魚釣りをする少年は幸せだ 海の陽を浴びて生きている そう 生きようとして待ち続けている いくつもの流れ落ちる悲しみや 漂う嘘を まのあたりにしようとも たったひとつの 嬉しさに抱かれたいと くすぐるように 君の罪は僕の罪だと 囁かれようとも・・・ 少年の眼は夕日に染まる 海の色により その一日が救われる