通算3度目の木崎湖(※1)ツーリング、もはやすっかりリピーターである。
本当は真夏に行きたかったのだが、いろいろと都合が着かないまま9月も半ばになってしまった。
しかし、ちょうど18日は中秋の名月であるし、高原の湖で湖面に映る月を眺めながら酒を飲むのも
良かろうと考えたわけだ。
たまには白馬あたりのお洒落なカフェで優雅にランチでも……と白馬周辺をうろつくが、イマイチ食
指をそそられるものがなかったので、結局木崎湖まで走って縁川商店(※2)横の洋食屋でランチ。
食後のお茶をゆっくり飲みながらツーリングマップルを見ていたが、面倒になったので木崎湖と大
町周辺をだらだら散歩してから木崎湖キャンプ場(※3)に入る。
湖を見ながら一杯やれる位置にテントを設営した後、ゆーぷる木崎湖(※4)の露天風呂に入り、
食事もそこで済ませてしまう。
そして、以前から気になっていた「ツインズコロッケ定食」なるものを頼んだところ……予想通り「コ
ロッケが2つあるだけ」という代物であった(w
日も暮れて中秋の名月も昇ってきたのだけど、イマイチ雲が多くて綺麗に見えない。
おまけに、このキャンプ場の位置からは湖にはあまり映りこまないようだ。
まぁ、それでも、湖畔を散歩しながら、ビーフジャーキーかじり、ポケットサイズのウヰスキー飲んで
いたので、一応目的は果たしたことにしておこう。
翌朝は0500時ごろに目が覚める。
キャンプツーリングでいつも感じるのは、毎朝必ず陽が昇るということは、なんてありがたいことな
んだろうということ。更に天気が良ければ、もうこんなに嬉しいことはない。
普段の生活ではそんなことさえ忘れてしまっているのだなと思い知らされるものだ。
SIG製コンロでお湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、カップスープすすりながらチーカマかじっ
たり、食後の紅茶を入れたりしながら0900時までだらだらと過ごす。
キャンプ場を出る前に、管理人棟に飾ってあったサイン色紙を写真に収めさせてもらう。
おや、こっちの新しい方は……2005.08.05……って、先月ぢゃん。あぁ、その日にここに来ていれ
ば羽音さん(※5)にサインくらいもらえたかもしれないのに(w
帰りがけにお土産でも買おうと星湖亭(※6)に寄ったところ、つい店の方やお客(もちろんヲタのひ
と)と話しこみ長居してしまった。
ずいぶん遅くなってっしまったので込み合う奥飛騨経由のルートはあきらめ、R148から糸魚川へ
下る。途中、昨日のアフリカツインとすれ違ったが、相対速度が速かったのでピースサインもできな かった。
R148はすっかり秋の風情で快適に走っていたのだが、R8まで降りてくると猛烈に暑い。
すっかり夏に逆戻りである。
富山市内に入ると交通量も増えて暑苦しさ倍増、いい加減嫌になって少しでも涼しげなところで休
憩しようと海王丸パークに寄るが、緑もなく照り返しのきつい公園は海風を差し引いても余計に暑 い。
R8から小矢部市街を抜け、R359から金沢に帰る。
いつも思うのだが行きはともかく、帰り道がなんかグダグダになるのは考え物だな。
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