平和な我が街に大事件発生!?

平成18年1月15日(日)の夕方に事件は起こりました。
買い物に出掛け、帰宅した18:00頃、家の隣の駐車場に見慣れぬ車が1台。
車内にはこれまた見掛けた事もない怪しげな男が2人、何やら話し込んでいる様子。
昔ながらの下町である我が町内は、知らない人がうろつくとやたらと目立つ。
何となく嫌な予感がするも、とりあえず家の中へ。
20分後、窓から様子をみると、まだ話し込んでいる。やっぱり怪しい(^_^;) 
とりあえずナンバーチェック 70-○0 HONDA today 色は紺または黒。
さらに10分後、外の様子を伺うも、やはり話し込んだままである。
探偵?それとも刑事の張込み?もう少し様子をみてから、何をしているのか聞こうと思った矢先、
不自然なクラクションの音が数回に渡り鳴り響く。
思わず家の窓から「人の家の前でうるせ~ぞ!こら~」と怒鳴り散らしてしまった直後でした。
「助けてくれ~~~~」と男の声が数回。そして車内で揉みあっているのが見える。
なんだ?おっさん同士の喧嘩か?と思いながらも「お前ら、人の家の前で何しとるんじゃ~」と
またまた怒鳴り散らしながら、とりあえず現場へ向かってみる。(玄関から5m程先ですが・・・・)
車のそばに行くと、助手席の男が降りてきた。
男は落ち着いた様子で、車の後ろに回り、トランクを開けて何かを探している。
何????このおっさん???と思った直後、車は急発進!
助手席の男はそのまま車に引きずられるように約5m先にヘッドスライディング。
そのままうつ伏せに倒れこむ。「大丈夫か?」と声を掛けた瞬間、手にキラリと光る物が・・・・
なんと男の手には文化包丁がしっかりと握られているではないか(^_^;) これはヤバい・・・・・
5歩くらい後ずさりしつつ、いつでも逃げられる体勢をとりながら「こら、包丁置け」と言ってみた。
男は「あっ」と言いながら包丁を離す。その瞬間、我家の隣に住む米山さんが素早く取り上げる。
米山さんはすごい人だ。持ち手ではなく、刃の方を持ちながらおれに向かって一言。
「指紋のついている方は触ってないぞ!」恐るべし米山さん。一体あなたは何者??????
その間に我が家を含め、3軒の家が同時に110番&119番(^_^;)
この時点では、この男が被害者なのか、加害者なのか全くわからず不安であった。
(後でわかりましたが、彼は被害者でした。事件の詳細はページの一番下へ)

そこで男に問いかけてみた。
以下は助手席の男との会話です。
おれ 「怪我は?」
男  「大丈夫です」
おれ 「なんで包丁持っとるん?」
男 「仕事上のトラブルで・・・・」
おれ 「どっちの包丁なん?」
男 「相手が斬りかかってきたので、必死で抵抗して奪った」
おれ 「キレてる?」
小力「キレてないっすよ。おれキレさせたら大したもんっすよ」 

そのまま男が帰ろうとするので、「とりあえず救急車を呼んだので待って」と引き止める。
すぐに救急隊が駆けつけるも、幸いにして怪我はなかったようです。
ほどなく警察も駆けつけるが、ただの駐車トラブルかと思ったらしく、
来たのは近くの交番のおまわりさんでした。しかし包丁を見て事件性あり?と見たのか
すぐに刑事さんらしき人が何人かきましたが、状況を聞いただけですぐに引き上げて行きました.。
殺人未遂の大事件か?と思ったが、意外とあっさり帰ったので大した事件ではなかったようです。

ところが、翌朝7時から我家に取材陣が殺到!
いつもは8時まで家にいるのですが、その日だけは早めに家を出たのでインタビュー受けられず

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