文化部セミナー 文楽(人形浄瑠璃)鑑賞
 “文楽”は、三味線を伴奏に物語を語る「浄瑠璃」と、傀儡(くぐつ)のように「人形」で芝居をする芸能が、やがて高度な技術となり、16世紀後半に結びついた芸能です。わが国の伝統的な人形劇であり、世界に誇りうる高度な舞台芸術です。 2003年にユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に掲載され、2009年の第1回登録で無形文化遺産として正式に登録されました。
 3月16日、竹本義太夫300回忌・(公)文楽協会創立50周年記念として県立音楽堂邦楽ホールにて地方公演が開演されるということで、松ヶ枝公民館として応募者25名が鑑賞してきました。
 今回の演目は互いに強くひかれながらもすれ違う男女の悲恋物語である「生写朝顔話」。太夫の語りと人形の絶妙な動き、三味線の調べが織りなす人情劇を堪能できました。一体の人形に時には4人がかりで表現する、それはそれは生きてるような素晴らしい動きには感心しきりでした。
                                  事務局・八田利恵
 撮影禁止と云うことで皆様にお見せできないのがとても心苦しいので、興味のある方はユーチューブに公開されている下の動画をご覧になって、文楽の雰囲気だけでも味わっていただければと思います。
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