北海道の有珠山へ行ったときのことです。
その日は台風の影響で曇り。気温も低くイヤな日でした。
まず、私は山頂へ行くことにしました。
山頂つまり銀沼火口が見える展望台で
記念写真を撮ることにしました。
そして、写真を現像してから、
友人に、「なんか、変なモノが、、。」と言われたので
その写真を見たのです。
そこには、人のモノとは思えない顔が、、。
その顔は怒っている様な。。。。。。。何とも言えない表情でした。
私は、気味が悪くなり、その写真を捨てました。
それから、2年半後の3月31日有珠山は噴火したのです。
有珠山の噴火は23年ぶりのことです。
写真に写ったあの顔はいったい何だったのでしょうか。
有珠山の噴火を知らせるものだったのでしょうか。
それとも、長い噴火の歴史を持つ有珠山で無念の死を遂げた
人のものだったのでしょうか。今となっては、知る由もありません。