腹腔鏡トレーニングコースに参加(新倉医師)
2006年10月29日(日)富士宮市で行われた第44回日本EE学会主催腹腔鏡トレーニングコースに参加しました。
このトレーニングコースは安全で正確な腹腔鏡手術手技の習得を目的としており、それを目指す同志の高島先生(公立松任石川中央病院・石川県)、河野先生(福井赤十字病院・福井県)とともに実習を行いました。
実習の写真
(手前より河野先生、新倉、高島先生)
コースは午前9時より午後4時までで、始めに講師による説明が行われました。その後生きたブタを使用し、腎臓の摘出を行いました。血液が流れる動物の腹腔内での操作は、実際の手術同様大変緊張しましたが、無事腹腔鏡下での腎臓の摘出に成功しました。実習中、腹腔鏡手術手技について講師による適切なアドバイスもあり、非常に有意義なものとなりました。ブタとはいえ、その尊い命を無駄にしないよう、今後の診療に生かすつもりです。
当科では、学術活動の参加へはほとんど制限がありません。(自らの発表でなくても原則年間二回までは、学術活動費用を病院が援助してくれます。) 私は本年4月より当院へ勤務していますが、地方会以外に、今回で4回目の学術活動への参加となりました。今後も積極的に、学会発表や論文執筆を行っていきます。
(新倉Dr.11月6日記)