中央コース
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兼六園 |
距離約4km 徒歩3〜4時間 金沢の中心に名園兼六園と金沢城址公園が隣合う。このコースは城址のまわりをぐるりと一周する。まず石川門を起点に、兼六園をあとにする。旧は白鳥堀跡の遊歩道は白鳥路。緑のトンネルにかこまれ、鏡花・秋声・犀星の三文豪などの彫像が目を楽しませる。 |
長町武家屋敷跡界隈 |
石川門 |
尾山神社
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大手門の下に大手掘。春は桜並木、夏は色濃い緑に包まれ、四季おりおりの風情を見せる。 次は徳川家康をまつった朱色の尾崎神社、そして藩祖前田利家をまつる尾山神社だ。楼門のギヤマンが文明開化の光を放つ。土塀と用水が続く迷路のような 長町は藩政時代の武家屋敷の面影を残す。すぐ隣合わせの近代的な香林坊とは対照的だ。旧四高の赤レンガ校舎は石川近代文学館。そして県庁や市役所がある広 坂通りの先に兼六園があり、一周約4キロのコース。 | ||
梅の橋 |
距離約5.5km 徒歩3〜3.5時間 兼六園のすぐ下にある観光物産館をスタートして浅野川へ。途中には名園・玉泉園や加賀友禅伝統産業会館、鏡花の名作「義血侠血」の舞台・天神橋などがある。ヒロイン滝の白糸の碑や像がある梅の橋を渡り、大橋から旧主計町を川沿いに下る。小橋から老舗の町・尾張町にもどる。 |
主計町茶屋街 |
尾張町老舗交流館や町民文化館を経て、金沢市民の台所・近江町市場へ。中世から続くという伝統の市場は、新鮮な魚や野菜、果物など、約200軒の店が並び、威勢のいい声が飛びかう。カニやエビなど観光客にも人気が高い。裏通りを縫うように進むと、古い金沢や新しい金沢が見えがくれして興味深い。5キロあまりの道のりは、四百年の町の歴史を知らず知らずにたどるようで、現代の中心街・香林坊に着くとホッとするだろう。 | 近江町市場 |
ひがし茶屋街 |
距離約5km 徒歩4〜5時間 金沢市街の東にゆるやかに横たわる卯辰山、その麓に多くの寺が並び、黒い瓦屋根の民家が軒をつらねる。そしてゆるやかな流れの女川といわるれ浅野川が流れ、金沢らしい風情がただよう。 |
浅野川大橋 観音院 |
このコースを歩くと、金沢の庶民生活や人情にふれる思いにいざなわれる。兼六園から白鳥路を抜け、裏通りを尾張町へ。藩政時代そのままの武家屋敷は寺島蔵人邸跡。文豪泉鏡花の生家跡から久保市乙剣宮の境内に入ると、細い石段が旧主計町の茶屋街へと誘う。浅野川に面したこの通りは、夕暮れ時には幻想的な姿を川面に映し出す。橋を渡った右岸一帯は、鏡花作品や藩政時代の面影を残す別世界。旧観音町、ひがし茶屋街、そして東山寺院群・・・。細い小路と紅殻格子、次々と現れる人形の寺(真成寺)、加賀友禅の寺(竜国寺)、能楽の寺(全性寺)、お茶の寺(月心寺)・・・、三味線や鼓の音、花の香が心地よい。 |
菖蒲園 |
秋声碑 |
距離約3km 徒歩2時間余 卯辰山の名所・卯辰山工芸工房は九谷焼などの伝統工芸に加えてガラス工芸もあり、新しい芸術工芸の基地 として注目される。ここを起点に、自然公園の卯辰山を満喫する。春は桜などの花が彩り、夏は豊かな緑、秋は紅葉と、四季おりおり に衣替えして市民を楽しませる。望湖台はすばらしい眺望で、湯座屋谷の草むす中には殉教キリシタンの碑がある、といった具合に変 化にとむ。土塀をあしらった徳田秋声の文学碑や、珍しい反戦川柳作家の碑など、この山には70以上もの記念碑が立っている。菖蒲園 付近から、わき道へ入ると、蓮如の像があり、庭つづきに眺めの素晴らしい宝泉寺、子来坂を降りれば、ひがし茶屋街だ。旧観音町の 古い町並に、寿経寺前の七稲地蔵、石段を上がって観音院に着けば、泉鏡花の句碑や天神橋もすぐそこだ。 |
天徳院 |
片道 距離約2.5km 徒歩1.5時間 兼六園−八坂五山−木曾坂−宝円寺−馬坂−天神町通り−椿原神社−天神坂−経王寺−如来寺− 天徳院− 下馬地蔵−酒造蔵−波着寺−二十人坂−真行寺−嫁坂−民俗文化財展示館−ウイン館− 国立金沢病院土塀 |
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金沢市街のまん中にのびる小立野台地。先端に城跡と兼六園があり、緑がつらなる斜面には坂道や石段が多く、 変化にとんだ散歩道だ。兼六園の一隅、石川県立伝統産業工芸館にほど近い、急な坂道は八坂で、付近の崖下に個性的なお寺が並ぶ。木曽 の山路を思わせる木曽坂を上り、藩主前田家の菩提寺だった宝円寺に寄り、馬坂、天神坂など東斜面の変化にとんだ道をたどれば、古い面 影を残す町並や自然の風情が快い。コースの終点、天徳院は3歳で江戸から三代藩主利常に嫁いだ珠姫(家康の孫)をまつる寺で、そのから くり人形芝居では、波乱の生涯が見られる。復路は西斜面をたどり、酒酒造や古寺そして坂や石段など、こちらも飽きない散歩道だ。嫁坂 を上ると、旧制中学のユニークな三尖塔校舎の民俗文化財展示館や洋館などもある。 | 嫁坂 |
歴史博物館 |
距離約4.5km 徒歩4〜5時間 70軒以上の寺院が並び建つ、文字どおりの寺の町。その寺町台地の下を悠然と流れる男川と呼ばれる犀川が季節 に彩りを添える。兼六園入り口(真弓坂)向いの石浦神社から広坂を上ると、県立美術館や歴史博物館、能楽堂などが並ぶ。 |
犀川 |
犀星碑 |
金沢の名称の発祥地といわれる金沢霊沢と、 隣合う江戸時代の藩主婦人の館・成巽閣なども興味深い。長い石段を下り、本多町から古美術店の多い新竪町を通り犀川畔へ。流し雛を形 取った室生犀星文学碑は「美しき川は流れたり。そのほとりに我は住みぬ」と詠った詩人・犀星がしのばれる。桜橋を渡り、その形から名 がついたジグザグの石段「W(ダブル)坂」をのぼれば、鐘楼や経蔵、寺門など様々な寺院が並ぶ寺町に出る。重文の金仏像をまつる伏見寺、 桜の古木が土塀を突き抜ける松月寺、忍者寺と呼ばれる妙立寺など、夕暮れ時には鐘の音がなりひびき、別世界の趣だ。そしてにし茶屋街を 通り、犀星ゆかりの雨宝院へ。 |
(以下の詳細は北陸鉄道(株)ホームページを ご覧頂き、ご確認ください)
定期観光バス(金沢市内) | |
A:四季の兼六園めぐり B:古都の伝統めぐり C:百万石の城下町 | |
城下まち金沢周遊バス | |
藩政時代から受け継ぐ伝統が輝く街、金沢。狭い道が多く、迷いやすい街をやさしくご案内・・・ | |
金沢市内1日フリー乗車券で金沢観光 | |
路線バス (金沢市内中心部の指定エリア内) にもご乗車できて、橋場町から武蔵ヶ辻・近江町市場、兼六園下・金沢城から香林坊への最短ルートでの移動など、金沢市内観光に大変便利な乗車券です |
能登方面特急バス | |
輪島、珠洲、七尾・・・方面へ |
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