体外衝撃波砕石術とは? 

腎臓や尿管にできる結石を、体の外から衝撃波を照射し体の中で細かく砕いてしまう方法です。下の写真のように治療台の上で仰向けに寝てもらい、背中に密着させた衝撃波発生装置からでる衝撃波を結石に照準をあわせて照射します。



     

30〜40分の治療で、特別な麻酔は必要ありません。尿管結石は入院せずに外来で施行可能です。腎臓結石は血尿や発熱などの副作用がでることがまれにありますので、通常入院が必要です。

当科では1989年よりエダップ社製LT-01を使用し、2005年からはシーメンス社製リソスター・マルチラインを導入し治療を行っていました(年間100〜200例に本治療を実施)。

2017年から、機器老朽化のため本治療は休止しております。体外衝撃波砕石術をご希望の方は近隣の病院に紹介致しますので、ご了承ください。