若狭〜丹後半島ツーリング

 舞鶴五老岳展望台からの眺め

 恒例のGWツーリング。
 5日間の休みを目一杯使って山陰・山陽を制覇・・・・・・するつもりだったのだけど、諸事情により1
泊2日の若狭〜丹後半島ツーリングに規模を縮小となった。

 天気は快晴、予報では気温も上がるとのことで絶好のツーリング日和の中、0700時に出発。
 金沢西から北陸自動車道に乗り、多少混んでいたものの、さくさく走って0830時に敦賀ICを降り
る。そのままR27を西に向かい、小浜のコンビニで一休み。
 この時点でかなり暑くなってきたうえに、道もさらに混んできたので、舞鶴京都自動車道を使い、さ
らに裏道を走って天橋立のある宮津市市街に入る。
 案の定、国道に合流すると渋滞が始まっており、天橋立への降り口で一旦流れ出すものの、丹後
半島への入り口付近で再度渋滞。
 天橋立の対岸側を過ぎて、ようやくスムーズに流れ出す。
 このあたりの海と山に挟まれた風景は、敦賀半島や能登半島に通じるものがあるのだが、大きな
違いが一つある・・・・・・綺麗なリゾートマンションが林立しているのだ。
 要するに、ここいらは関西圏の小金持ちさん方の別荘地なんだな、能登半島の寂れまくった情景
とは大違いである(w
 自宅の1階が舟の格納庫になっているという「舟屋」のある伊根町へ入る。
 おぉ、これが舟屋の町並みか、風情があってなかなか・・・・・・って、長っ!
 もっとこじんまりとした町だと思っていたのだが、実際には、湾内全てを取り囲むようにびっしり、延々舟屋が軒を連ねている。
 当然ながら道幅は狭く、そこを観光客の車が通ろうとするので、すれ違えずに大変なことになっている。
 ここの住人の方にとっては、えらい迷惑な状況だろうなと思いつつも、取り合えず行き止まりまで走って町の雰囲気を楽しんだ後、舟屋群を見下ろす山の上にある道の駅に入る。
 どうやら、ここに車を停めて、歩いて回るのが伊根の正しい観光ルートらしい。
 売店で素うどんを食ってから(食堂は混んでいて入る気にならなかった)、さらに北へ向かう。
 浦島太郎伝説の残ると言う浦島神社・・・申し訳ないけど、正直かなりしょぼい。

 岬へと続く道は断崖に張り付くように作られており、高所恐怖症の方にはお奨めできない。
 いい加減飽きてきたので、半島中心部をショートカットして、再び天橋立、そして宿のある舞鶴へと戻る。

 言うまでも無いが、丹後半島の付け根から天橋立まではあちこち大渋滞で、あまり好きではないす
り抜けを多用したため非常に疲れた。
 今回はサイドパニアを装備してこなくて大正解だった。

 舞鶴は言わずと知れた昔からの軍港で、自衛隊の護衛艦やイージス艦が停泊していた。
 今回の宿は東舞鶴駅の傍にあるビジネスホテルなのだが、なかなかに道がわかりにくくて結構難儀した。
 基本になるR27自体が異様にぐねぐねしていて、標識も少ない気がする。
 やはりこれは軍港があるためにわざと分かり難くしているのでは・・・・・・と言うのは勘ぐり過ぎなのだろうか。

 対潜兵器?

 ホテルは思っていたよりずっと広くて綺麗なのでなかなか満足。
 ただ、繁華街と思しき場所は物凄く寂れていて、飲食には多少不便な思いをすることになる。(駅
よりも港の方に店が多いらしい)
 歩き回って感じの良い居酒屋を見つけ、夕食と晩酌を済ませる。
 ホテルへの帰り、駅を挿んでホテルと反対側にぽつんと「リサイクルショップ」の看板を発見。
 軍港の町だけに、何か面白いものがあるのではと入ってみたが、何のことは無い、中古のゲーム
やCD、フィギュア等が中心の店だった。
 ちょっと期待はずれと感じつつも、オタクの性で品物を物色してみると、意外とイイ品揃え&良心的
な価格。
さらに、少し前に販売され、今は手に入らなくなっていた商品も普通に並んでいたものだから、酔い
もあって「こんなところでめぐり合うのは運命だ」とかよく分からないイイワケをしながら、おねがい
ツインズのワンコインフィギュアを買い占める
 ホテルに帰り、うきうきと箱を空け、先日そこそこの額で購入した品の対になる物をゲットし、ご満
悦のうちに就寝しましたとさ。
 ここで一句・・・・・・旅先で、美少女フィギュアを大人買い(w

 翌日、0630時にホテルを出て、五老岳の展望台に上る。
 残念ながら展望タワーは開いていなかったが、いやもう、めちゃめちゃキモチイイ眺め

 それにしても、昔はここに大小さまざまな、にび色の漢の船がひしめいていたと思うと、この上なく燃えるのは自分だけだろうか(w

 まだ道が空いているうちに小浜まで走り、港内の遊覧船乗り場で朝食に地物の寿司を食べる。

 ←地物づくし780円


間違えてたどり着いた、名田庄村の菜の花
 小浜からR303を使って琵琶湖湖西に抜ける予定だったのだが、間違えてR162に入ってしまい、あんまり気持ち良く走れたものだから、20km以上走るまで気付かなかった(W

 直ぐに戻ってこれたものの、なーんか疲れてしまったので、真っ直ぐ敦賀〜福井を経由して金沢に帰還した。

 相変わらず、帰り道はぐだぐだ(w

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