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   フルーツアドバイザーのおすすめ品 語録!

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  ブルーベリー 
ブルーベリーはブドウ糖、果糖などの糖類や各種有機酸、食物繊維が豊富に含まれている健康食品ですが、最近特に注目されてきたのが「アントシアニン」という色素です。アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーの中に含まれる量は100g中200〜600rと、果実の中でもトップクラスです。
 @視力向上  アントシアニンが目にいいということは古くからいわれてきました。目の網膜視細胞で光を伝達するロドプシンの再合成を促進する働きがあります。
 Aガン予防  近年の研究で、アントシアニンには活性酸素を抑制する効果があることがわかってきました。人間の体内で発生する活性酸素は、ガンや様々な生活習慣病の原因になります。アントシアニンが持つ抗酸化性は、緑茶のカテキンに匹敵するものだそうです。
 Bその他効用  アントシアニンには老化防止、記憶力増強、運動機能改善に効果的です。保存方法  ラップをして冷蔵庫で保存してください。ただし、もともとが日持ちのしない果実ですから、購入後2〜3日が限度。 長期保存には冷凍がお勧めです。      

   話題の バナナ(朝バナナダイエット)
1,スタミナの持続に
2,ビタミンが豊富
3,カリウムで体にたまった塩分を排出
4,マグネシウムで骨太に
5,食物繊維で美肌効果
6,低カロリー(1本あたり86kcal。ごはん半膳分より少ない)
朝バナナダイエットは簡単で楽でありながら、効果の高いダイエット方法です。
ミクシーや口コミで知られるようになったダイエット方法ですですが、みのもんたさんの「おもいっきりテレビ」で紹介されて話題沸騰の朝バナナダイエット法になりました。
朝バナナダイエットのやり方は、「朝、バナナを食べて、水を飲む」という簡単なダイエット方法です。朝食をバナナだけにして、昼と夜は普通に食べるいたって簡単なダイエットです。信じられないようなダイエット方法ですが効果があるので今、話題になっています。

   西洋梨 カリフォルニア
 洋梨の品種『カリフォルニア』は日本で栽培がほとんどされていない大変珍しい品種です。
『カリフォルニア』は米国カリフォルニア州立大学で「マックスレット」と「コミス」を交雑実生して誕生した西洋梨です。
 『カリフォルニア』は洋梨独特の糖度の高い甘さを感じることができ、心地よい芳醇な香りを楽しむことができます。
ラ・フランスに似た滑らかな舌触りを持ち、洋梨のとろけるような食感も楽しむことができます。ほとんど生産されていない洋梨ですが、単に珍しいのが魅力だけではなく味の実力も伴ったとっても美味しい洋梨です。

   西洋梨 「ラ・フランス」
 略して「洋ナシ」ともいわれています。見た目はちっとも美人ではありませんが、食味はまろやかでこくがあり、豊かな香りはパリのロマンを感じさせる上品なフルーツです。有史以前から食用とされており、エーゲ海文明時代の壁画・絵画・彫刻に残され、それを引き継いだギリシャ・ローマ時代には数多くの品種が登場しました。
 ヨーロッパでは「この世に存在する最も美しい果実として、その形は女神の乳房にたとえられ、芳しい果汁はビーナスの涙ともいわれています。日本なしとの大きな違いは、収穫後すぐには食べられないことです。西洋なしは、木に成ったまま熟するのを待っていると水分が抜けて味もなくなり、ぼけてしまいます。ですから熟する前に収穫し、その後の予冷と追熟(ついじゅく…収穫後に熟度を進めること)という過程を経てようやくおいしく食べられるのです。一番の食べ時を知るのが難しいのですが、手で触ってみて柔らかさ感じる頃が
よいでしょう。熟すと香りも強くなります。
 ラ・フランスは、フランスで発見された品種で、明治36年に日本に導入されました。果皮は黄緑色、果肉は淡黄白色で緻密。果汁が大変豊富な品種です。ねっとりとした食感が独特。特有の芳香があり、西洋なしのなかでは最も食味がよいとされ、生産量も最も多くなっています。 栄養価はカリウムが多いので塩分を摂りすぎる日本人には適しています。また食物繊維も多く、便秘の予防などに役立ちます。発熱によるのどの渇きや痛みの緩和、二日酔いに有効で利尿効果があります。

    次郎柿
  1844年、静岡県周知郡森町の松本次郎吉さんが太田川の改修工事をしていて、川上から流れてきた柿の苗木拾って植えたのが始まりです。10〜11月に収穫され、扁平で四角っぽい形をしている甘柿です。種はほとんどなく、上品な風味で、こりこりと歯ごたえのある柿の王様です。
  原産地は東アジア地域一帯で、中国、朝鮮半島を通って日本に入ってきたと言われています。その歴史は古く、縄文、弥生時代の遺跡から柿の種が出土しています。おいしい果実としてたたえられた柿は、16世紀頃ポルトガル人によって日本から世界に広がり、ヨーロッパやアメリカでも「KAKI」の名で親しまれています。
  「柿が赤くなれば医者が青くなる」といわれるように、栄養価に非常に優れ古くから様々な薬効を持つことで知られている柿は、次のような成分を含んでいます。
  柿には酸味がないにもかかわらずビタミンCが豊富です。ビタミンCは風邪の予防や美肌効果があると言われており、1個で1日の必要量を充分満たしています。  最近、がん抑制効果のあるβ−クリプトキサンチンが温州みかんと同じくらい含まれていることが明らかになりました。1日に必要な量は2ミリグラムと言われており、次郎柿(Lサイズ)の約1/2個分にあたります。ビタミンK、ビタミンB1・B2、食物繊維、カリウム、タンニン(渋みの原因)などを多く含み、栄養満点の果物です。ただし、消化はあまりよくないため、食べすぎには注意しましょう。また、利尿作用のあるカリウムが多く含まれているため、お酒の悪酔いや二日酔い防止に効果があるとされています。ただし、干し柿では効果がありませんのでご注意を!

      マスカット オブ アレキサンドリア
  巨峰が“ブドウの王様”なら、この「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は“果物の女王様”と呼ばれています。最高級ブドウとして、贈答用などに根強い需要があります。果皮は透明度のある美しい黄緑色で、マスカット特有の強い芳香を持っています。甘みは強く、酸味は少なく、果肉はしまっていて、コクのある気品の高い味わいが楽しめます。
 “マスカット”とは「マスク《MUSK=麝香(じゃこう)》の香りがする」という意味。麝香はオスのジャコウジカがメスを誘うために出す分泌物で、このぶどうの香りが麝香の香りのように素晴らしいということです。高級温室メロンの“マスクメロン”も同じ語源です。そして、“アレキサンドリア”は、古代エジプトの首都アレキサンドリアで栽培が行われていたことから名付けられたもので、この地より各地に広まっていきました。つまり、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」=「麝香の香りがするアレキサンドリアの葡萄」ということです。
 日本へは、明治19年に岡山県に導入されたのが栽培の始まりです。岡山県ではガラス温室栽培用として採り上げられ、以来1世紀以上にわたって品種改良・技術開発が進められ、岡山県産アレキの名声を築き上げてきました。 アレキ栽培発祥の地・岡山県は、現在でも圧倒的なシェアを誇り、全体の95%を占めています。
 保存方法は、ビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存すれば長持ちします。温室育ちのアレキサンドリアは、軸が枯れてもかえって味が良くなり、風味、栄養価が損なわれることはありません。 また、よく表面に粉のようなものが浮き出ていることがありますが、これはブルーム(または果粉)といって、ぶどうから分泌される糖分やミネラルですので、まったく心配ご無用。むしろこれはおいしく新鮮である証なのです。

   オロブロンコ & スィーティー
  スィーティーとオロブロンコ。実は同じ品種です。主にアメリカ・カリフォルニア産のものを「オロブロンコ」、イスラエル産のものを「スィーティー」として区別しています。
  1950年代に、アメリカのカリフォルニア大学で、グレープフルーツとポメロ(文旦の一種)を交配して作られたのがオロブロンコです。その後、イスラエルに移植され「スィーティー」という商品名になりました。イスラエルの気候は冬が暖かく、果実の葉緑素が分解されずに緑色が残るので、熟しながらも緑色が抜けない独特のフルーツに変貌を遂げたのです。
  グレープフルーツから誕生したスィーティーですから、栄養的にも非常にグレープフルーツと似通っています。ビタミンCやA、食物繊維を豊富に含み低脂肪。風邪・高血圧・心臓病等の予防に最適な食品であると最近注目されています。また、ダイエットにも最適で、お酒をたくさん飲んだ時に摂取するのも非常に効果的です。

  富有柿

  "富有柿"は、明治35年に岐阜県本巣南町の御所柿畑で発見された品種で、昔は居倉御所と言われていました。
 形は偏平円形で、果肉は緻密で、甘味も果汁も多いのが特徴です。"次郎柿"と共に完全甘柿で、柿の横綱格です。果肉には、ビタミンA、Cやいろいろな酵素が豊富で、「柿が赤くなると医者が青くなる。」 のことわざがありますが、体に良い果物です。豊富なカリウムによる利尿作用があり、昔から二日酔いやむくみ、腹水に効くと言われています。また、高血圧や脳卒中、風邪などの予防にも有効です。ただし、食べ過ぎは、体を冷やすので要注意。
 長期保存は、0℃(チルド)が最適条件ですが、短期の保存では7℃〜8℃ 程度の温度でも鮮度保持効果はあります。ポリエチレンの袋で包み、温度変化を最小限にとどめることにより鮮度保持効果は増大します。

   デコポン dekopon
  へた部分に独特の隆起(デコ)があり、見た目とネーミングがぴったり。数ある柑橘類の中で、今最も急速に増産している品目がデコポンです。高い糖度で香りも良く、種もほとんどなし。皮が薄くて手で簡単にむけるのも長所。中袋の皮も(じょうのうと言います)非常に薄く、そのまま食べられます。
 デコポンは、昭和47年に農林水産省久留米果樹試験場で、清見とポンカンをかけあわせて育成されたのが最初です。シーズンは12月〜4月。そのうち、ハウス栽培は12月〜2月、露地で3月〜4月が出回り期となります。
 デコポンの糖質はショ糖が過半数を占め、果糖とブドウ糖が含まれています。酸の主体はクエン酸。果肉にはカリウム、マグネシウム、カルシウムが多く、ビタミンではC、A、B1が豊富に含まれています。 食物繊維の宝庫です。美肌、便秘に効果があると同時に、大腸ガン予防・肥満防止・コレステロール低下等、健康面でも文句なしです。デコのないものは「デコポンらしくない!」と敬遠されがち、でも中身は同じ。また、果皮がしおれやすい性質がありますが、甘さ・おいしさには関係ありません。

   ル・レクチェ  (Le Lectier)
  梨は、バラ科ナシ族の落葉高木です。日本ナシのほかに、中国ナシと西洋ナシが有ります。ル・レクチェは、フランスで育成された品種で、明治36年に日本に導入されました。
形は果梗部が細くなるひょうたん型で、果皮は淡緑色。可食期には果皮が黄色に変わり、果汁が少なく粘質になります。生産量は少ないですが、食味の良い品種として高い評価を得ています。『幻の洋梨』 とも言われております。
 ル・レクチェ には、カリウムや食物繊維、水分を比較的多く含んでいます。利尿効果があるほか、むくみを取り除く効果も期待できます。高血圧や便秘の予防、疲労回復、解熱作用、二日酔いにも有効です。喉の渇きや痛みの緩和作用が有るため、糖尿病におすすめフルーツです。
 この ル・レクチェ も、果肉が硬いままでは本来の甘さと香りはでません。追熟が必要です。常温で保管し、果実上部(軸付き部)を軽くタッチしてやや柔らかく感じた頃が食べ頃です。1〜2時間冷蔵庫で冷やしてから、なるべくお早めにお召し上がり下さいませ。

   能登・志賀産ころ柿  (dry Persimmon)
  ころ柿は干し柿の一種で、石川県では能登を代表する特産品として有名です。
能登半島の中ほどに位置する、石川県志賀(しか)町の特産。志賀町は西に日本海・東に眉丈山麓の丘陵が広がる地です。山里に散在する集落の家々に橙色の柿の実が吊るされる光景は、静寂な秋の山里風景とマッチし、能登の風物詩として心を和ませてくれるものです。
 能登のころ柿は渋柿を使用して作られています。95%を占めているのが最勝(さいしょう)という品種です。その他平核無(ひらたねなし)、日本(にっぽん)という品種もごくわずかに使われています。ほのかな甘みと独特の風味、美しいアメ色が特徴。お茶うけのお菓子として食べると最高です。
 栄養価は、柿に含まれるビタミン類は干し柿になっても健在。また、干し柿にすると水分が抜け、食物繊維の含有率が際立つことになります。食物繊維は整腸作用に優れ、腸のバランスを整えてくれます。また、コレステロールを吸収して一緒に排出してくれます。ころ柿の表面に付く白い粉は乾燥によって糖分が飽和状態となり、表面に結晶化したものです。その成分は果糖とブドウ糖です。

    ぽんかん  (ponkan)
  歴史   インドのスンタラ地方原産。ここから唐の時代の中国に伝わり、18世紀には台湾にまで広まりました。日本には1896年(明治29年)、台湾総督の樺山資紀大将が苗木を鹿児島に送って移植したのが最初の導入と考えられています。ポンカンの"ポン"は原産地インド・スンタラ地方の都市ポーナ(Poona)からとったようです。"カン"は柑橘の"柑"です。このポンカンは、子供にあたる"デコポン"に引き継がれました。
  産地   ポンカンが栽培できるのは温暖で排水の良い地域に限られます。従って産地は九州・四国地方の温暖地帯に集中しています。特に生産が盛んなのは鹿児島県と愛媛県であり、熊本・高知・大分がその後に続きます。アジア諸国でも栽培されており、台湾産などが輸入され、日本の市場に出回っています。
  出回り期・見分け方  出回り期は12月から3月にかけてになります。ピークは1月・2月です。表面がダイダイ色が濃く、ポンカンを触ってみるとぶかぶかした感じがします。これは、実と皮の間に少しすきまがあるためで、手で簡単にむくことができます。じょうのう(中の小袋)はむかずに、そのまま食べるのがお勧め。持ってみて重量感のあるものを選んでください。表面が少々しなびた感じになっていても問題はありません。
  保存方法・栄養価   暖房の効いた部屋に長期間置いておくと味がぼけてきますので、日の当たらない涼しい場所に置いてください。栄養価は、ビタミンCは100g中40mgで、みかんよりも若干多く含まれる健康フルーツです。クエン酸は疲労回復にとても効果があります。
  品種 ●太田ポンカン・・・静岡県清水市庵原町原産。太田敏雄氏が「庵原ポンカン」の枝変わりとして発見したものを昭和58年に清水市農業協同組合が品種登録しました。ポンカンの品種中、最もはやい出回りであり、年内の販売が可能です。1個平均は150g前後で果皮はなめらかで薄く、種も少ないのが特徴。
     ●今津ポンカン・・・愛媛県北宇和郡吉田町原産。当地の今津伊勢夫園で注目され、昭和48年に愛媛県立果樹試験場が品種登録しました。1個平均150〜200g程度で果皮はやや粗いが糖度が高く、大玉が取れることが特徴。1月下旬から2月いっぱいを中心に出回ります。
     ●吉田ポンカン・・・鹿児島県垂水市原産。1929年(昭和4年)に鹿児島県垂水市出身の吉田静吾氏が、台湾の優れた品種の穂木を同市の町田静介氏に送り、それを繁殖させた品種です。1個平均150g〜200g程度。皮に締まりがあるがむきやすい品種で、1月をピークに流通します。
     ●森田ポンカン・・・高知県須崎市浦ノ内原産。1955年(昭和30年)頃に高知県須崎市浦ノ内の森田可笑氏が、園内の枝変わり種を発見し、昭和56年に登録しました。1個平均100〜150g程度で、みかんによく似た外観です。表面は粗めで色が濃く、ポンカンの中では酸味が強いのが特徴。味は非常に濃厚で、貯蔵性に富んだ品種です。

  甘 平 (かんぺい)
  甘平(かんぺい)は愛媛県の果樹試験場で誕生し、2007年に品種登録されたばかりの出来立てホヤホヤの新品種。「不知火(デコポン)」に「西の香」を交配して生まれました。外見が若干平べったく、濃厚な甘さを誇ることから、「甘平」と名付けられました。品種登録されたばかりとは言っても、初めに交配されたのは1991年(平成3年)、それから10年以上の歳月を掛けて選抜・育成を重ね、ようやく皆さんの元へお届けできるようになりました。
 「甘平」の特徴は、なんといってもその糖度の高さと皮の薄さ。薄い外皮の中に、はちきれんばかりのあま〜い果肉がギッシリ詰っています。種がほとんど無いのも、最近の新品種の柑橘の特徴。でも、その「皮の薄さ」のため、育てるのも本当に大変だと、生産者も言ってます。

   りんご 「秋映あきばえ
 1993年に長野県で登録された「千秋」と「つがる」の交配種で、果形は円形中玉です。
果肉は黄白色でやや硬め、香りが強く、甘みと酸味のバランスがよく、果汁がたっぷりの美味しいリンゴです。
秋映えは着色が非常に良好な品種で、完熟するとチョコレートほどの赤茶色になります。

   温室水晶文旦
高知より文旦の最高級品種「水晶文旦」が入ってきていました。昭和27年ごろ、土佐文旦と晩生柑のかけ合わせによって高知県室戸市吉良川町の戸梶清氏が育成した品種で、昭和33年に田中長三郎博士によって「水晶文旦」と命名されました。果肉は“水晶”のようにキラキラと輝くような光沢をもっています。
 大きさは土佐文旦と同程度ですが、皮が薄く、種子が少ないのが特徴です。文旦の中の最高級品と位置付けられています。土佐の特産品であり贈答用には最適です。9月下旬から12月中旬までの出回りです。文旦に高血圧を抑える効用があることは昔から有名でした。現代の研究によって、それはナリンギンという物質の働きであることがわかってきました。ナリンギンは苦味成分で、ビタミンPの一種です。これがビタミンCと協力し、血液をサラサラにして血管を強くする効果をもたらします。

   石川産りんご 「秋星」
 石川県農業総合研究センターが、「ふじ」の自然交雑実生の中から選抜し育成した新品種「秋星」が、平成17年、品種登録がなされました。りんごが熟する「秋」に「星」のように光り輝くように、また、郷土が産んだ文豪「徳田秋声」 にもちなんで名付けられました。
 秋星の品種特性は、10月上旬から収穫できる中生品種で、色づきが良く、果皮色は濃く紅色。「ふじ」と同程度の大玉で外観も良好(やや円錐形)。食味は、甘みと酸味のバランスが良好。  
 1日1個のりんごは医者を遠ざける」という諺があるように、りんごは人間の体にとって大変よい効果があると昔から
言われています。さらに最近、続々と新しい効用が発見され、以前にも増して注目度が高まっています。毎日1個食べる
ようにつとめましょう。食物繊維ペクチン・カリウム・リンゴ酸・ポリフェノールのパワーです。
●動脈硬化・心臓病・脳卒中予防食物繊維ペクチンが人体の余分なコレステロールを体外へ排出するのを手助けしてくれます。
●糖尿病予防また、ペクチンは血糖値の上昇をおさえる働きもあるため、糖尿病予防にもなります。
●大腸癌予防さらに、ペクチンは腸内の発癌性物質を吸着して体外に排出します。また、ビフィズス菌を増加させ、癌への抵抗力を高める効果も発揮します。
●整腸作用りんごは天然の整腸剤でもあります。ペクチンは、解毒効果が高く、下痢・便秘にも効果があります。すりおろして食べると胃腸の負担を軽くします。赤ちゃんの離乳食にもお勧めです。
●高血圧予防血管内の老廃物を取り除く働きをし、若々しい血管を保ちます。体内のナトリウムを排出することで血圧を下げます。これはカリウムの効果です。
●胃腸の整酸性胃酸が少ない時には胃酸を増やし、逆に胃酸が多い時には胃酸を中和する働きがあります。
●貧血予防果汁には貧血回復作用があります。これは胃液の分泌を高めることで鉄分の吸収を高めてくれることによります。また、りんご酸をはじめとする有機酸も貧血の予防に効果があります。
●疲労回復りんごを食べると体内でクエン酸サイクルが始まり、疲れた身体をリフレッシュさせる効果があります。
●最近発見された事実で、りんごは豊富にポリフェノールを含んでおり、抗酸化作用に非常に効果的な果実であることがわかりました。
りんごに含まれるのはポリフェノールの中のカテキン類「エピカテキン」と呼ばれるもの。活性酸素を排除し、癌、心筋梗塞、動脈硬化を予防するのに力を発揮します。このポリフェノールは実よりも果皮に多く含まれているので、皮ごと食べると一層効果的であるといえます。
●りんごはカロリー過多の心配がなく、1個食べるとかなりの満腹感を得られますのでダイエットに絶大の威力を発揮します。

  苺 strawberry
  原産地は、北アメリカ東部と南アメリカ南西部で、南アメリカには大きな実をつける野生種があって、インディオ達が栽培していたと言うことです。 いちごは、食品の分類上 "果実" ですが、農学・栽培学上、果実ではなく"野菜"に分類されます。そう、トゲのあるバラの仲間です。
 ・いちごに抗酸化作用!!  いちごは体の酸化防止作用が強い、という研究結果が、米国(農務省)で報告されました。人間の体内では酸化が起こりこの酸化が、ガンなどの成人病の原因であることが分かってきました。
 ・いちごで虫歯予防!?   いちごに、虫歯を防ぐ効果のあるキシリトールが含まれているって知ってますか?あるテレビ番組で歯医者さんが言っていました。食後にいちごを食べると良いようです。
 ・いちごの栄養!!     いちごはビタミンCが豊富で100g当り80mgと、みかん、グレープフルーツと比べるとビタミンCは約2倍以上含みます。また、胎児の体や脳の発達を促すと言われる葉酸は、なんと6倍も含みます。
   とちおとめ
プロフィール:栃木県を中心に広域で栽培されています。品種登録は1996年11月。1990年、「久留米49号」と「栃の峰」を交配し、栃木県で育成された品種です。果形は円錐形、果色は鮮かな赤色。果皮の光沢もよい。「女峰」より糖度は高く酸度が低いので食味がよい。ほどよい酸味がありふっくらとした丸みのある形と濃厚な赤の小粒はケーキの真っ白な生クリームとベストマッチ。





   宮崎産 金柑たまたま 

 『たまたま』は、東国原宮崎県知事のお薦めする完熟金柑です。甘く美味しい!!柑橘類では小さいほうの果実で、中国が原産地です。
 果皮にはビタミンC が70rと多く(果肉では 30r)、またカロチンも含まれていて、そのため風邪の予防に良いとされています。
さらに、カルシウムが果皮に130r(果肉では75r)となまの果物の中では最も多く含まれています。生食で皮ごと食べることをお薦め致します。また、甘煮(やわらかくゆで、砂糖、みりん、水を加えて甘く煮詰める)、氷砂糖と一緒に煎じた物は、古くから咳止めに良いとされています。
 中に、はちきれんばかりのあま〜い果肉がギッシリ詰っています。種がほとんど無いのも、最近の新品種の柑橘の特徴。でも、その「皮の薄さ」のため、育てるのも本当に大変だと、生産者も言ってます。

   びわ 

 びわの原産地は、中国と日本南部。中国では古くから食用とされ、日本でも各地に小さなものが自生し、食べられてきたと考えられています。
 びわは、バラ科の常緑中高木で、葉は長楕円形。冬に白色の花を開きます。びわには、4個〜7個の大粒の種が入っています。従って「種ばかりで、食べる部分が少ない」と思われがちですが、実は、果皮が薄いので、割合からいうと70%が可食部。この数字はバナナや中晩柑類よりも多いのです。
 果肉には、カロテンやビタミンB群、りんご酸、クエン酸が含まれ、風邪の予防、皮膚や髪の毛の健康、高血圧予防などに効果的です。また、葉や種子は、古くから民間療法として重宝されてきました。
・葉を刻んで日干しにし、煎じた汁を飲むと下痢止めによいとされています。
・煎じ汁を薄めうがいをすると、セキやのどの炎症に効果があります。
・葉を袋に入れて入浴剤にすると、あせもや皮膚炎の改善に役立ちます。
金沢では7月1日の「氷室の日」に、びわかあんずを娘の嫁入り先に届けます。

    宮崎産 完熟マンゴー 

  宮崎完熟マンゴーは、アーウィン種という、マンゴーの中でも一番人気の品種を、手間隙をかけて丁寧に育てた最高峰のマンゴーです。「完熟」の名にふさわしく、樹になっているマンゴーに靴下状のネットをかけ、完全に熟させて、自然にネットの中にポトリと落ちたものをだけを収穫します。
 その他にも、土づくりや温度・湿度管理、均一で十分な日照を得るために枝に工夫をして、宮崎独自の栽培方法で、一つひとつ大切に育てられます。その果実は、甘い香りと、果汁でたっぷり! 濃厚で口の中でとろけるような官能的な食感、品質、味ともにこの上ない、まさに日本最高峰、究極のマンゴーが宮崎完熟マンゴーです。
 インドの北部からマレー半島一帯が発祥の地であろうと考えられています。その栽培の歴史は4000年以上の長きにわたっているようです。現在日本へは、フィリピン産が一年中輸入されています。メキシコ産は、3〜9月がシーズン。他に、オーストラリア産、タイ産、台湾産、アメリカ産、ブラジル産が輸入されています。沖縄産や宮崎産の完熟は、3月〜7月にかけて出回ります。
 マンゴーは、ビタミンAの含有量が果物ではトップクラス。また、ビタミンC、ビタミンB1、カリウム、葉酸、食物繊維なども豊富なフルーツです。
 マンゴーは、風邪の予防や肌荒れの防止に効果的で、高血圧などの成人病予防にも有効。また、クエン酸やリンゴ酸が腸を刺激し、熟度によって保存方法が違います。まだ青目が残っているうちは、常温で追熟させてください。追熟によって色付いてきますから、まだ青いうちは食べずに待って、全体に色が回って香りが強くなったら食べるようにします。熟して食べごろのものは、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

   山形産佐藤錦さくらんぼ 
 さくらんぼの歴史は古く、有史以前から食されていたと考えられています。原産地はアジア西部です。黒海沿岸からヨーロッパへと伝播し、17世紀にはアメリカ大陸に渡りました。日本には、明治元年、ドイツ人のガルトネルが北海道に六本のさくらんぼを植え、その後北海道開拓使がアメリカからセイヨウミザクラの苗木を輸入し、これが北海道や東北地方に広まり、各地で独自の改良が施されるようになりました。
 佐藤錦の故郷・東根市は、最上川の支流である乱川(みだれがわ)の扇状地に位置する。水はけが良過ぎて水田に向かず、昔から畑地として利用されていた。明治の初め、内務省が西洋果樹の苗木を配布。サクランボも含まれていたが、収穫期が梅雨と重なるせいで実が割れてしまう。その上日持ちもしないとあって、生産量は伸びなかった。新しい品種を作れないかーーそう考えたのが、佐藤栄助翁。果肉が固くて酸味のある「ナポレオン」と、甘いが保存の難しい「黄玉(きだま)」に着目。交配によりできた実を発芽させて苗木を作り、そのなかで良いものを移植して育成した。大正11(1922)年、初結実をみる。さらに選別を重ね、2年後、ついに最も優れた1本、すなわち原木の育成に成功。本格的に取り組んでから、15年余りの歳月が過ぎていた。新品種「佐藤錦」は、育成者「佐藤栄助翁」の名前と、砂糖のように甘いことに由来しています。
 さくらんぼに含まれる栄養素は、糖質、ビタミンA、ビタミンC、リン、カルシウム、カリウム、鉄分などがありますが、中でも鉄分の含有量が優秀ですので、貧血防止に効果的です。また、カリウムも豊富で、高血圧の予防になります。その他、疲れ目の回復、美肌維持、利尿作用や消炎作用にも良いです。さらに、サクランボにはソルビトールが含まれ、便のpH値を下げ、便の量を増やす効果があるので、便秘解消が期待できます。


    白 桃 
  中国原産のバラ科に属する果樹。BC400〜250年に薬用、食用、花卉として栽培されていた果実で、孔子の著書にもでてきます。
日本には、弥生時代に伝来したといわれ、弥生式土器の遺跡から種子が発見されています。
  品種は、明治初期に中国から導入された水蜜桃をもとに育てられた白桃種の系統を引くものが殆ど。また果皮にうぶ毛のないネクタリン(黄桃)も桃の仲間。
  桃は、ショ糖、果糖、ブドウ糖、ソルビトールなどの糖と、リンゴ酸、クエン酸などの酸、アスパラ酸を主体とする遊離アミノ酸、渋み成分のクロロゲン酸、カテキン、ロイコアントシアンなどのポリフェノール、ビタミン類がバランスよく含まれているのです。そのため、消化吸収は良く、病気お見舞いには最適です。最近では、糖尿病や高脂血症の予防効果が高いことも確認されています。また、桃の種は漢方で「桃仁(とうにん)」と呼ばれ、血液の循環を良くするといわれています

   石川県産赤系ぶどう ルビーロマン 
 
 「ルビーロマン」は、平成7年「藤稔」の種400粒を播種。石川県が11年の歳月をかけて育成し、平成19(2007)年に種苗登録されたばかりのブドウの新品種。国内では珍しい赤色の大粒ブドウで、その名の通りルビーのように真っ赤に色づきます。
 「ルビーロマン」は、大粒ぶどうの代表品種である「巨峰」の約2倍の粒に成長する国内品種最大級の粒の大きさが自慢です。
 また、甘味は巨峰並に高く(糖度約20度)で、酸味が少なく食味は良好です。しかも、果汁が豊富で、果肉の皮離れが良く、とても食べやすい特徴をもっています。

 平成20年から市場に登場しました。
2年目。平成21年7月14日、ハウス栽培による出荷で競りが行われ、1房 21万円で競り落されました。その後9月になって、最上級等級の『プレミアム』が1房だけ出荷され 1房 25万円で競り落されました。

    石川県産 加賀梨 
 
 梨は、ヨーロッパ、アジア両大陸、その間の島、北アフリカ、イラン、ヒマラヤに分布し、栽培については中国では5世紀の頃に17品種に及んでいて代表品種は鴨梨(ヤーリー)、慈梨(ツーリー)です。又日本の栽培についても「日本書紀」持統天皇の頃にすでに記録されています。
 石川県産の加賀梨「三水(新水、幸水、豊水)」は、8月10日ごろより約2ヶ月間に渡って潤沢に供給されます。金沢の梨作りについては、現在崎浦地区(舘山、舘、錦町、大桑町)、浅川地区で盛んですが、お隣の白山市・加賀市・津幡町でも生産が盛んです。三水のほか、南水・あきづき・新高などの品種が栽培されています。
 栄養価は、梨は90%が水分でアスパラギン酸を含んでいるので、疲労回復にも効果的です。又、その他の成分については、カリウムは高血圧に良く、塩分を体外に出す働きがあります。消化酵素のプロテアーゼはタンパク質の消化を助けたり、肉を柔らかくするので食後のデザートにぴったりです。解熱・口渇きやのどの痛みの緩和によく、利尿作用があるので二日酔いにも有効です。また最近の研究で、ソルビトールの含有量が多く、便通を良くし、血糖値を抑えて糖尿病予防に効果的であることがわかってきました。さらに、食物繊維のリグニンが発がん性物質を吸着し、大腸がん等を予防することも判明しました。

    無花果いちじく)
 クワ科のイチジク属に属する亜熱帯性の落葉果樹です。現在、世界の主要産地はポルトガル・イタリア・トルコ・スペインなど地中海沿岸とその近隣の諸国、及びアメリカの西部沿岸地域などです。これらの諸国では果実は主に乾果として生産され、正果としての利用は少ない。 
 イチジクの品種は数百あり、欧米より導入されました。これらの中から「桝井ドーフィン」と「蓬莱柿(ほうらいし)」の2種が、実の大きさ・収穫性・日持ちの良さで他よりも優れ、日本の主要品種として広まりました。
  @桝井(ますい)ドーフィン
現在日本で栽培されているイチジクの8割を占めます。明治42年に広島県の種苗業者、桝井光次郎氏がカリフォルニア州から導入しました。当初はドーフィンの名で販売されましたが、秋果が着き、また夏果の果形もドーフィンと異なることが判明したので、桝井氏の名前をつけて「桝井ドーフィン」と呼ばれるようになりました。この「桝井ドーフィン」は大粒で採集期間が長く、成熟しても裂果が少なく輸送に耐えることから、営利栽培が進み、今日市場に出荷されるイチジクの大部分を占め、千葉・愛知・奈良・大阪・兵庫・石川でも増植されました。
  A蓬莱柿(ほうらいし)
ポルトガル人によって寛永年間に伝えられ、それが今日の在来種となっています。日本種・唐柿とも呼ばれ、耐寒性があるため東北地方でも植栽されています。桝井ドーフィンに次いで約2割をこの種が占めています。
  B角田(かどた)
石川県でも少量しか栽培されていない貴重品。青い色で大変甘いイチジク。そのほとんどは料理店やお菓子屋に納品され、一般の店頭に並ぶことはあまりありません。
 
 近年の健康ブームによって大きく見直された、栄養豊富なヘルシーフルーツです。カルシウム・鉄分などのミネラルが多く、美容・健康に良いアルカリ性食品です。フィシンというタンパク質分解酵素を含み、肉料理などの後に食べると胃の負担を軽くします。また、ペクチンという食物繊維が豊富で、整腸効果があるため、便秘によく効きます。赤い粒々、かすかな酸味と上品な甘さが特徴的です。
 茎や葉を切ると出てくる白い乳液はイボの患部に塗ると良いとされてきました。また、母乳の出を良くするとも言われております。