参加ダートトライアル

1978年7月30日

第1回 R-8石川 アタック・ザ・ダート
我クラブが北陸の地で初めて昭和53年にダートトライアルなるものを開催しました。この当時には公認コースなどの規定もなく、空き地があれば何処でも開催が可能でした。この場所は石川県で開催されるラリー、ジムカーナでご存知の大日スポーツランド(鳥越高原大日スキー場)の裏山に当る尾小屋鉱山跡地で、鉱山の採掘坑などがあり危険性もあることから1回のみの条件で借用し、開催にこぎつけました。



1978年7月30日

第1回 R-8石川 アタック・ザ・ダート
オーガナイザーの我々もクローズドクラスを設け、一般参加者と一緒にタイムを競い合いました。私は見事クローズドクラス2位に入賞することができました。この場所は柔らかく掘れてしまう所もあり、コースを見誤って掘れた場所でスタックする競技車も何台か出てしまいました。



1978年7月30日

第1回 R-8石川 アタック・ザ・ダート
前写真と違い、このように砂利が引き締まって全く掘れない所もあり、この場所ではダイナミックな走りが楽しめました。この車は私の所有車でTE37レビンです。搭載されていた2TGエンジンはピストン、カムシャフト、ソレックスキャブレターのジェット類、タコ足EXマニフォールド、軽量フライホイール、φ50マフラー、クロスミッションなど当時のラリー車の装備は一通りしてありました。



1978年7月30日

第1回 R-8石川 アタック・ザ・ダート
前写真と同様に見えますが、土埃の向き、車の傾きから逆方向に旋回しているのが解ります。この写真はドリフトしながら逆ハンを当てている所です。当時の主流はFR車でリヤサスペンションはリジットアクスルでしたので(私の車にはジャダーを防ぐためトルクロッドが取り付けてありました。)簡単にドリフトさせることが出来ました。まさに操っているという感覚で、これがモータースポーツの楽しみでもあります。



1979年6月10日

第2回 R-8石川 アタック・ザ・ダート
前年に続いて第2回を開催しました。当クラブ主催のラリーやジムカーナに参加した経験のある方なら後ろの景色はどこかご覧になった記憶があるかと思います。そうです鳥越高原大日スキー場(大日スポーツランド)のゲレンデです。この時は借用することが出来ましたが、スキー場のゲレンデという事で色々と制約があり、結局この場所で続けていく事は出来なくなりました。その後石川県のダートラ場は大浜、茂勝林道、門前モータースポーツ公園へと移り変わっていきました。



1979年6月10日

第2回 R-8石川 アタック・ザ・ダート
ご覧のとおりTE37レビン(カローラ)はハードトップで、同系列のTE47トレノ(スプリンター)はクーペでした。車体剛性はクーペの方が高かったようですが、ハードトップは適度にねじれてコントロールがしやすいとも言われ、それぞれ特長がありました。しかし最終的にトップ選手は皆、軽量で、剛性の高い旧型のTE27に戻って行ったようです。
このコースはゲレンデを使用したため、かなりのアップ・ダウンがあり、コンクリートのU字溝を通過するような所もありました。今回もクローズドクラスを設定し、またまた準優勝でした。





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