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9月6日〜9日にかけて新装なった富士スピードウェイ内、トヨタ交通安全センター「mobilitas」にて第3回 全日本 学生フォーミュラ大会が開催されましたが、折からの台風14号の通過と重なり、7日は暴風雨のため中止になるなど富士山が見えたのは台風が通過した8日だけでした。 |
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事前に提出した設計レポートと車両をもとに、採用した技術、工夫やその技術が市場性のある妥当なものかが評価される。具体的には、車体、構成部品の設計が適切で、加工のしやすさ、組み立てのしやすさ、補修・修理・メンテナンスのしやすさなどについて質問され、評価される。 |
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この大会は静的競技(コスト、プレゼンテーション、設計)と動的競技(アクセラレーション、スキッドパッド、オートクロス、エンデュランス)に分かれており,ただ早いだけでもだめで、夫々の種目で高得点を得ないと総合での上位入賞はできない。製造コスト325万円以下となっており、事前に提出したコストレポートとの適合性を審査される。 |
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車両を傾け、各部の変形、オイル漏れなどが検査される。 |
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音量計にて110dB以下の騒音であることが確認される。騒音計測回転数はエンジンによって異なり、おおよそ4気筒エンジンで11.000rpm、2気筒で8.000rpm、単気筒で7.500rpmとなっている。 |
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各車輪下に重量計が置かれ、車重を計測する。車両重量は約150kg〜300kgと、かなりの重量差がある。 |
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0-75mを走行し、加速性能を競う競技。タイヤの空転を防止するため、トラクションコントロールを採用しているチームもある。 |
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8の字コースの走行タイムを計測し、コーナリング性能を競う競技。 |
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直線・ターン・スラロームなどを組み合わせた約1000mのコースが設定され、1周のタイムを競う競技。1位は写真の東海大学で、V2気筒エンジンを搭載しており、4気筒搭載車よりも軽量で中速トルクも大きく、ドライバーはレース経験者が担当していた。 |
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オートクロスのコースを2名のドライバーが各11周づつ周回し、合計22周の走行タイムを競う競技。走行タイムと共に耐久性も重要になり、また、同時に燃料消費量も計測され、燃費も評価される。 |
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1日目のデザイン(設計)競技で、上位5チームが選出され、最終日にもう一度この5チームが審査委員や参加者の前で発表や質問を受け、上位5チームの順位が決定される。 |
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総合優勝は、アクセラレーションとデザインで1位、他の競技も全て上位につけた金沢大学が獲得した。2位は静的競技では総合1位の神奈川工科大学、3位は国士舘大学で、2位、3位は第2回大会と変わらず、海外遠征経験のある大学が順当に入った。 |
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東京電気大学のマシンは単気筒エンジンを採用しており、他チームが200kgを超える中190kgと軽量で、信頼性も高く、エンデュランスでは見事1位となり、総合でも5位に入った。 |
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