NOTO 能登・人に知られぬ日本の辺境
●パーシヴァル・ローエル 宮崎正明訳 ●定価 3,500円 ⇒ 1,750円 売り切れ ●天文学者として知られるローエルは熱心な日本研究家でもあった。明治中期、 能登半島の奇妙な形に魅せられて来日、上野から能登半島へと向かう。当時の日本を活写する傑作旅行記。自身が撮影した貴重な写真も初収録。 第17回日本翻訳文化賞受賞。
坪内祐三が、雑誌『旅』の取材で能登ヘ来るに際し、神田の書肆アクセスで入手し、ちゃんと読んでからやって来た、というのがローエルのこの『NOTO』。(『三茶日記』参照) 書肆アクセスに行かずともここで入手できます。是非ご一読ください。
●カレル・チャペック 栗栖 継訳 ●本体 2,718円 ⇒ 1,359円 ●「ロボット」の造語でチャペックの名を一躍高らしめた傑作戯曲「R.U.R」、 絶対平和主義を描く「白疫病」 (本邦初訳)の2作に、関連エッセイを併せて収録。
●ジョナサン・クレーリー 遠藤 知己訳 ●本体 3,200円 売り切れ ●19世紀前半、西欧では視覚文化の根本的変容が生じた。さまざまな視覚器具、絵画、人間諸科学の分析を通じて、近代的「観察者」の誕生の諸相を明らかにする視覚文化論の記念碑的名著、待望の邦訳刊行。
●ローレンス・バーキン 太田 省一訳 ●本体 2,800円 ⇒ 1,400円 ●「性科学」は19世紀後半、生産中心の経済から消費経済への移行のなかで、突然、熱病のように台頭した。広範な社会的歴史的文脈のなかで、性の問題をときあかそうと試みた力作。