参加ジムカーナ

1969年11月16日

第1回 富山ハイスピードジムカーナ
初めてジムカーナに出場した時の写真です。ラリーにはナビゲーターとして何戦か参加していましたが、ジムカーナは今回が初出場でした。当時私は大学生で自分の車は所有していませんでしたが車がとても好きで、友人の誘いも有り近所にあったモータースポーツのクラブに入っていました。そこで出会ったクラブ員の木下さんが車を貸してくれたのです。スズキフロンテにはフロンテSSという36ps仕様のスポーツタイプがありましたが、こちらはスーパーDXの25ps仕様を自分達でチューニングした車です。(登録Noが・・55だったのでゴンゴンと呼んでいました。)
Mクラス(軽四クラス)は22台の参加があり初戦を14位で終えました。



1970年10月18日

第3回 富山ハイスピードジムカーナ
今回はスズキのレーシングショップ・ホリエのサスペンションを組み込み、タイヤはブリヂストンのRA100というレーシングタイヤ(現在のようなスリックではなく、溝有りタイヤ)を履いて参加しました。使用タイヤのわりにはサスペンションが柔らかくポンポン跳ねる感じで、このコーナーでも前輪が浮いているのがわかります。



1970年10月18日

第3回 富山ハイスピードジムカーナ
こちらはホリエの400ccボアアップキットを組み込んだフロンテSSです。この当時Mクラス(600ccまで)はスズキフロンテとホンダN360の戦いで、スズキは420cc、N360は500ccまでボアアップしていましたが、今回はN600(少数だが600ccの普通車として販売されていました。)が圧倒的な速さで優勝しました。



1971年3月21日

'71 RTKハイスピードジムカーナ 第1戦
石川県運転免許センター(免許試験場で現在の場所とは異なる)の向かいにある北陸安全自動車練習所にてレーシングチーム・金沢(現在のIRC・石川レーシングクラブの前身)の主催で開催されました。この年からJAF車両規則が大きく変わり、Mクラスは360ccまでとなり、この年初めて消火器(800g以上)の搭載が義務付けられました。全塗装のために板金屋さんへ入れてあったのですが当日までには間に合いませんでした。今回はエンジン調整も上手くいき、何とか5位に入賞する事が出来ました。



1971年5月23日

'71 RTKハイスピードジムカーナ 第2戦
今回も北陸安全自動車練習所にてレーシングチーム・金沢主催で第2戦として開催されました。全塗装もブルーメタリックに仕上がり、とても見栄えのする車に仕上がりました。スタンダード仕様のエンジン(スタンダードは鋳鉄シリンダだがSSはアルミシリンダなど大きく異なります。)でこの時は4位(フロンテでは2位)に入賞しました。中古のSS用エンジンが手に入り、この後に載せ変えをしました。SS用エンジンは通常36psですが、チューニングしたものは45ps程度までパワーがアップしていました。



1971年5月23日

'71 RTKハイスピードジムカーナ 第2戦
こちらは上写真と同一場所を走行中のチームメイトのホンダZ(N-1クラス)です。日産だけでなく、ホンダもZを作っていた事を知っていますか?。N-1クラスは全くのノーマルなのでロールも大きく、アウトへ膨らんで行くのがわかります。



1976年5月30日

IRC ビッグジムカーナ
この頃はジムカーナに台数確保の目的もあり、ラリー車クラスと言うのがありました。最初のうちはラリーに使用して磨耗したラリータイヤで参加していましたが、後にはSタイヤを使うようになり、これはこれでとても面白い戦いでした。主催のIRC(石川レーシングクラブ)は参加台数の少ない時代もジムカーナの主催を続け、今日の石川県でのジムカーナの基礎を大日スポーツランドに築いて下さいました。この時は2位に入賞しました。
皆さん、もう一度ラリー車クラスを考えて見てはどうでしょうか。



1976年5月30日

IRC ビッグジムカーナ
スズキの隼ではありません。この当時はDクラスでも市販車をベースに改造された車両となっていて、FL-500のようなフォーミュラカーは参加できませんでした。金沢工業大学の卒業研究で製作したもので、主催者のIRCにお願いしてエキジビジョンで走行させて頂きました。最近ではDクラスもフォーミュラカータイプは珍しくありませんが、この当時はとても珍しがられました。



記録が不明です。

IRC ビッグジムカーナ
上写真と同一のFL-500で、シャシは同じものですがフロントカウルが当時F-1にも採用されていたスポーツカーノーズに変更になっています。この時も主催者にお願いしてエキジビジョンで走行させて頂きました。420cc・約50psとは言え、車両重量が250kgととても軽くスリックのレーシングタイヤを履いていても停車からフル加速するとホイルスピンしながら加速するような代物でした。



1970年4月5日

おまけ  エバ・カンナム
当時、琵琶湖大橋のたもと、米原側にあった琵琶湖スピードランド(ジムカーナ場で軽自動車のレース程度なら開催できました。)で開催されたジムカーナでの写真です。最近のDクラスにも見劣りしないこの車はホンダN360のエンジンを搭載したエバ・カンナムと言います。軽量でとても早かったのですがこの時は2ヒートともコースアウトしてしまいました。後ろのゼッケン2番はトヨタスポーツ800です。浮谷東次郎選手の活躍の話は有名ですが、エンジンはパブリカに載っていた空冷エンジンをツインキャブに変えただけのとてもスポーツカーとは思えないようなものでした。その更に後ろには宿敵のホンダS600も見えます。





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