その54.「伊勢神トンネルレポート」
伊勢神トンネル。このトンネルが心霊スポットであると
いうことは聞いたことが無いという人は少ないと思います。
重厚な石造りのトンネルで、来る者にぽっかりと口を
開け、待っているようなそんな雰囲気のあるトンネルです。
森が鬱そうとしげり、見たところいい景色なのですが、一歩
その先に踏み入れると。。。。。
昔は、伊勢を拝んだとい言われ、それが訛って、
伊勢神となったとか。。。
ここに行くときは、車のシートを空けておくな。満席にしておけ。
と言われます。誰かが、乗ってくる。トンネルを抜けた後、
何も無くても後から、体調に異変が起こったり、事故にあったり
すると言います。
写真を撮れば、何かが写るとも言われています。。
先週の日曜日に伊勢神トンネルで体験したことです。
まず午前中にトンネルを通過しました。
その時は何も起きませんでした。
昼食のあと、午後に再びトンネルを通過した時です。
初めに入り口から少し入ったところで、寒気と息苦しさを
感じました。それでも私達はさらに奥にすすんで行きました。
トンネルのちょうど真ん中のあたりで
車内に、自分や家族以外の人の気配が・・・。
私の感じていた寒気や息苦しさはピークに達していました。
重苦しい何かに押しつぶされそうな重圧感、じっと誰かに見られて
いるような視線、そして車内には、誰かがいる・・・・・・
トンネルの壁には人の形をしたシミが・・。
私は危険であると思い写真を撮らないことにしました。
そして、トンネルを出ると寒気・息苦しさもなくなりました。
何事もなく、トンネルを抜け出たという安心感。何か、あの世から
この世に戻ったような生のエネルギーを感じました。
しかし、その夜なぜか不気味な夢を見たのです。それだけでなく、
何者かの視線まで感じたのです・・・。誰かが私をじっと見ている。
それは1人でないかも知れない。
不可思議な出来事は未だにわたしの身のまわりで続いています・・。