昔から「定形・不定形」に明確な定義はなく、各所で色々な論争がありました。
ここでは私が考えている「定形・不定形」について紹介します。
まず「定形」は、出来上がった形が広く知られているもの。または、ある最終形を目指して作られる連鎖のことを指します。
そして「不定形」は、それ以外のものを指します。
広く知られている連鎖には「3−1階段積み」や「ホーリーカウンター」などがあり、完成形に名称が付けられたりして世の中に知られているものです。
最終形を目指して作る連鎖というのは少し難しいかもしれませんが、ある人が毎回同じ形の連鎖を作っている場合それはその人にとっての「定形」ということになります。
前者が「公的定形(全体の定形)」で、後者が「私的定形(個人の定形)」と分けて考えれば分かりやすいと思います。
定形から形を崩したり不定形の中に定形を組み込んだりと、「定形」の部分と「不定形」の部分がある場合は多々あります。
連鎖全体をどちらか一つにまとめて考えるのは難しいことです。
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