移りゆく時の流れを〜時代建築から学ぶ
松ヶ枝地区の周りにも歴史的価値のある建造物がたくさんあります。今回は金沢観光ボランティアまいどさん”の案内で、見て回りました。 
 
市立金沢図書館近世資料館  尾崎神社  黒門 
大正2年建築。『金沢煙草製造所』の赤レンガ造りの一部が残されたもの。当初は全長280mの回廊式の建物だった。古文書の収集・保存を行っている.
 
天照大神、東照大権現(徳川家康)、加賀藩三代藩主前田利常を祀る。朱塗りの社殿には徳川家康の紋が散りばめられ、金沢城の江戸、北陸の日光と呼ばれ崇められた。寛永20年(1643年)、四代藩主前田光高が金沢城北の丸に東照三所大権現社として建立。 沢城が陸軍省用地となり、現在地に移築された。明治7年(1874年)、神仏分離により尾崎神社と改称。 明治11年(1878年)、金沢城が陸軍省用地となり、現在地に移築された。   平成7年(1995年)まで、金沢地方検察庁検事正官舎の敷地であったが、平成13年(2001年)、官舎の一部と、その土塀を廻らす屋敷構えを保存するとともに、アドレナリン、タカジアスターゼの創製で世界的に知られる高峰譲吉博士ゆかりの家屋を移築し、公園として整備したものです
     
町民文化館(旧金沢貯蓄銀行   金沢文芸館(旧石川銀行橋場支店)  ギャラリー三田(旧三田商店)
     
 和洋折衷の様式がユニーク。明治40年に金沢貯蓄銀行として建てられており、当時の面影を残す旧窓口や旧頭取室も見どころ。  昭和4年建築の銀行跡。正面が道に沿ってカーブを描く外観で戦前から市民に親しまれてきた。金庫跡はミニギャラリーになっている。  明治から雑貨屋、洋品店などを営んでいた『三田商店』の昭和5年に建築された建物。ステンドグラスやタイル貼りの壁面がとても優雅。
     
GEUDA(旧松村商店)    玉泉邸(西田家庭園)  
     
  昭和3年に竣工され、当時流行していたモダニズムの影響を残す希少な建物。  江戸時代初期に加賀藩士、脇田直賢から4代、約100年かけて脇田邸に作庭された。庭の名前は前田利長の正室玉泉院に因む。この地方の都市部としては珍しいミズバショウが自生する。明治初期に脇田家が移住した後、数回の転売を経て西田家に渡り、長く非公開であったが、昭和46年(1971年)から公開された。