたので、では、案内しますので、ついて来て下さいと。
Uターンして辰巳町まで、2台を誘導して現地で停車した。
ワゴン車に居た二家族8人ほどが降りてきて、ホタル居ますかと懐中電灯を付ける。
ライトは要りませんよ。良く見て下さい。 うぁー一杯だ。 歓声が上がる。
しばらくヘイケボタルの説明と遠くには、ゲンジも居ますよと、説明した。次に行かねばとお別れした。
行き損ねた末町は諦めて、大桑貝殻橋の右岸側を確認した。昨夜とあまり増えては居ない。人も居ない。
大部遅くなったので、最後に犀川緑地の上流側を確認 ヘイケが昨夜よりも増えているはずであるが、水路縁ではむしろ少なく見える。
上方の木の枝葉や園内に分散しているのかも知れない。
今夜は下流側の昔放流した事務所前も確認したが、光は見られず、水路を見たら、干上がっていた。
取り入れ口が閉塞した状態になっているのかも知れない。今年も生息は難しい。明日の夜は金沢市内各地でホタルが見られると思う。
明日は、故郷で作業するので、小松と鳥越でホタルを楽しんで来ます。 金沢ホタルの会員
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月10日
今日は午前中は、6ヶ月ぶりの定期検診の病院通いであった。
特に良くなる、悪くなる結果ではなかったが、少しでも先まで生きられるよう、薬の処方箋を頂いてきた。
夕方、孫の家で、朝顔のプランターの世話をしてきた。芽が出なかった場所に新しい苗を追加してきた。
明日からは雨降りなので、しっかり根付いてくれるはずです。
さて今夜は車で市内を観察してきた。 最初は犀川緑地公園の上流側を見た。
一昨日よりはるかに増えて、ヘイケボタルが200頭程居たと思う。週末は観賞者が多くなると思う。
次に大桑貝殻橋へ向かった。 まだほとんど居ないはずであるが、左岸橋詰めは車で一杯であった。
大桑用水路沿いで10頭以上ゲンジが見られた。 水田地帯ではヘイケが20頭、ゲンジが10頭程確認された。
しかし、上流側の一番早い山裾には居なかった。
貝殻橋を渡って水路沿いを見ると、数頭ヨシの茂みにゲンジを確認。
ここで残念なことがあった。河畔に生息していた木々がさらに無くなり、土手の天端の草が刈り取られていた。
観賞者が見やすく安全にと思ってのことかも知れないが、ホタルの生息環境を壊していることになるのである。
私たちは、ホタルの生息地を見守ることなのである。
生息地には入ってはいけないし、環境を変えてもいけないのである。
次に、用水路沿いを見に行った。ヘイケが10頭程とゲンジが3頭程見られたが、昨年のように沢山光ってくれるか、心配もしている。
兼六園の蓮池門通りの水路では、7頭程ヘイケが見られたが、飛翔はしていない。白鳥路は沢山居ると思うがパスした。
最後に市役所前の辰巳用水を見た。 ヘイケが40頭程確認できたが、爆発的には増えていない。
今夜から明日午前中にかなりの降雨が予想されている。この雨でホタルも植物も一息付けそうである。
渇水になっているダムにも、恵みの雨となってくれればと思う。
そして週末には雨で羽化しやすくなったホタルが、一杯各地で見られるようになると思う。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 9日
今日は最後の草むしり。 暑くなるとの予報であるが、大木の杉木立の下庭は、風も通り、結構涼しい中で作業を終えられた。
一服しながら、昨夜白鳥路のホタルを観察してきたことを元先生に話したら、あそこは昔からホタルが居たと。
先生は金大の法文学部出身であり、学校帰りに良くホタルを見ながら、帰ったと。
アレーおかしいのでは と疑問を問いかけた。
あはは、今の白鳥路はその後に新しく整備された水路で、昔は汚いけどホタルの棲む水溜まりがあったのだと。
私は整備後の今の姿しか知らないけれど、明治に白鳥堀を埋め立てた際に、地表排水路として今と同じように大手堀に続く沼地があった。
無論、そんな水域ですから、ヘイケボタルが沢山生息していたのでしょう。
昭和59年の整備が終わった時に、水路に地下水を流す曲水を造ったので、昔のようにホタルを復活しようと、
金沢市と金沢ホタルの会の協力の下に、ヘイケと共にゲンジも放流して、今の生息環境が形成されたものなのです。
夜は、生家のホタル観察からはじめた。 狭い範囲であるが、50頭程農道を挟んだ暗い空間と水田の上を飛び回る。
私園と滓上川には見られない。 さあ、出発だ。別宮の大日川に懸かる橋の上下流に、ゲンジ10頭の光を確認。
直ぐ下流の堰付近では、本流と排水路沿いにゲンジ50頭程を確認。しかし、何時も一緒に見られる水田側のヘイケが全く見られない。
何か有ったのかな。早いのかな 何とか家に辿り着いた。 明日は金沢にいるので、再び市内のホタル観察予定。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 8日
今日は我が家の庭の整理に当たった。夕食後、車ではなく、徒歩で白鳥路に向かった。
8時過ぎに到着。往復して、ホタルを楽しんだ。観賞者は併せて20人程かな。
でも、とてもみんな満足しておられた。白鳥路のホタル観察は、今週末にピークを迎えると思う。
さて、ホタルの数は真面目にカウントしたわけではないが、40頭以上、ほとんどがゲンジと思われた。
今夜もホタルの会の方が、水路のザリガニの退治に当たっておられた。
白鳥路から蓮池門通りに上がり、水路沿いを見て歩いた。 ヘイケボタルが3頭確認できた。
広坂通りを挟んで市役所前の辰巳用水に出た。 用水の石垣にヘイケボタルがあちこちに見られた。
初め、水路の右岸側ばかり見ていたが、左岸側の道路側の石垣にもいることが分かり、
香林坊近くの水路が暗渠になる所までで、30頭以上ヘイケが確認できた。
これは嬉しい話しである。去年は数匹確認できただけであるが、今年はもっと多くなりそうである。
なかなか観賞するには難しい環境であるが、9時を過ぎると通行車両も少なくなり、飛翔するものも多くなると思う。
市役所の真ん前でホタルが見られる。 こんな都市は珍しいと思う。
もう少しホタルに配慮した植裁や、石垣の天端の緑化などを提案していきたい。いずれゲンジも飛ぶようになると思われる。
帰りに、犀川縁を桜橋から下菊橋まで低水護岸を歩き、捜したが、ヘイケボタルは見られなかった。
河畔林が全て切り倒されてしまっては、棲める環境ではなくなった。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 7日
木曜日以降、梅雨に入りそうなので、頼まれている別荘の草むしりに出かけた。
残す草とむしる草が混じっているため、草刈り機が使えない。
何とか後一日あれば片付けられそうな所まで終わった。
この2日間の作業で、帰り道の運転も危ない感じがしたので、ホタル観察は止めて帰宅した。
明日は、自宅の作業なので、夜再び犀川縁と市内用水を観察したい。
白鳥路は、公式な鑑賞会は中止であるが、ホタル観察には支障がないので、密にならない程度にお出かけ下さい。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 6日
今日は久しぶりの私園の作業。 何しようかなと思い、東屋からしばらく眺めていた。
サツキが満開に近づきつつあるのと、アジサイが咲き始める時期に当たるので、この二つの手入れをすることにした。
サツキの下枝を始末し、アケビや藤、他の蔓性の植物が被っているので、薮の中に手を入れて根元から抜き取ることとした。
アジサイは3箇所に10株程並べてあるので、株の間に繁茂している草を抜き取っていった。
これで、しばらくは花が咲いても、良く見える景色となった。
3時から園内に、ポンプで散水することとした。
植え替えて日が浅いサツキとアジサイは、根張りが十分でないため、水分不足になっていたのである。
撒き終わると、5時過ぎであった。
夜は、生家の周りのヘイケボタルを楽しんだ。 村の方が来てくれて、しばしホタル談義であった。
私が真夜中にいろいろと歩き回っていたのを、家の中から見ておられたとのことでした。
8時20分を過ぎたので、家路に着き、今夜は鳥越経由で帰ることとした。
渡津ホタルの会の大田さんからの情報で、10日程早くヘイケが飛んでいると。
渡津へは行かなかったが、別宮から大日川沿いにホタル探しである。
まだ、本流にはゲンジもヘイケも見られなかったが、堰堤付近の排水路で、ゲンジ2頭の光を確認した。
帰り道、川縁を照らしながら歩いていたら、何か光る。
慌てて身構えると、かわいいタヌキさんの目が、反射して光っていた。
タヌキさんもまぶしいのだろう。 後ろ向きで川辺へ帰っていった。 闇夜は彼らの生活の場なのである。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 5日
今夜は犀川沿いを車で見て歩きました。犀川緑地公園上流側ではヘイケが2頭確認できました。
大桑の左岸水田側は未確認 右岸は見ていません。 涌波の堤公園内も辰巳用水沿いにも見られませんでした。
最後に兼六園蓮池門通りの水路で、ゲンジ2頭とヘイケかなと思われる1頭を確認 白鳥路は回りませんでした。
一人でのホタルの観察は、なかなか難しくなってきたなあ。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 4日
昨日も庭掃除の続きをしてきた。 暑い一日だったので疲れた。
帰り道に、ヒメホタルの生息地の事前調査と、夜は生家の周りのヘイケボタルを観察してきた。
2日とあまり変わらないが、今夜は村のビオトープを管理しておられるご夫婦と一緒に観察していた。
ヘイケボタルの生活史や、ビオトープがヘイケボタルのための環境であることや、
我が家側の桜の木々などが、ホタルに必要な暗がりを作っていることを説明した。
週末から来週に掛けては南加賀ではピークを迎えているし、金沢もあちこちで飛翔を始めているはずである。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 3日
白鳥路ではお世話されている方から、ゲンジが28頭とお聞きした。蓮池門通りの水路でもゲンジ1頭を確認した。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 2日
今日は、昼間は小松市大杉町にある別荘の、苔庭の草むしり清掃の、続きをしてきた。
元々は水田であった所に、杉が植えられて棚田状態のまま杉林となり、林床に苔が繁茂している。
平坦地の間には昔の畦や斜面が、そのまま崖の状態であり、いろんな植物が生えている。
フキとカタハ、ミョウガなど、所有者の指示を受けて残し、他の植物は駆除する。
後、2日間位は掛かりそうである。明日は休んで、明後日で目処を付けて、最後の仕上げに一日を予定している。
帰り道、ホタル観察のために私の生家で休んでいた。
午後7時50分から、生家の周りのビオトープとなっている元水田の観察から始めた。
居るわ、居るわ、畦にヘイケの光が見つかる。 暗くなるに連れ、どんどん増えていく。
町内の水田地帯を一周すると、あちこちで見られる。全てヘイケボタル
しかし、滓上川の河床部や私園には見つからない。
川はゲンジの生息地だったが、ほとんど絶滅してしまった。
一方、水田には数年前からヘイケボタルが増えており、今年もまだまだ増えて行きそうである。
生家の庭にある桜の大木と、他の花木の葉裏にも、20頭程見られた。
最盛期には、ホタルの光のツリーが見られるはずである。
その時には、みんなを集めようと思う。
村の人たちにも、是非見て貰いたいと思う。
麦口ではビオトープの水田跡で100頭程、他の水田を合わせれば、数百頭のヘイケボタルが確認できた。
後1週間程、増え続けると思う。 楽しみである。
8時20分に生家を発ち、岩淵の水田でヘイケボタル観察。劇的には増えていないが、数百頭は居ると思う。
桜生水を尋ねたが、予想通り、前回見たゲンジが数頭飛び回っているだけで、増えていない。
今夜金沢に帰ってから、用水路沿いを確認したが、確認できなかった。
しかし、ヘイケの幼虫の上陸は、まだ続いているようである。
犀川起源の用水路では、水温が低く、まだしばらく掛かりそうである。
市内では昨日、白鳥路と森本地区でゲンジの飛翔が始まっているとの連絡があった。
明日は家にいるから、市内巡りをしてくる予定。
南加賀では、ホタルはピークを迎えていると思われるが、
観賞者が多くなると、車では近づけないので、遠所者は遠慮することにしたい。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 6月 1日
金沢市内の白鳥路や森本周辺の河川等ではゲンジボタルが飛翔しているとの連絡がありました。
金沢もホタル一色になります。ただし、犀川縁は少し遅くなります。犀川縁では水温が低いためです。
でも、今週末には飛翔するはずです。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 5月31日
朝から私園の作業。 夕方までいろんな作業を、いつものようにあちこちで行いながら、日が暮れた。
帰り道、粟津川の乱舞を見て帰ろうと思ったが、どうも携帯がおかしい。
液晶がおかしくなっていて、使えないことに気が付いたので、帰宅した。
今夜充電してみて、ダメなら、ドコモに行って来なければならない。
そんなで今夜もホタルはお休みです。 粟津川は、昨年もこの頃にピークを迎えていた。
地元の人や温泉客に見ていただければ嬉しいのだが、まだ、お客さんは少ないだろうな。
しかし、私園で作業していたら、ツーリングのバイクや自転車が多く通って行った。
みんな、久しぶりに出かけているのだろう。
このまま、来月に入り、日常が取り戻せたらと思います。ホタル達も待っていてくれるでしょう。
皇紀2680年 令和2年 西暦2020年 5月29日
朝から私園の整理作業。 夕方まで、あちこちの片付けをしていた。
私園では今、シャクヤクが満開である。白一色の株とピンク色の一株である。
今年植えたままになっているので、株分けしてみたい。
さて、夕方から2回目のホタル調査である。今夜も7時半過ぎから粟津川に出向いた。
8時少し前に上流側の水田地帯を観察。ゲンジが20頭程 大部増えている。
上流の川筋はゲンジ5頭 やはり、堆積土除去で少なくなっているように思う。
下流側の後開地橋では、ぐっと増えて200頭程の飛翔が確認された。全てゲンジボタル
日曜日には、乱舞が見られそうである。ピークは来週半ば頃かな?
大野町の排水路で数頭確認。 次は岩淵の対岸山裾の水田で、ヘイケボタルが20頭程まだあぜ道に居た。
ゲンジは未確認。 私園と故郷の生家脇の水田。 まだ未確認。
最後に桜生水でゲンジ5頭程 ここもあまり増えていない。多分今年も昔のような乱舞は見られないと思う。
まだ5月29日でこれだけ確認できたことが嬉しかった。
明日の夜は、市内で観察。まだ早いことは分かっているので、居ないと言うことを確認に一回りしてきたい。
令和2年5月23日
夜、今年最初のホタル観察に出かけた。
県内で一番早いと思われる粟津川のホタルの初ひかりを確認しに向かった。
川の上流部ではゲンジ1頭だけ確認できた。
下流部では4頭確認でき、飛翔していたことから、20日過ぎから光っていたものと思う。
さらに加賀産業道路の帰り道の途中、河田の桜生水に寄り道した。2頭確認でき、共にゲンジである。
ともかく、今年もホタル達に再会できた。月末から6月初めにこの2箇所は、ピークを迎えると思う。
そして、いよいよ本格的なホタル達との出合いの2ヶ月が始まることとなった。
あまり人とは会えないが、ホタル達とはこれまで以上に出会えたらと思う。
5月16日 今夜も同じ用水路を確認してきました。
今夜は先日よりはるかに多い30頭程光ってくれました。
大半は水路の反対側なので、詳しくは見れませんでしたが、1頭だけ遊歩道側に上陸した個体があり、
確認した所、細長いことから、ヘイケボタルの幼虫と確認できました。
ゲンジは既に上陸が済んでいるのかも知れません。ここは後一月もすれば、成虫が飛び回るはずです。
楽しみですね。
5月10日と7日に金沢市内の用水路を夜見てきました。上陸する幼虫が見られるのではと考えたからです。
しかし、用水路では10日に1頭だけ光っていましたが、とても少ない気がしました。
水路からの落ち水の急流部では石の上の苔にヘイケの幼虫と思われるひかりが3頭確認できました。
参考に
一昨年のホタルの初見日は、5月16日 小松市の粟津川上流でした。
昨年は5月22日でやはり粟津川です。
今月半ばから月末にかけて、各地で見られ始めると思います。
南加賀が早くて金沢の犀川などでは、6月初めから中旬頃になります。