いきいき健康教室・・・眠りの仕組みと快眠法
 今年度最終回の教室は44名もの方が参加され、いかに皆さんが睡眠に不安をもっていらっしゃるかを知らされました。体の生体時計は25時間で、24時間の生活からだんだんずれが生じます。さらに中高年になると眠りは浅くなるので、いかに睡眠のための環境作りをするかを教えて頂きました。朝晩のメリハリと昼間の適度な運動。眠たくなってから床に入り、起きる時間は遅らせない。お酒は少量を早めに切り上げ、寝酒は眠りを悪化させることも教えて頂きました。最後に心配な睡眠として、睡眠時無呼吸症候群(SAS)についてのお話を伺いました。人口の3%がSASと言われ、石川県なら3万人もの方が、無呼吸から低酸素状態を生じ、血圧上昇を招くとのこと。死亡率も高まるので治療を受ければ改善されるとのことでした。
 最後の先生への質問では、SASの方や旅行先で眠れなくなる方の質問にお応え頂きました。


                                                         (事務局:八田)
 
 
 講師の鈴木 智 氏(医療法人すのあ会理事長) 閉講式も行われ皆勤賞が渡されました