イタイ。首が痛い、腕が痛い。昨年の10月くらいからなの ですが、あえて病名をつけると、頚椎症(けいついのヘルニア)ということらしいです。
整形外科医曰く、長年の姿勢から来ているのだろう、と言われ一瞬生きる姿勢の事か、と思ってしまいました。
(たしかに自慢できる生き方ではない)
イタイ話というと、その昔バイクに乗っていた頃。
例の如くカーブを曲がりきれず転倒、バイクはもちろん、僕は両ひ じ両ひざ挫傷、足の親指骨折、痛いのは当たり前として、
一番痛かったのは、ひざに水がたまっている、という事で当然抜くわけですが、まあその治療の痛い事。
看護師さんが足を押さえつけ、医師が骨と骨の間をぬう様にグググッと太い注射針を差込み、水を抜くわけです。
やっと終わったと思ったら、はいクスリを注射しときましょう。
そしてまたグググッグリグリッとくるわけです。
そんな話を店である医師に話しておりますと、その医師曰く
「仮にイタミ度を10ランクに分けたとすると、せいぜい5くらいであろう」と言うのです。
じゃあ最も高いレベル10は何か、となるわけですが「特別な拷問とかは別にして、通常の感覚では出産であろう」との事でした。
「じゃあ男は経験出来ませんねえ」と僕が言うと、それがあるのだそうです。
出産と同じレベルの痛さを経験するには、まず上唇を両手でムンズとつかみ、そのままグイと上にひっぱります。
もちろんすぐイタミがくると思いますが、そこでやめてはいけません。なんせレベル10ですから。
そのままグググーッと持ち上げ頭の上まで持ってきます。
そして一気に後ろへといき、ズボーッと耳まで下ろします。
いわば毛糸の帽子を深くかぶった状態を想像すればいいわけです。フ〜ッ。
世の恵まれたお母様方は、レベル10を何回も経験されているわけですねえ、すごいですねえ。
(やっぱり、母はつよしこの夜です)
と言うわけで男性諸君、出産(レベル10)を是非経験してみましょう。何事も経験です。
<私はこれからよ>という女性の方はイザという時のために、予行演習しておきましょう。
慣れておくと、ほとんど暇つぶしに出産出来るようになります。
<もうすんだわよ>という方(母)は久しぶりに痛みを思い出す事によって、
今以上にやさしさと、いたわりを持って我が子に接するようになるでしょう。
(アッ、これウチの嫁さんに言わなくちゃ)
で、そんなこんなを書きながら、冒頭の僕が一番痛かったというヒザの水抜き治療がレベル5なのだから、
今の首の痛さなんぞ、せいぜいレベル1か2、という事になります。
(なあ〜んだアッハハハ〜)といきたいところですが痛いものはやっぱりイタイなあ〜ッ。