自分が最初に覚えた連鎖「階段積み」 △□○☆ △□○☆△ △□○☆△▲ △□○☆△▲ これさえできれば初心者に負けることはないでしょう。 今回は、階段積みの作り方、簡単なコツを書こうと思います。 |
1.階段積みのしくみ 階段積みは、下3つの「土台」と上1つの「仕掛け」で構成されています。 △□○☆ ←仕掛け △□○☆△ ←土台 △□○☆△ ←土台 △□○☆△ ←土台 土台が消えて仕掛けが落ちてくることにより、連鎖になります。 △□○☆ △□○☆△ △□○☆△▲ △□○☆△▲ ↓ △□○☆ △□○☆ △□○☆ △□○☆ ↓ △□○ △□○☆ △□○☆↓ △□○☆☆ ↓ △□○ △□○ △□○ △□○ ↓ △□ △□○ △□○↓ △□○○ ↓ というふうに。 この図では5連鎖ですね。 ここで重要なのが、仕掛けは土台のすぐ上になくてもよいということ。 △□○☆ ×××× ×××× △□○☆△ △□○☆△ △□○☆△ △××☆ ×□×× ××○× △□○☆△ △□○☆△ △□○☆△ 土台の3段上までなら大丈夫です。 |
2.土台の作り方 仕掛けを置く位置は融通が利くので、土台さえ作ればほぼ階段積みは完成です。 △□○☆△ △□○☆△ △□○☆△ この土台部分をいかに効率よく作るかがポイントです。 土台を作る時に一番重要なのは、最下段の色の選択です。 その善悪によって、効率が決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。 最下段を置いたらあとはその上に同じ色を乗せていくだけなのですから。 で、どうやって色を選べばいいかということになるんですが、いくつかポイントがあります。 ・NEXTぷよ、NEXTNEXTぷよを見る たとえばツモが △ ○ □ □ ☆ ○ だった場合、3手目の□○を生かすために △□ △□○☆ □○ △□○☆ このように置くと無駄がありません。 もし1手目が逆だと □△ □△☆○ ○ □△☆○□ こんな感じになるでしょうか。 このあと□☆なんかが来ると、置き場所に困ってしまいます。 ・同じ色は2列以上離す 同じ色は遠ざけて置いたほうが効率が良い場合が多いです。 たとえば次のような土台の選択をした場合 ○△☆○□ このときに来て欲しいツモは ○△ △☆ ☆○ ○□ ○○ △△ ☆☆ □□ それに比べて次のような土台の選択をした場合 ○△○☆□ このときに来て欲しいツモは ○△ ○☆ ☆□ ○○ △△ ☆☆ □□ 上に比べて受けが狭いことがわかります。 ただし、同じ色がたくさん来た場合などは、近くに置いても問題ありません。 △ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○△○ この図の場合すでに左端は完成しているため、受けの広さにはあまり影響しません。 完成された列は切り離して考えましょう。 ・端から完成させよう 中央から完成させるより、端から完成させていったほうが効率がいいです。 △ △ △□○☆△ この図だと残り4列ですが ○ ○ △□○☆△ この図だと残り2列が2個所。 待ちが狭いです。 ゾロ目などはなるべく端に利用するように土台を選び、端から完成させていきましょう。 |
3.実戦例 理論だけではわかりにくい部分もあるので、いくつか実戦例を。 ・例1 ☆□、☆□、☆☆、☆□、◇△、☆◇、☆☆、△◇、◇◇、△☆、(□△、☆◇) ☆□、☆□、☆☆ ☆が多いみたい ↓ ☆□、☆☆、☆□ ☆□ 端から完成させるため、☆を左端へ ↓ ☆☆、☆□、◇△ ☆□ ☆□ 端から完成を目指す ↓ ☆□、◇△、☆◇ ☆□☆ ☆□☆ 次に☆□で端2列が完成するので、3列目を作り始める ↓ ◇△、☆◇、☆☆ ☆□ ☆□☆ ☆□☆ 端2列完成 ↓ ☆◇、☆☆、△◇ ☆□ ☆□☆ ☆□☆◇△ 次が☆◇なので◇を4列目に ↓ ☆☆、△◇、◇◇ ☆□☆ ☆□☆◇ ☆□☆◇△ 3列目まで完成 ↓ ☆ △◇、◇◇、△☆ ☆ ☆□☆ ☆□☆◇ ☆□☆◇△ ☆はもう土台に必要ないので、仕掛け部分に置く ↓ ☆ ◇◇、△☆、□△ ☆ ☆□☆◇ ☆□☆◇△ ☆□☆◇△ 4列目まで完成 ↓ ◇☆ △☆、□△、☆◇ ◇☆ ☆□☆◇ ☆□☆◇△ ☆□☆◇△ ◇の置き場がないので、とりあえず端に ↓ ◇☆ □△、☆◇、・・・ ◇☆ ☆ ☆□☆◇△ ☆□☆◇△ ☆□☆◇△ 5列目完成して、ついでに仕掛け部分も ↓ NEXTを意識しつつ、端から完成させていくところがポイントでしょうか。 土台で不要になったぷよは仕掛けに組み込んでいきましょう。 ・例2 △◇、△◇、△◇、△△、△□、□□、△☆、△◇、△◇、☆◇、(☆☆、□◇) △◇、△◇、△◇ 階段にしやすそう ↓ △◇、△◇、△△ ◇△ 2列目まで完成確定 ↓ △◇、△△、△□ ◇△ ◇△ 予定通り端から ↓ △△、△□、□□ ◇△ ◇△ ◇△ 2列目まで完成 ↓ △□、□□、△☆ ◇△ ◇△ △ ◇△ △ 端から作りたいが、△を隣接できないので4列目へ ↓ □□、△☆、△◇ ◇△ △ ◇△ △ ◇△□△ □ゾロが来てるので□を3列目へ ↓ △☆、△◇、△◇ ◇△□△ ◇△□△ ◇△□△ 4列目まで完成 ↓ ☆ △◇、△◇、☆◇ △ ◇△□△ ◇△□△ ◇△□△ 5列目を完成させたいが、△は置けず☆は少ないのでとりあえず仕掛け部分に ↓ ☆ △◇、☆◇、☆☆ △◇△ ◇△□△ ◇△□△ ◇△□△ 5列目保留して仕掛け部分に ↓ △◇☆ ☆◇、☆☆、□◇ △◇△ ◇△□△ ◇△□△ ◇△□△ ここも土台部分保留して仕掛け部分追加 ↓ △◇☆ ☆☆、□◇、・・・ △◇△ ◇△□△ ◇△□△ ◇△□△☆◇ ☆ゾロが見えたので☆を5列目に ↓ 5列目に置く土台を数手待っているのがポイントですね。 ゾロが来ないので仕掛け部分を先に作りに行ってます。 ・例3 ◇□、◇○、○◇、○○、◇☆、○☆、◇□、□☆、○○、◇○、(◇○、◇○) ◇□、◇○、○◇ ◇を重ねようかな ↓ ◇○、○◇、○○ □◇ ◇を重ねるために2列目に ↓ ○◇、○○、◇☆ ◇ □◇○ 予定通り◇を重ねる ↓ ○○、◇☆、○☆ ◇ ◇○ □◇○ 2列目完成 ↓ ◇☆、○☆、◇□ ○◇ ○◇○ □◇○ □が来る気配がないので、最後を○にチェンジ ↓ ○☆、◇□、□☆ ○◇ ○◇○ □◇○☆◇ 次が○☆なので☆を4列目に ↓ ◇□、□☆、○○ ○◇○ ○◇○☆ □◇○☆◇ 3列目完成 ↓ □☆、○○、◇○ □◇ ○◇○ ○◇○☆ □◇○☆◇ ◇を仕掛け部分に置くついでに、□もつなげておこう ↓ □ ○○、◇○、◇○ □◇ ○◇○☆ ○◇○☆ □◇○☆◇ 4列目完成のついでに、□もつなげておこう ↓ ○□ ◇○、◇○、◇○ ○□◇ ○◇○☆ ○◇○☆ □◇○☆◇ 1列目完成+仕掛け部分 ↓ ○□ ◇○、◇○、・・・ ○□◇○ ○◇○☆ ○◇○☆◇ □◇○☆◇ 5列目の土台+3列目仕掛け部分 来ない□に見切りをつけて、○で置き換えてるのがポイント。 □がもう一個あれば連鎖が伸びます。 |
4.階段積みの長所・短所 階段積みも万能ではありません。 まず長所から ・形がわかりやすい シンプルな構造なので、慣れると簡単に作れます。 ・発火点が高くつぶされにくい 発火点が3段分あるため、2段までの攻撃なら耐えて発火できます。 また、後ろから順番に作っていくため、作成途中でも発火が可能です。 これらの長所のため、初心者相手には非常に強いです。 3連鎖でも2段程度しか降らないので、埋められることもそうそうありません。 次に短所 ・6連鎖以上に伸ばすのが難しい 5連鎖が完成した後の形、伸ばしにくいです。 ○△□☆ ○△□☆○ ○△□☆○ ○△□☆○ ここから伸ばすには6列目を埋めていかねばならず、一時的に発火点が埋まります。 その時期が階段積みの隙になります。 ・相手に連鎖数を把握される 形がわかりやすいのが仇となり、こちらの連鎖数を簡単に把握されます。 負けパターンとしては こちらが5連鎖完成→相手から催促→発火しか出来ず伸ばされて負け こちらが5連鎖完成→相手から催促→対応できずにつぶされて負け 相手が7連鎖発火→伸ばしきれずに負け とかが多いですかね。 とにかく5連鎖完成した後に困ってしまいます。 |
5.最後に 長々と書いてきましたが、どうだったでしょうか? とにかく土台の置き方さえわかれば、あとは積むだけ。 何度もやってみて、土台選択のコツをつかみましょう。 慣れればそんなに難しくありません。練習あるのみです。 階段積みとハットリスってなんとなく似てると思うんですが、自分だけでしょうか(笑) |